モズの眼

動かなくなった「心とからだ」の復活の記録

BRM629群馬200キロ DNF病院送り!

2013-06-30 | スケート、自転車その他スポーツ

6月29日はAJ群馬主催のブルべ200キロでした。

コースは高崎~倉渕~長野原~野反湖~暮坂峠~奥四万湖~高崎

結構ハードなコースです。

 

事件はPC1手前の比較的交通量の少ない、いわゆる裏道でおこりました。

道路左側に新築工事現場がありました。忙しそうに職人さんが立ち働いている様子。

我々がその傍らを通過しようとしている正にその時、職人さんの一人が足場用の厚板をスッと道路に突きだしたのです。

危ない! と声を出してみたものの余りにも急だったため激突してしまいました。

私は路面にたたきつけられ、同行のMさんも巻き込まれて転倒。

しばし呆然自失でしたが、打撲と擦過傷だけで済んだようです。

上の写真はMさんの傷です。私は右肩、右大転子、両臀部、左ゆび等に打撲と擦過傷を負いました。

頭はヘルメットのおかげで大丈夫でした(もっとも最初から調子がわるいという声も・・・)

自転車はとみるとダメージはあるものの自走は可能です。

そのまま継続しようと思いましたが、加害者側が医者に行こうということで、開業医~原町日赤病院で治療と検査をうけました。

この時点でDNFの連絡を戸所代表にいれました。毎回お騒がせな二人組と思われたかな?

検査をして、大丈夫だとの医師の言葉に力づけられたのですが、こうなると心配なのは自転車です・・・・

現場に帰って自転車を点検。自転車の方も軽傷ですが、各所に擦過傷が・・・・・自転車は帰宅してから入院させます。

加害者側とは後日経費を精算すると約束してとりあえずPC1へ。

Mさんと昼食を食べながら今後の相談をしました。

結論、野反湖をカットして暮坂峠を越えて帰ろうと言うことになりました。

通過チェックの道の駅。花マメソフトを食して、まったく意味のなくなったスタンプをブルべカードに押しましたよ!

ブルべコースに復したわけですから、他の参加者と話などしながら楽しいブルべ気分を味わいました。

二人とも妙にハイだったと思います。

 

大好きな暮坂峠です。時間に追われることがなくなったので楽しいサイクリングです。

奥四万湖手前で強い雨に降られました。そのためPC3はカットして渋川~高崎を目指します。

7時ころゴールに着き、戸所代表に事故を報告。ご心配かけましたm(_ _)m

スタッフの皆さんと談笑して帰ったのですが、先日の下見で一緒になったスタッフ女性が、私の家の近くに住んでいると聞いてびっくり。

いい勉強になったブルべでした。

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BRM629AJ群馬200キロについて

2013-06-24 | スケート、自転車その他スポーツ

前の記事にBRM629の事を書きましたが、誤解がありました。

自分はPC2が野反湖畔(今回のブルべのほぼピーク)であると勘違いしておりました。

野反湖畔は折り返し点。そこから下りかえして六合村の道の駅がPC2でありました。

しかも通過チェック!

ありがたや、ありがたや。戸所代表優しいねm(_ _)m

PC2が仮に野反湖畔だとすると、前半は登り基調なので時間に追われながらヒルクライムすることになります。

特に六合村から野反湖への登りはなかなかのもの・・・・

下手するとタイムアウトかと恐れをなしておりましたが、これでなんとかなりそうです。

PCの設定いかんでブルべの性格がガラッと変わってしまうのですね。勉強になりました。

と今頃キューシートとコマ図を見ている自分にあきれ!

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BRM629AJ群馬ブルべ下見

2013-06-22 | スケート、自転車その他スポーツ

今日は時間がとれたのでBRM629の下見に行ってきました。

200キロだから、となめていたわけではありませんが、色々調べてみると大変そうなコースです。

以前問題となった八ッ場ダム予定地を通ります。

向こうに見えるのはTVで放送されていた橋ではありません。

新しい橋です。いったい幾つ橋をかけるのか?

強酸性の水、中和されていますがこの色です。これを飲むのですか、と言いたい。

JR吾妻線の新しい鉄橋と高架です。何故かコンクリートがふんだんに使われています。

芸術作品? これをみると今は無き(?)民主党の「コンクリートから人へ」は理念としては正しいと思わざるを得ません。

しかし彼らの方法は間違っていたのでしょう。自民党は・・・・・

もう少しで橋がつながります。めでたしめでたし。

六合村の道の駅でもつ煮を食す。出てくるのが超早かった。

思わぬ暑さでやられました。木陰は涼しい。

食事の後、六合村の診療所あたりまで行ったところ雨に降られました。

そのため退却。帰りも道の駅で雨宿り。

その際、AJ群馬のスタッフの女性と行き会いました。

話を聞くとコマ図チェックがてら試走だそうです。チェックが済めば日曜日にも公開されるようです。

AJ群馬の皆様、いつもありがとうございますm(_ _)m

私は雨具を持っていなかったため、暮坂峠を越える彼女と別れて帰路につきました。

いやはやキツイコースです。最大の難関を上った先がPC2になっており、時間稼ぎができません(泣)

PC2は通過チェックだけにしてくだせぇ、お願ぇいたしやす、お代官様m(_ _)m

しかし、今日の雨雲は小さかったようで西から東に流れて行ってしまいました。

少し降られたものの、雨雲に再び追いつくことはできませんでした。117キロ。

そして夏空!

