バラ科のハナモモです。
中国原産の落葉高木、モモは弥生時代に日本へ入ってきたそうです。
ハナモモは観賞用に輸入され、花がきれいなため庭園に植えられています。
花は江戸時代に日本でも改良されたため多数の種類があります。
葉は互生、卵型で鋸歯があります。
花びら5枚が基本で八重咲きがあり、花付きが良いので桃の節句などに飾られます。
食用ではないので実がついても小さくて、食べられません。
バラ科のハナモモです。
中国原産の落葉高木、モモは弥生時代に日本へ入ってきたそうです。
ハナモモは観賞用に輸入され、花がきれいなため庭園に植えられています。
花は江戸時代に日本でも改良されたため多数の種類があります。
葉は互生、卵型で鋸歯があります。
花びら5枚が基本で八重咲きがあり、花付きが良いので桃の節句などに飾られます。
食用ではないので実がついても小さくて、食べられません。
バラ科のモミジイチゴです。
北海道から本州の中部に分布する落葉低木です。
茎が細くて長いので土手から垂れるか、竹や草の間にのびているのが見られます。
長さは1メートルから2メートル、茎や葉には刺があります。
葉は互生、先がとがり3枚から5枚に分かれて「モミジ」の葉に似ているので「モミジイチゴ」の名前が付いたそうです。
茎の途中で、葉の付け根から花が下向きにさきます。
白い花びらは5枚、花の中には薄い紅色の雌しべの集まりと、少し長くて周りを囲む雄しべが見られます。
初夏に果実がつきますが、黄色の粒々がたくさん集まった形です。
花の中心の雌しべがたくさんあるので、雌しべの1本1本が粒々の1つ1つになるのです。
サトイモ科のマムシグサです。
北海道から本州、四国、九州に分布する多年草です。少し湿った山野で見られます。
株から茎が立ち上がり、葉茎が2本、花茎が1本立ちあがります。
葉茎と花茎は枝分かれではなく、葉鞘でまとまっているので1本に見えます。
葉鞘のもようがマムシに似ているので「マムシグサ」と呼ばれるそうです、高さは60センチから90センチ。
葉は茎の先で広がります、鳥足状複葉と呼ばれ、先のとがった卵型の小葉は7枚から10枚つきます。
花は葉より高く伸びます、仏炎苞とよばれるサトイモ科の花です。緑色系と紫色系があり、緑系は「カントウマムシグサ」とよばれます。
マムシグサも小さなものは雄花が咲き、大きな花は雌花です。秋に紅色のトウモロコシのような実が付きます。
3月23日は「ウラシマソウ」でしたが、葉より花の方が高いのがマムシグサ、花が低いのがウラシマソウです。
ウラシマソウは浦島太郎だから釣竿を持っているのでわかりますね。
バラ科のオオシマザクラです。
伊豆半島、伊豆諸島、房総半島に自生する落葉高木です。
高さは10メートルから15メートル、葉は互生でさきのとがった卵型、花が咲くのと同時に緑色の葉も出ます。
白い花弁は5枚、雄しべ多数。花弁の付け根は緑色から紅色に変ります。
葉は、塩漬けにして餅を巻き桜餅を作る材料になります。
「ソメイヨシノ」は、江戸時代にオオシマザクラを人工交配種として作られたものです。
トクサ科のスギナです。
北海道から本州中部に分布する多年草、根が深く畑の雑草として嫌われます。
下側の写真のように緑色の茎がのび、途中の節ごとに細長い葉が輪生します。
緑色の葉は光合成をおこない栄養茎とよばれます。
春に胞子茎をのばします、茎の途中にはハカマと呼ばれる葉が変化した鞘があります。
先端には松かさのような「胞子嚢穂(ほうしのうすい)」をつけます、胞子を飛ばして仲間を増やします。
胞子茎は「土筆(ツクシ)」とよばれます。