ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダー鎧武 「第36話 兄弟の決着!斬月VS斬月・真!」

2014-07-06 10:58:08 | 仮面ライダーシリーズ
「やめろ光実!」
鎧武と斬月・真の対決の中、貴虎が現れる。光実は貴虎に怒りをぶつける。戒斗も駆けつけるが現れたレデュエによってバロンへの変身を阻止され、レデュエの一撃をくらう。レデュエと光実はその場を去る。

戒斗は紘汰に光実はオレ達の敵だと忠告する。

光実が貴虎の弟だと知ったビートライダーズ達は光実に騙されていたと怒りを露わにする。だが紘汰は光実は嘘をついてまで友達でいたいと思っててくれたと言う。舞も一緒に踊ってダンスが好きだという気持ちは嘘じゃなかったと言う。城乃内は紘汰と舞に悔しくないのかて聞く。紘汰は
「悔しいさ!でもな、人を騙し続けるのはもっと辛いんだ。もう一度ミッチと今度こそ本音でしっかり話し合わないと。もしかしたらアイツはただオーバーロードに利用されているだけかもしれない。」
と言う。戒斗は
「お人好しもここまで来ると病気だな!話してもダメだった奴とお前は戦ったばかりじゃないのか!もし呉島光実のアタマの中が本当にバケモノと同じだったらお前は今度こそ戦えるのか、アイツと!」
と言う。

貴虎は耀子からユグドラシル崩壊の一部始終を聞き、凌馬にとっては貴虎も耀子自身もすべて研究のための手駒でしかなかったと言う。貴虎は耀子に恨んでいないのかと聞かれるが、過去の経緯がどうあれ、今は人間同士が争っている場合ではなく、力を合わせオーバーロードに立ち向かうなら貴重な味方だと言う。そしてオーバーロードに手を貸す人間はたとえ血を分けた肉親であっても敵と判断するしかないと言う。

光実はレデュエに君達にも家族がいるのかと聞く。レデュエは
「親兄弟か。私が最初に殺した相手だ。あの時初めてオモチャというものの楽しみを理解した。信じた者に裏切られる驚きの顔。本当に滑稽でね。だがそれよりもっと痛快なのはオモチャが壊れる瞬間だ。それを味わって初めてお前は私と対等になる。」
と言う。光実は
「バカにするな。僕だって覚悟はできてる。」
と言う。

戒斗は舞に
「呉島光実を敵と見做して諦める。それだけの判断がどうして難しいんだ。」
と聞く。舞は
「それは弱い考えだもの。そんな弱さ許せない。そこだけは戒斗と一緒だよ。私は友達を諦めるような弱い人間にはなりたくない。」
と言う。戒斗と舞は初めて意見が一致、戒斗は舞に
「お前はお前なりに強い。」
と言う。

貴虎は紘汰に海外にいる両親に代わり光実の教育を受け持ってきたと言うと紘汰も姉・晶に育てられたと言う。貴虎は光実の手本になるべく努めていたが、
「いつも裏切られ、利用されるばかりの兄を見て自分はあんなバカな大人にはなるまい、騙されるより騙す方がいいと思っただろう。」
と言う。紘汰は
「ミッチだって本当はわかっているはずだ。多分アイツはもう自分で物事を決められずにいる。本当に自分が何がしたいのか考えるより先に昔ついた嘘に追い詰められてこうするしかないって縛られているんだ。一番辛かったのはミッチのはずだ。でもオレには何もできなかった。」
と言う。貴虎は
「もしお前のような兄がいれば光実はきっと道を誤ることもなかったんだろう。」
と言う。

「そうだ。光実を追い詰めたのはオレだ。」

貴虎は光実と決着をつける決意をする。

貴虎を心配する紘汰は耀子からあの兄弟の問題は他人が首を突っ込むようなものじゃないと言われる。それでもなお貴虎のもとに向かおうとする紘汰の前にレデュエが現れる。紘汰はカチドキアームズに変身してレデュエに立ち向かう。

貴虎と光実はそれぞれ斬月と斬月・真に変身、決戦の幕が切って落とされた。

鎧武は極アームズに変身、レデュエにトドメを刺そうとするがレデュエは
「そうか、貴様はすでに・・・まだ何もわかってないようだな。いずれお前がその力の意味を理解する時が楽しみだ。」
と鎧武に言って退却。

呉島兄弟対決の最中、貴虎は光実が自身に求めていた思いを知り、攻撃できずにいた。その隙に斬月・真は斬月に一撃を放つ。斬月は海へと消えた・・・。

「頼む、間に合ってくれ・・・!」
紘汰は貴虎のもとに急行した・・・。


今回は呉島兄弟の対決が中心で、貴虎が光実を救うのかと思っていましたが、光実はもう取り返しのつかないところまで来てしまっており、兄の貴虎にトドメを刺したのは予想外でした。

光実を手を組むレデュエも肉親を殺したという過去があり、同族同士が争うというのは石ノ森作品の原作版(変身忍者嵐、キカイダーなど)に多用されていますね。

レデュエが鎧武に言った力の意味を理解する時が楽しみだというセリフから終盤に向けて紘汰に過酷な運命が待ちかまえているような気がしますね。

そういえばまだ虚淵氏が手掛ける今期のアニメ「アルドノア・ゼロ」をまだ見てなかった。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
光実は絶対に救われなければ!正義の為に。 (あさ)
2014-07-09 00:39:22
親は子供に自分と同じ失敗をして欲しくない。親は子供に安全で間違いの少ない選択を選ばせたい。どうしても親は子供が傷つく姿を見たくないから友達を選びなさいとか良い学校会社を目指しなさいと言ってしまう。けれども本当は失敗した子供を受け止めて傷を癒して何度でも挑ませる事が大切なんですよね。貴虎は完全に父親の気持ちですね。貴虎は自身が利用されたり騙されたりする姿をワザと光実に見せていたのですね。裏切られても自身の責任として受け止める事によって人を信じる事の大切さを示していたんだと思います。

紘汰と舞を深く知った気がしました。相手の痛みを本当に考えているのだと思いました。嘘(悪)は弱さの表れです。現状を受け入れる強さが無いのだから。

戒斗の怪我は何故一般人の様に緑なのか?植物を消滅させた紘汰は黄金の果実を宿している?

GARO8話を見ていたら坂東さんが出ている。調べたらカブトや龍騎にも出てた。気が付きませんでした。
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Unknown (紙粘土)
2014-07-10 20:57:28
>あささん

貴虎が光実の親代わりだったというのは初期話で見受けられましたね。ただ多少甘いところもあったせいかシドにもその辺りを指摘されていました。

紘汰の体調の変化は黄金の果実が関係あるというのには気付きませんでしたね。その辺りもいずれ明らかになると思います。

弓削氏は龍騎では北岡の秘書、カブトでは三島を演じていました。牙狼4期も録画してはいるものの未視聴分が溜まってきています。
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