雲が立っていたのでbeetaと散歩にでた。
わくわくした。
雲は刻一刻と形を変え、ゴジラのように・・・・
「犬つれて雲を観にでる夜の秋」・・・・お粗末。
西上州の山間は蒟蒻の栽培が盛んである。
友人と御荷鉾山塊東面をポタリングしてきた。
安中市から乗り始め、まず小幡に。
小幡は織田氏が治めていた城下町。
当時の庭園を復元した、国名勝楽山園などを「塀の外から」見学し、目的地秋畑に向かう。
集合時、友人の「今日は秋畑に行きます」との説明に「結構な坂らしいですよ」と言うと・・・・。
友人は「大変だったら途中で引き返しましょう」と提案。もちろん皆大賛成。
で・・・・
暑さもあってバテバテだった。
秋畑を通り過ぎ、那須大橋少し上まで行き引き返すことにした。
このあたり、冒頭の写真のように、蒟蒻の栽培が盛んらしい。
山の斜面であるから耕作地はわずかばかり。
石垣を積み何とか耕地を作り出していた。
それにしてもご多分にもれず高齢化がすすんでいるのだろうな。
高齢者にとってここでの生活は大変だろうなと感慨にふける。
しかし暖かそうな雰囲気を持つ集落ではあった。
昨日は家族一緒にドライブへ。
自宅から二度上峠を経由して北軽井沢。こう書くと自転車のルートみたい。しみついているな・・・・
北軽から中軽井沢をへて軽井沢のアウトレットへ。
娘は買い物がしたかったようだが、私の目的はBeetaの外出。
初めて一日中車に乗っていた。もちろん途中で休憩し散歩、給水、排泄などなど。たぶんBeetaには負担になったろうな?
アウトレットでは、自分とBeetaは主に芝生の広場でのんびりくつろいでいた。
色々な犬たちと行き会って交流した。飼い主さんたちは皆犬をかわいがってるのが良くわかる。
アウトレットがこんなに楽しかったことは、私として初めてだ。
なんてつまらないところなんだと常々思っていたのだが、Beetaを連れてくると見方が変わってしまった。
ああ、楽しかった。
Beetaは口がきけないが、何となく楽しかったのではないかなと勝手に解釈している。
ピークから舗装路を飛ばして下ってゆくと、またしてもダート出現。路面状態は相変わらず砂利道に近い不安定なもの。
雨が激しくなってきたので上だけ雨具を着こむ。
この日、天候は比較的安定との予報だった。そのため雨具を持つかどうか迷ったのだ。
初めて訪れる林道。しかもエスケープルートが無いので取り合えず雨具は持った。正解だった。
雨具を着ると不思議なことに大方の不安が解消される。
熊の不安を除いてだが(笑)
ブレーキレバーを握る指が雨で滑る。
しばらくすると雨は弱まり日が出てきた。林道を下りきると白砂川を渡る。そして登り返しがまっていた。
大自然村付近の長い直線ダート。まだ舗装されていなかった。
事前に情報収集した際、「ここを走ってみたいな」と思っていた。
でも四万側からだと緩い登りなんだ。その上路面は雨でぬかっているし。
まったく面白くなかった。
そんなもんだよね。季節、天候、体調等々。条件によってコースの印象が全く違う。
何回も走ってみないとわからない。でもしばらくこのコースはご遠慮だ。
そしてやっと国道405号に出た。
さて野反湖往復! という気はとうに失せていた。
一週間ぶりに自転車に乗り、それがシクロ車だったのでちょっと絶望的な重さを感じて出発した。
一人のいいところは無理しないで済むことかな、ということで休みたい時に休むのだ。
2時間ほどで四万温泉到着。
バイパスを左折して林道起点
500m位は舗装路だったかな? 何か所か、熊注意の看板があり一抹の不安が・・・・
土砂崩れの跡が所々にあったが通行には支障なし。
汗だくになり、そして急傾斜と浮石にほとほと嫌気がさしてきたころ、先方からジムニーが下ってきた。
すれ違い時にドライバーにあいさつすると、なんと知り合いだった。こんな山奥でと、しばし旧交を温めた。
思えばそいつ、20年以上前に知り合ったが、その時もジムニーに乗っていたな。
途中水分補給、そしてボトルへ給水。
見慣れない木を発見した。ネットや図鑑で調べたが不明。どなたか教えてくだされm(_ _)m スイカの様な緑の縞、直径は15センチほどだろうか。葉の写メを撮り忘れた。
秋の花も咲いていた。一人だとのんびり鑑賞できる。
途中後ろからMTB人が追い付いてきた。がっちり路面を捉え、安定した走行にシクロとの違いを実感。四万から林道を往復するとのこと。
実は四万温泉と新治村の間、秋鹿林道というのがある。MTBの方、これを続けて走行(しかも往復)することもあるという。
万沢林道はピーク前後4キロ位が舗装路だった。舗装路になるといきなり車輪が空転しないありがたさを痛感した。いつもはこうなのだ!
また一人になって、熊とおぼしき糞をよけつつ走る。
降ってきた雨は不安を増幅させる。