ツユクサ科のヤブミョウガです。
関東地方以西の本州から四国、九州に分布する多年草、林の中など日陰で見られます。
高さは５０センチから１メートル、地下茎で広がるので群生します。
葉は互生、先のとがった細長い葉で縁はなめらかです。
茎の先端が長くのび、節を作って段々に花がさきます。節から花枝が輪生して広がります。
花弁は白色で３枚、同じような萼も３枚、雄しべは６本あります。
花は両性花ですが雌しべの発達していない雄花も混じります。
濃い青紫色の果実になります。
名前は、茗荷のような葉で、藪に生えていることから名前が付いたそうです。
