10月2日、新幹線で杭州から紹興に向かった。
朝7時半、郊外の霊山洞からバスで市内に行き、
地下鉄で新幹線の駅である杭州東駅に移動。
市内道路は行楽の車で溢れ、朝から大変な渋滞状況だった。
新幹線は午前9時9分出発だ。
バスの中で私たちはヤキモキしていたが、どうしようもない。
8時40分頃地下鉄の駅につき、そこから乗り場まで走り、
9時2分に地下鉄を降りてから思い切り走って3階まで駆け上り、
下の写真の東駅になだれ込んだ。
入口で全ての荷物チェックを受けるのが中国式。空港並みだ。
そこから1番改札口、2番改札口と奥まっていく。
なんと我々の改札は遥か遠い21番だった。
人々の間を縫うように走り続けた。
21番改札口に着いたときは1分前の9時8分。
改札口は3分前に閉まる。
当然すでに閉ざされた改札口脇にいた女性の係員にすがりつくように頼んだ。
すると、どうでしょう。
その人はチラッと時計を見て、親切にも入れと言うではないですか。
最近私は中国でこういうことによく遭遇する。
以前なら
「決まりは決まりだ!このたわけ者!」
と怒鳴りつけられてオシマイになるところなのだ。
「謝謝~~!!!」
と叫びつつ私たちは、長い長いエスカレーターを駆け上った。
と、ちょうどその時、音もなく新幹線がホームに入ってきたのだった。
ふい~~(´Д`;)
↑杭州東駅 空港並みの規模・設備を持つ。
中国国家のプライドを感じさせる駅だった。(「百度」で見つけた杭州東駅写真)
新幹線は15分で紹興北駅に着いた。
紹興北駅もまた、だだっ広い土地にバーンと建てられた広大な面積を誇る駅だった。
人もまばらなので一層広々と感じた。
↑ガランとした紹興北駅(「百度」で見つけた紹興北駅写真)
在来線の紹興駅までバスで30分ほど。
↑紹興駅。市内の中心にあり、ここは賑やかだ。
さらにバスでちょっと行ったところにその日宿泊する唐皇街旅店があった。
早い話がユースホステルだ。
2シングルベッド、シャワー、トイレ、パソコン付きで1室140元。
シングルベッドに2人ずつ寝るので一人35元である。
↓部屋はとても清潔。白壁もきれいに塗られていた。
↓キュートなロビー
↓玄関口。間口は狭く奥行きがある。
前日の農家楽は、朝夕の食事、
広い部屋に4シングルベッド、テレビ、シャワー、トイレ付きで、一人80元。
国慶節に物価が跳ね上がる中国としては、どちらも大変安い宿舎である。
そしてどちらでも親切この上ない応対を受けた。
農家楽は博堅先生、唐皇街旅店は余さん、滕さんのお世話で泊めてもらえた。
謝謝!
↓杭州郊外「霊山洞」の農家楽の宿泊部屋
↓朝6時すぎ、農家楽の外は朝餉のためか煙が。
↓反対側の窓からは、となりの豪邸が見える。
この農村ではどの家も新しい立派な家ばかりだった。