ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

海賊戦隊ゴーカイジャー 「第1話 宇宙海賊現る」

2011-02-13 16:40:02 | スーパー戦隊シリーズ
地球を我が物にせんと、宇宙帝国ザンギャックが総攻撃を仕掛けた。これを阻止せんと秘密戦隊ゴレンジャー以下34のスーパー戦隊がアカレンジャーの号令のもと、ザンギャックを退けた。だが、彼等はこのレジェンド大戦のために戦う力を失ってしまった・・・。

歳月が流れ、宇宙海賊船ゴーカイガレオンの乗組員の5人の海賊・キャプテン・マーベラス、ジョー・ギブケン、ルカ・ミルフィ、ドン・ドッコイヤー、アイム・ド・ファミーユが地球に宝探しに向かう途中、ゴーカイガレオンをロボット・ゴーカイオーに姿を変え、ザンギャックの先遣隊を退ける。

地球にたどり着いたマーベラス達だったが、ザンギャックは再び地球に魔の手を伸ばし始める。地球を侵略し始めるザンギャックをマーベラス達は気に入らず、ゴーカイジャーにチェンジする。

「ゴーカイレッド!」
「ゴーカイブルー!」
「ゴーカイイエロー!」
「ゴーカイグリーン!」
「ゴーカイピンク!」

「海賊戦隊ゴーカイジャー!」

ゴーカイジャーはザンギャックに敢然と立ち向かう。5人はゴレンジャーにゴーカイチェンジ、ゴレンジャーハリケーンゴミ清掃車を発動。次に侍戦隊シンケンジャーにゴーカイチェンジ、そして魔法戦隊マジレンジャーにチェンジ、そしてゴーカイジャーに戻りファイナルウェーブを発動。ザンギャックの行動隊長シカバネンを倒した。

ゴーカイジャーとザンギャックの戦いの火蓋が切って落とされた。


今日からスーパー戦隊シリーズ35作記念作品の「海賊戦隊ゴーカイジャー」がスタートしました。

35作記念だけあって、今までの戦隊シリーズの総決算的な作品となっています。ゴーカイジャーが歴代のスーパー戦隊にゴーカイチェンジするという設定はどこかで見たことある(笑)ような気もしますが、本作でも初回からその能力を披露しました。まさか新規にかつてのスーパー戦隊の活躍が見れるとは思いもしませんでした。ゴレンジャーハリケーンの時にパスするだけじゃなくてリフティングまでするというアレンジも面白いですね。楕円形のボールじゃできないだろ、というのは置いといて(笑)。欲を言えば、ゴーカイチェンジした戦隊の見得きりゼリフ(ゴレンジャーなら「5人揃ってゴレンジャー!」)も言って欲しかったですね。

冒頭のレジェンド大戦で全スーパー戦隊を仕切るアカレンジャーの声は、当時と同じく海城剛役を演じた誠直也氏が務めていました。

今後もゴーカイチェンジで様々なスーパー戦隊が登場するので楽しみです。


仮面ライダーオーズ/OOO 「第22話 チョコと信念と正義の力」

2011-02-13 11:22:23 | 仮面ライダーシリーズ
神林親子がオーズの前に立ちはだかったその隙にウヴァとバッタヤミーはその場を去る。神林は映司にオレ達の邪魔をしないでくれと言う。

伊達は後藤のために真木からバースバスターを奪い取る。伊達は後藤のことを正義とか青臭いと思いつつも気に入っている。伊達は真木に研究室にある画について聞くと、真木は来るべき終末が描かれていると言う。伊達は始まりの方が好きだと言い、この画があるから陰気な考えになるんだと画を外そうとするが真木に止められる。

