「ヤマトンチューの無関心という暴力に風穴を開けたい。」
「圧殺の海」共同監督、景山あさ子さんの言葉だ。
24日に淀川区十三のシアターセブンで『圧殺の海』を観た。
身体一つで小さい笹舟のようなカヌーに乗り込み、辺野古の海に乗り出す人々。
海上保安庁がカヌーから一人ひとり全員を引き抜き、羽交い絞めにして
見えないところで暴力を加える。
海保の暴力性がはっきりと画面に映し出されていた。
選挙の間だけ静かだったキャンプシュワブと辺野古沿岸が、
ここ連日またしても、市民・取材陣の排除が横行し、
14・15日のキャンプシュワブゲート前で座り込みをしていた80代の女性が
防衛局が設置した「殺人鉄板」に頭を打ち付けて怪我、
16日は海保が拘束した男性が骨折など、
負傷者が相次いでいるが、海保は一切その暴力行為を認めていない。
いったいこの間の選挙は何だったのか。
オール沖縄の民意をここまで踏みにじる安倍政権は、
民主主義とは全く乖離した政権である。
その政権を支えているのは、何を隠そう、ここ本土の人間の
(自分さえよければ沖縄がどうなっても構うものか)という
無関心・利己主義だ。
しかし、その無関心は多くの場合「知らないこと」と相互リンクしている。
曇りのない目でこの映画を観たら、きっと何かが変わると思う。
大阪の人は2/6まで十三「シアターセブン」で上映しているので、
ぜひ時間を割いて観に行ってほしい。
大阪以外の人は地元で自主上映していないかチェックしてください。
↓以下は関連動画サイト↓
↓TBSテレビ『ニュースの視点』(映画一部紹介)
https://www.youtube.com/watch?v=zav2R1JBngA
↓映画「圧殺の海」 藤本監督が見た辺野古(琉球朝日放送 報道制作部)
http://www.qab.co.jp/news/2014102459450.html
↓森の映画社★札幌編集室
http://america-banzai.blogspot.jp/
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