ウィーン市内郊外にあるハイリゲンシュタットは、偉大な作曲家ベートーヴェンが晩年を過ごし、この地の自然を散策しながら 『交響曲第6番田園』 の構想を練ったという、ベートーヴェンゆかりの地です。
街の北側には葡萄畑が広がり、ウィーンで2番目に有名なホイリゲ(heurige:葡萄を栽培している農家が自家製ワインと家庭料理でもてなすワイン酒場)がたくさんある街でもあります。
ウィーンの中心部からは、トラムやUバーンで30分ほどで行くことができます。
他にSバーンも通っているし、ワッハウ渓谷 [Wachau] からウィーンに向かうインターシティ(IC)も停車します。
今は博物館になっている “ベートーヴェンの遺書の家” に行くため、この駅前からKahlenberg(カーレンベルグ)行きの38A番バスに乗って、ハイリゲンシュタット教会の前まで行きます。バス停はArmbrustergasse(アルムブルステルガッセ)です。
【ウィーンの中心部からハイリゲンシュタットへの行き方】
①Uバーン4番線(U4)の終点が、ハイリゲンシュタットです。
②Kalsplatz(カールスプラッツ)かSchottentor(ショッテントーア)から、トラムD番線Nudorf(ヌスドルフ)行きの終点が、Beethovengang(ベートーヴェンガング)です。
※行きは①で帰りは②、またはその逆にすると、無駄のない行程が組めます。
私はワッハウ地方のクレムス [Krems] からインターシティでウィーンに戻る時に、途中下車しました。