なっちゃん農園たより

ネコじいじが、都会に住む農園主のなっちゃんに、農園たよりと館山の花だよりを送ります。
お花好きな方もコメントどうぞ。

エドヒガン

2017年12月31日 11時52分54秒 | 野草

バラ科のエドヒガンです。

日本固有の落葉高木、房総ではもう咲いています。

桜の中でもエドヒガンは早咲きですが、この木は特に東南向きの暖かい場所にあるので特に早く咲くようです。

白色からうす紅色の花びらが5枚です。

花の付けねの萼(ガク)にはふくらみがあり、エドヒガンの特徴を示しています。

有名な「ソメイヨシノ」は「オオシマザクラ」と、この「エドヒガン」の交配種だそうです。

「ソメイヨシノ」は園芸種なんだね、「オオシマザクラ」と「エドヒガン」は野生種です。

「ソメイヨシノ」は、将軍家お抱えの植木職、伊藤伊兵衛が増やして川の土手に植えたといわれています。

元になったオオシマザクラの木は、伊豆や大島ではなく、房総半島から運ばれたそうです。

読者の皆様、一年間ごらんいただきありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 


カルガモ

2017年12月30日 09時34分02秒 | 動物

マガモ科のカルガモです。

アジア一帯にに分布します、日本では本州、四国、九州では留鳥、北海道では夏鳥として見られます。

体は黒褐色、顔は白くて黒い線があります。

くちばしは黒くて先のほうが黄色です。

足は橙赤色で水かきがあります。

写真は川で撮りましたが、えさを探しに海にもゆきます。

 


ウド

2017年12月28日 09時28分33秒 | 野草

ウコギ科のウドです。

北海道から本州、四国、九州に分布する多年草、香りがよい山菜として食べられます。

畑や日の当たらない場所で栽培したものがウドとして売られています。

山にあるものを「ヤマウド」と呼ぶこともあります。

高さは1から2メートル。葉は互生で2回羽状複葉、小葉は卵型でまわりにはギザギザの鋸歯があります。

夏から秋に花がさき、秋から冬に果実になります。写真では鳥さんに食べられてしまったようだね。

 


フユノハナワラビ

2017年12月26日 11時03分46秒 | 野草

ハナヤスリ科のフユノハナワラビです。

本州から四国、九州に分布するシダ植物です。

夏の終わりころ緑色の栄養葉が地表近くに開きます。

冬になると胞子葉が10から20センチ立ち上がり、ほかの植物のタネにあたる胞子を作ります。

春から夏は枯れて姿が見えなくなります。

ほかの植物が秋から冬にかけて枯れてしまうので日当たりがよくなります。

この時期を選んで繁殖するのは、ほかの植物と競争しないようにしているのです。

 


オニタビラコ

2017年12月25日 10時39分32秒 | 野草

キク科のオニタビラコです。

北海道から本州、四国、九州に分布する一年草、道ばたや空き地で見られます。

葉は根から出て、タンポポのように、低くひらき、葉は深く切れ込みます。

中心部から茎が立ち上がって花がさきます。

花は黄色の舌状花で、タネはタンポポのような綿毛がつき、飛んでゆくのです。