「沖縄は、確実に日本のバリになれる」
バリ島で花を見、地元の人たちを見、海を見て、
私はそう思いました。
そう、米軍基地が撤去されれば、
世界中から人々が沖縄にやって来るでしょう。
海の中を散歩し、泳ぎ、珊瑚を観察し、
沖縄料理に舌鼓を打つでしょう。
もし、基地が撤去されれば、
リーズナブルなホテルやゲストハウスができ、
庶民はそこを拠点に、
のんびりと沖縄の焼き物や織物など伝統工芸品を鑑賞して、
沖縄の歴史を刻んだ遺跡をめぐることが出来るでしょう。
「基地で沖縄県民の生活は潤っている」
と間違った情報を垂れ流しているのは
日本政府とその応援団+政府の扇動を鵜呑みにした人たちです。
米軍兵士は休日、
基地のエリアの海で、
まるで自分が所有するプライベートビーチのように泳ぎ、銛(もり)で魚を取って楽しんでいます。
日本全国のたった0.6%の面積に、
日本全国の70%以上の基地が集中している沖縄。
米軍基地は、小さい沖縄本島の5分の1を占めています。
企業が発展するための便利な土地は基地用地として無理やり取り上げられ、
雇用は基地にしか頼れない構造を強要されて、
従って、沖縄の失業率は全国で最悪です。
↓バリ島のブーゲンビリア
もし、基地が無ければ、
バリと同じブーゲンビリアやデイゴが咲き、
バリよりもっと青く美しい海に囲まれているこの島へ、
温かい沖縄の言葉を話す地元の人たちのもてなしを受けに、
世界中の人々が訪れることでしょう。
↓バリ島のデイゴ
↓バリの家の前にもシーサーみたいに、左右に守護神が。
↓バリのアゲハチョウ
↓バリの猫
↓バリの海
↓そして、沖縄・読谷村の海
(読谷村在住Mayumi ShiromaさんのFB写真を借りました)
「沖縄の過重な基地負担は不公平である」という沖縄県民の声は、
当然過ぎてたまらないと言うほど当然なのです。
〈Mayumi Shiromaさんのメッセージ〉
「この海がずっと美しく、人を幸せにする海でありますように。
そして、私達はこの島の恵みの海に感謝して、人として全力で守りぬこう。
でっ、ここでビーチパーティしたいっ🍺
」
全くその通りですね。
ブログを拝見しながら、なぜか涙が流れています。
「0.6%の土地に70%の基地」
命を削って抵抗している翁長知事の姿に、どうか為政者は目を耳を開いてほしいと思います。
私も6月23日、翁長知事のやせた姿を拝見してグッと来るものがありました。ただ痩せたからではなく、自分の命と引き換えにしても沖縄の平和を守るという覚悟が全身から感じられたためです。
写真を撮ったMayumi Shiromaさんも、日々辺野古に座り込み、海へカヌーで漕ぎ出す人たちも、みんな自分の命を削って、今の時代に自分の責任を果たそうとしている点で翁長知事と同じです。
沖縄は私の人生の学校です。
・・・・・・それで、明日からまた沖縄に行ってきま~す