1976年!生まれてなかったな(嘘)

 

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キイチゴを食べに

2013-06-16 | 自然その他

今日は山に行ってキイチゴを食べてきました。

正式にはモミジイチゴと言うらしいですが、私たちはグミとよんでいました。

今頃になると食べたくなるのです。

自分にとっては甘い懐かしい味。

年に一回ですが忘れないようにしています。

ところで、自分いとって「年に一回」がいくつあるでしょうか。年に一回が後何回味わえるのか・・・・・

そろそろ鮎もいいなと思う今日この頃です(ヨダレ)

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BRM608AJ群馬400キロ③

2013-06-11 | スケート、自転車その他スポーツ

渋峠を越え猛烈な睡魔に襲われた件はすでに書きました。

その後は仮眠をとり安全第一のサイクリングに変更し、ずいぶんタイムオーバーしてゴールしたのです。

それまでの顛末は次ような感じです。

 

最終PC、セブンイレブン信州山之内店駐車場で短時間仮眠をとりました。

気温も程よく、熟睡でき、このブルべは眠さと無縁であると確信しておりました。

満天の星を眺めると、昔の人も夜露に濡れながら旅をしたのかと少し感傷的にもなります。

     

     いにしえの歌詠み人の辿りたる  道をゆくとき我も旅人

 

コンビニエンスストアーから国道へ出るまでが結構な急傾斜。一汗かきます。

実は渋峠までの間で一番急だそうです。

何とか難所もクリアしましたが、夜も白み始めた中、気が遠くなりそうなくらい延々と登りが続きます。

 

     蟻地獄這い上がるごと我が歩み 賽の河原の石積みをおもう

 

徐々に漕げなくなって・・・・初めて押しました。止まって休むより少しでも距離を稼ごうと。

志賀草津道路前半区間にはオートバイの群れが爆音をまきちらしながらひっきりなしに行き来していました。

ちっとも進まないあせりと疲労から彼らを呪ったことを白状しましょう。

 

     爆音をぶつけつつ行くライダーよ 汝の辞書に静寂なしか

 

後半区間に差し掛かるとホテルなどがあるため、さすがに彼らも遠慮している様子で上がってきません。

再び静寂の中、漕いで押して蟻のように進みました。

高度が上がると樹林もまばらになってきます。

所々の高い梢にカッコウが止まり自分の縄張りを高らかに宣言していました。

 

     カッコウの梢に止まり叫びたり われの国なり入るべからず

 

晴天の高原です。こんな爽快な景色の中で苦しんでいる自分がおかしくもあります。

終わらない登りはない、漕いでいればいつかは到達すると何回念じたか・・・・。

Mさんと他の参加者と三人で励まし合いながらようやく峠までたどり着きました。

 

     どこからと聞かれて返事に窮しつつ 山の彼方を振り返るなり

 

爽快な気分です。もうここで終わってもいいと正直おもいました。

この先、ゴールまで数十キロ下り基調がつづくので制限時間の帳尻があわせられるのですが、この行程で、ここ渋峠ほどゴールにふさわしい場所があるでしょうか。

 

さてゴール間近の平地では気温30度を超えていました。

しかし眠気はあるものの十分休んでいるためかあまり疲労は感じません。

気分が高揚しているためかもしれません。

ゴール地点には先行したMさんが待っていてくれました。

心配したMさんからもらった電話で、先に帰ってもらいたいと告げたのですが、一緒に走ったのだから待ちます、と譲りません。

ありがたいことです。

平地に下りてから、時間に追われることがなくなったので、何度か眠ってしまいました。

駅のベンチや、木陰、コンビニなどなど・・・・

Mさんが待っていてくれるとも思わず、申し訳ない気持ちです。

でもうれしいですね。

認定はされませんが400キロ走り切った気持ちは最高です。

 

     情けなさと 誇らしさとをない交ぜに  400キロを走りきりたり

 

もちろんMさんとは、かたい握手。

久しぶりのブルベにしてはコースがきつすぎました。

結果はDNF時間外完走でしたが、出場して本当に悔いはありません。

AJ群馬運営の皆様、同行の皆様ありがとうございました。

 

追記 良い出会いがありました。

仮眠をとって睡魔を抑え大津まで下りコンビニ休憩をした時に彼と出会いました。

井上君と言い、痩身、若武者という感じの少年です。

黄色いアルミバイクに乗って「安いのしか買えなくて」とはにかんでいました。

聞くと、ヒルクライムをやっている、榛名ヒルクライムではジュニアの部で三位に入ったとのことです。

しばしバイクやブルべの話をして別れました。

来年は高校受験であまり大会に出られないかもしれないそうです。

ロングライドしてこれから白根へ登るという・・・・

颯爽と登って行きました。もちろんファンになりましたよ。

 

      躊躇せぬことが若さと言うごとく   白根の山へ駆け上る君

 

彼の若さをうらやみながら、自分の為に・・・・・・

 

     道端で寝られる我に驚きぬ  少年の心いまだ失せず

 

 

コメント (4)
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