バラ科のエドヒガンです。
日本固有の落葉高木、房総ではもう咲いています。
桜の中でもエドヒガンは早咲きですが、この木は特に東南向きの暖かい場所にあるので特に早く咲くようです。
白色からうす紅色の花びらが5枚です。
花の付けねの萼(ガク)にはふくらみがあり、エドヒガンの特徴を示しています。
有名な「ソメイヨシノ」は「オオシマザクラ」と、この「エドヒガン」の交配種だそうです。
「ソメイヨシノ」は園芸種なんだね、「オオシマザクラ」と「エドヒガン」は野生種です。
「ソメイヨシノ」は、将軍家お抱えの植木職、伊藤伊兵衛が増やして川の土手に植えたといわれています。
元になったオオシマザクラの木は、伊豆や大島ではなく、房総半島から運ばれたそうです。
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