神林はウヴァに礼を言う。ウヴァは神林にもっと悪い奴を懲らしめろと言い、神林は収賄疑惑のある代議士・黒崎を次の獲物にする。

後藤は映司に悪い奴をやっつけるヤミーでも倒さなければならないのかと聞くと、アンクが、倒さなければメダルが手に入らないと言い、映司も倒さないと、と言う。何故だと言う後藤に映司は、
「誰かを守りたいという気持ちは自分達が正義を守りたいという気持ちがどんどんエスカレートすることがある。正義のためならニンゲンはどこまでも残酷になれるんだ。」
と言う。そして映司達は神林を探す。

料亭で取引中の黒崎達の前に神林親子とバッタヤミーが現れ、黒崎を始末しようとする。

訓練中の後藤は伊達に1億円を何のために使うのかと聞くが、伊達は秘密だと言い、後藤に何のために戦うのかと聞き返す。答えに詰まる後藤に対し、伊達は
「自分に自身を持て、道を間違えたら誰かが教えてくれる。だから自分を信じて自分のやりたいようにやれ。」
と後藤に言う。

神林が黒崎達を懲らしめているところに映司とアンクが駆けつけ、映司はオーズに変身、黒崎達を救出し、バッタヤミーに立ち向かう。逃げようとする神林達の前にウヴァが現れ、隆を人質に取り、コアメダルと交換だと言う。映司は変身を解除し、クジャクカンドロイドを使いメダルを取り戻そうとするもアンクの邪魔が入り失敗、クワガタとバッタのメダルをウヴァに奪われてしまう。変身不能の映司はバッタヤミーに歯が立たない。アンクはかろうじてトラメダルを取り戻す。神林はウヴァにこれ以上人が傷付くのはたくさんだと言う。そこに伊達が現れバースに変身し映司を援護、ウヴァとヤミーをライドベンダーで追う。その隙に後藤が隆を救出。

神林は映司に自分がつくづく嫌になったと言う。映司は、
「誰が正しくて、誰が間違ってるってとても難しいことだと思います。自分が正しいと思うと周りが見えなくなって正義のためなら何をしてもいいと思ったり、きっと戦争もそうやって起こっていくんです。」
と神林に言う。悪い奴を放っておいていいわけじゃないという神林に対し映司は、小さな幸せを守るために目の前で起こっていることに一生懸命になるしかないと言う。

隆は後藤に僕は間違っていたのかと聞くと、後藤は、
「世界を守りたい。オレはそう思ってるけど、今の自分じゃ力が足りない、無理なんだ。でもオレはそうしたいと思った気持ちを信じる。自分を信じる。隆はどうしていいことをしたいと思った?自分を信じろ。」
と言う。そこにウヴァが現れ、隆の欲望を開放しようとする。後藤は隆にどうしていいことをしたいと思った?と聞く。隆はお父さんに帰ってきて欲しかったと言う。ウヴァが拍子抜けした瞬間に後藤のバースバスターがウヴァ目がけて火を噴く。そこに映司達が駆けつけ映司はオーズに変身。ウヴァとヤミーに立ち向かう。戦闘に巻き込まれそうになった隆を神林が救出、後藤に自分の幸せは自分で守ると言う。

苦戦するオーズをバースが援護、ドリルアームでウヴァを攻撃しセルメダルを奪う。その隙にアンクがコアメダルを取り戻す。オーズはタジャドルコンボに変身、ヤミーを倒した。

バレンタインフェアの最中に神林が妻と隆と共にクスクシエを訪ね、家に戻り、弁護士を目指すと言う。


正義のためなら人間をどこまでも残酷にしてしまうという映司のセリフは、自分本位の正義というものがいかに危険であるという今回のテーマをストレートに訴えていた気がします。確かに人類は多様であり、正義という基準が人それぞれで違っていたりするので、一歩間違えば戦争にも繋がる危険がありますからね。

あと、今回は後藤が伊達と知り合ったことで、伊達に感化された後藤が自分に自信を持ち始め、(伊達の受け売りとはいえ)隆少年にアドバイスするあたりは印象的でした。