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「WHOの沙汰も金次第:166億円の寄付で安倍礼賛のテドロス事務局長」No.3813

2020-03-14 17:08:34 | 政治

WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長=2月、ジュネーブ(ロイター=共同)

安倍政権は、WHOがお金に弱いと見定め、

ウイルス対策で新たに1億5500万ドル(約170億円)

WHOに拠出しました。

日本国内での対策費用は153億円(国民一人当たり130円)

しか出さないくせに、

自分に対する世界の評価を得るためには

全く気前がいい、ていうかそれ私たちの税金ですよ。

で、その効果はたちまち現れ、テドロス事務局長は

「安倍晋三首相自らが先頭に立ち、政府一丸となった取り組み」

と異例の名指し称賛をしました。

共同通信の記事によれば、外交筋は

「あまりにも露骨(なリップサービス)」と述べたそうです。

お金でウイルス対策評価を手に入れた姑息な国、日本。

 

しかし、安倍政権には手本にする国があったんですね。

先にウイルスが蔓延した中国です。

中国政府は21億円を寄付して、

WHOのパンデミック宣言を遅らせ、

習近平主席が「感染を抑え込んだ」と宣言した日に、

CCTVのインタビューで、

中国政府のリーダーシップと国民の協力を称賛し、

「中国は迅速にウイルスの遺伝子を識別して世界と共有し、

他の国々が診断や感染対策の準備が出来た。

国際社会は中国が勝ち取った機会を十分利用すべきだ」

と評価したと。(情報源:FNN.jpプライムオンライン3/14)

 

「日本も中国も、もっとまじめにやれー!!」

と怒鳴りたくなります。

どちらの国も国民の命より自分の評判や自国の威信を

第一に考えているのが丸わかりです。

 

それでも、中国の学生たちの作文を読むと、

ほとんどの子たちが国家を礼賛し、

お国のために貢献したいと書いているんですからねえ……。

私のアドバイスもいつも決まっています。

「これは作文ではありません。

国家や学校の教えを鵜呑みにして書くのではなく、

自分が実際に見聞きし、体験したこと、

感じたこと、考えたことを書きましょう。

作文は自分を表現するものなのです」と。

 

 

 

 

 


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