バラ科のビワです。
いつも食べているビワは、冬に花がさくんだよ。
そのままでは小さな実がいっぱいつくので、「摘果」と言ってよい実だけ残して大きな実にします。
虫よけと果実がこすれないように袋をかけます、果実表面の産毛みたいな毛がだいじなんだよ。
ビワは手間のかかる果物だね。
タデ科のツルソバです。
本州から九州の暖かい海岸に生えています。
米つぶくらいの白い花があつまってさきます。房総では今の時期でも咲いています。
クキがツルのようにのびて地面やほかの木をおおってしまいます。
下の黒っぽいのが実です。
ガリア科のアオキです。
森林の日かげで見られます。冬でもはっぱが緑色の常緑樹です。
草や木の葉の濃い緑色を「蒼（あお）」ということからアオキと名前がついたんだよ。
なっちゃんは、この漢字をまだ習っていないよね。
冬に赤い実が見られます。花のない時期に赤い実がつくので庭木にもされます。
木の高さは１．５ｍから２ｍ、人と同じくらいです。
ヤブコウジ科のヤブコウジです。
センリョウや万両とならべて、「十両」とよばれお正月のえんぎものです。
木の高さは１０センチから２０センチ、森の大きな木の下で見られます、赤い実がきれいだね。
江戸時代からの園芸植物で、日本庭園に植えられたり、植木鉢に植えてかんしょうします。
日かげが好きな植物で、一番下の写真のようにお日様にあたりすぎると葉の色が赤くなってしまいますが、お日様があたらないと実のつきが悪くなります。
なっちゃんには、むつかしかったね。
ヤブコウジ科のマンリョウです。
赤い実がきれいで、名前も「万両」なので、お正月のえんぎ物としてかざったりするね。
日かげでもよく育つので庭木にされ、江戸時代には代表的な園芸植物だったんだよ。
