毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

気温34℃湿度84%     2011年6月18日(土) NO.153

2011-06-18 21:29:18 | 中国事情
 日本気象協会の「世界の天気」で南昌の天気を見た。
すぐ隣の武漢や長沙が26℃だというのに、なんで南昌だけ34℃なんだ!しかもジメジメジメジメしていて、昨日切って冷蔵庫に入れておいたスイカのてっ辺部分がちょっと腐りかけていた。口に入れてしまったので、そのまま飲み込んだが、食中毒になったりしないだろうな~。 ああ、皮膚が痒い。梅雨になって以来、急激にアトピーと汗疹が花盛りのお肌が憐れなり。日本から持ってきたアトピー用塗り薬がどんどん減ってきて、心細い。いざとなったら大学の診療所に行けばすぐに薬をくれるが、私は昔から医者が大嫌いだ(あ、病院に行くのが嫌いなのであって、お医者さんの人格を否定するものではないですから)。まして外国で医者に行くことなど絶対避けたい。昨年11月に歯茎が腫れ上がって顔が変形した時だけは例外だったが。

 そういうわけで、今はエアコンをつけ除湿している。朝から夕方まで我慢して、夜だけは贅沢させてもらっている。
実は私は今月末で、この部屋と別れ、ついに憧れの三階に引っ越せることになった。この一階に住んでいたイギリス人のニックとタイ人のお連れ合い、そして娘さんの三人家族は昨年夏、私が着任する少し前に三階に引っ越した。その後釜に私が入ったのだが、長年、人が住んでいなかったかのごとき印象を受けた。こう言っては失礼かもしれないが、本当に、泣くほど臭く、泣くほど汚かった。日本の友達から除菌スプレー、雑巾、洗剤等、お掃除グッズをてんこ盛り送ってもらったことは以前、EXCITEブログに書いた通りだ。
 それはニックさん家族が部屋を汚く使っていたからだけではない(その所為ももちろんあるが)。しかし、今日、冬物の服を段ボール箱に畳んで入れ、洋服ダンスの中を整理してみて、気が付いた。引っ越してきたときの匂いが復活している!よく見たら、タンスの扉の内側に白っぽいものが付着していた。ティッシュでふきとると、それは紛れもない黴だった・・・。
 しょっちゅう、扉を開けて換気に努めていてもこうなのだ。タンスの中にポイポイ入れてあった服やズボンも、引っ張り出すとジメーッとして黴臭い。もう、こうなったらエアコンに頼るしかない。

 しかし、ここで問題に出くわした。この宿舎の電気代はプリペイド方式で、単位は何だかわからないが、1当たり0.6元だ。私の部屋はもう180ぐらいしか残っていない。1日数時間エアコンをつけると、10ぐらい簡単に消費する。今月末まであと12日。使える電気量はぎりぎりだ。けち臭いことを言わずに電気代を払えばいいのだろうが、基本的にいつも500元をポンと払って電気が833ぐらい使えるようになる。数字が少なくなったらまた、500元払う。たった2週間足らずしか住まないのに、500元払ったりするのは嫌だ。かといって100元分電気を買うことなどできるのだろうか。月曜日、ミズ劉かミズ呉に筆談で聞いてみよう。

 それにしても、今度引っ越す三階の部屋は、またまたニックが使った後の部屋だ。彼ら財大を後にどこかへ移住するようだが、イギリスやタイには「飛ぶ鳥跡を濁さず」という諺はないのだろうか。再び、壮絶な掃除の日々が続くことが予想される。夏休み中で本当にヨカッタ。
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