にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

偏愛する歯医者さん

2013年12月06日 | 日々のこと

「偏愛」するものをまたひとつ発見しました。
お世話になっている整体の先生に教えてもらった歯医者さん。

電話の受付からしてものすごく感じがよく、病院を訪れてみると想像通りめちゃくちゃかわいくて優しいおねえさんが対応してくださり、壁には感じのいい絵がかかっていて、衛生士さんも先生も、ものすごく優しい。
そして腕がよい。

歯医者さんに行ってこんなに幸せな気持ちで帰ってきたのは初めてです。

「偏愛」は、斎藤孝『偏愛マップ』のなかの言葉で、その名のとおり、「偏って好きなもの」。「ちょっと好き」じゃだめで、偏ってないとだめ。

偏愛するものを一枚の紙に書いたマップをお互い見せ合いながら会話すると、
偏愛どうしでいい人間関係が築けるというのが、斎藤氏の論。

いまはずいぶん廃れてきた「ノミ二ケーション(お酒をのみながらコミュニケーションすること)」のかわりにとりいれたら職場の人間関係や合コンがうまくいく、とか。

大学で教えている友人のなかで何名か試してみたひとがいて、みんなけっこううまくいったらしいです。
そんな授業、おもしろそう。

本の中には、岡本太郎、向田邦子、寺山修司、ジョン・レノン、坂口安吾の偏愛マップがでてくるのですが、どれも変。そして偏。

電車のなかで読みながら、吹き出しそうになること数回。

「偏って愛してるもの」ってなんかいいですよね。
偏って愛しているものについて熱く語っているひとってなんだかかわいい。

人生の中で、偏愛するものをたくさんみつけるのが目標です。

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1 コメント

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偏愛マップ (山口和宏)
2014-05-09 06:06:43
「偏愛マップ」は僕も授業で使っていた。僕の授業は講義であるにもかかわらず学生のグループ活動を中心とするものだったから学生同士のコミュニケーションを円滑にすることが必要不可欠だった。初対面の学生同士がコミュニケーションする時,「偏愛マップ」はとても役立つ。
ちなみに僕が偏愛するのは「水なす(故郷の特産品)」「浜田真理子(歌手)」「じゃリン子チエ(アニメ)」「池波正太郎・藤沢周平・村上春樹・小川洋子(作家)」「オアシス(映画)」「アルプス眺望美術館」「長崎(僕と奥さんが出会った場所)」「チョコレート」「詩集と歌集と画集」……etc.
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