「曲のないうた」と「１０月公演」

今日は8/28(金)・29(土)のカフェ公演「曲のないうた」の顔合わせ。

顔合わせと言っても、一緒に企画しカフェ探しから始めた茜小雪さんと私に、
女優の佐々岡美幸さんの三人。
いつもの二人にもう一人加わっただけだけど、全員がそろうと本番へのやる気が俄然湧いてくる。


企画で主演の茜小雪さん。(佐々岡さんの写真撮るの忘れた……)


この芝居は十五年前、私が初めて書いたお芝居で、
とても素朴なお話だけど、初めて書いただけに思い入れも強く、好きな作品。
四年前に全面的に書き直し、今回が二度目の書き直し。
二度も書き直す機会を貰えたのはとてもありがたい。
今回の書き直しでようやく探していたラストシーンに繋がった気がして、自分の中でもやっとこの作品を昇華できた気がしている。

そして今日、茜さんと佐々岡さんと読み合わせをしてとても安心した。
きっといいお芝居になるだろうと、予想することが出来たからだ。
なので皆様、ぜひ吉祥寺はBESSIE CAFEへ足をお運びください。→ご予約受付中です。

「BESSIE CAFE」でお待ちしております。


それから吉祥寺に住む女優、石川理恵さんと１０月公演の打ち合わせ。
１０日前に本番を終えたばかりの彼女は、前髪を切り過ぎたことを除けば、とても元気だ。
彼女は話していると、気の抜けた表情と、気難しい表情を交互に繰り返す面白い人。
そんな面白さを１０月のB.LET'S 次回公演で、ぜひ披露してもらいたい。

本番を終えて元気な石川さん。

１０月公演の情報は近日中にお知らせします。どうぞお楽しみに……！


しかし、カワイイ女性に癒されるのは何も男性だけではなく、
一日で三人の女優さんたちに癒して貰った私は、今から違う台本に取り掛かるのです。

今日は演劇三昧だなぁ……。

行きます。

たぶん元気すぎるんだと思う。

最近の私は、かなりフットワークが軽くなっていて、
誘われたら必ず「行きます！」の返事をしている。

もともと人づきあいがあまり多い方ではないので、
だけど最近は公演を控えていることもあり、
「私のこと忘れないで…！」という気持ちになっているみたいで。

今日行って来たのは、名古屋のアイドルがアニソン(アニメソング)をカラオケで歌うライヴで、
アニオタ(アニメおたく)と呼ばれる人々が、コスプレをして集まる集いだった。
私はアニメもコスプレも詳しくないので、楽しげな皆さんの様子にただただ圧倒されるばかりで。
普段着を着ていることが浮いてしまう不思議、ビーチで正装をしている気分だった。

面白い経験だけど、なんでも顔を出せばいいってものでもないな…などと思いつつ、
でもライヴに参加していた友人は、とても歌が上手かったんです。

そんなことをしながら、11月の台本を書きつつ、10月の公演の制作面の手配をし、
もうすぐ始まる8月の公演の稽古に向けて台本を書き直している。
仕事の量は多くはないが慣れてないので混乱する。
その間には友人が泊まりに来ていて、久しぶりに会ったにもかかわらず、
目の前のやることの数々に「頼むからなるべく遅く帰ってきて」と酷いお願いをした。
だってその人は……その人は……ものすごくお喋りな人なのだ。

いろいろやることを抱えつつ、まあそれでも何とかなっているのだから、
自分でも「元気やなぁ…私」と感心している。
暑さにも負けないようにしないと。

お気に入りの下駄

今日は10月公演のチラシの打ち合わせ。

前回からイラストを描いていただいているイラストレーターの若松早百合さんと、
カメラマンの鞆岡隆史さんに、芝居のストーリーやチラシのイメージを話す。
お二人は同じデザイン事務所に務めておられる大学の同級生。
私も付き合いが古い。
皆、かつては京都で暮らしていた。
十何年たった今、違う街で、こうして仕事で関われるのはとても幸せなことだ。

今回のチラシは両面印刷にするつもりで、
芝居の両面印刷のチラシなんて普通…と思われるかもしれないが、
B.LET'S にとっては初めてのことだ。
そんな些細なことだけど、初めてと言うのはやっぱり嬉しい。
それはやはりたくさんのお客様に見て欲しいからで、知って欲しいからで、
そういう意識をはっきり感じることも、今さらながら初めてのことかもしれない。
チラシが出来上がるのが今から楽しみ……と、思っていたらその前に、
私自身が決めなければいけないことが山積みだった。
まずは目の前のことを、ひとつひとつきちんと丁寧に、やって行こうと思っている。

「裏方に徹するから」と、写真を断った若松さんの代わりに、
和装が好きな彼女の新しい下駄を。
新しい下駄って縁起がいいんです。

８月の公演のこと

８月にカフェで一緒にお芝居をする茜小雪さんは
決して否定的なことを言わない人だ。

カフェ公演のことだって最初は思い付きだった。
茜さんと参加しようと話していた、ある劇団の二人芝居の企画に
思いのほかお金がかかることがわかり、
そんなことなら自分たちでやろうということになったのだ。

それも最初は半信半疑だった。
お互いの性格を十分知らない私たちは、互いに相手を立てながら、
「それいいですね」
「これは面白そう」
と言いあい、決してノーと言わなかった。と、いうか言えなかった。
ノーと言いあえるほどの人間関係が、その時は築けてなかったのだと思う。

で、結果的にお芝居が出来ることになって、
否定せず実行すると、こんなに事態がスムーズに進むのかと感心した。
まあ、まだ稽古も何も始まってないので何とも言えませんが……。

気持ちにムラのある私に、茜さんの前向きさはとても頼もしく映る。
まだ始まるのは先だけど、稽古はムラなくがんばらねば。

闇練

女優の石川理恵さんは、次の舞台でタップダンスを披露されるそうだ。

もうすぐタップダンスを披露する石川理恵さん。


そのために稽古場へ行く前に、自身でスタジオを借り、タップダンスの「闇練」を行っていたという。

闇練(やみれん)……一人でこっそり練習することを彼女はそう表現する。
健気で一生懸命な彼女らしい。

しかし私は、彼女の口から「闇練」の話は何度も聞いたし、
石川理恵ブログには、「今日も闇練へ行ってきました！」と無邪気に書いてある。
しかも「滝本さんがブログにリンク貼ってくれて、私のブログのアクセスが伸びたんです！」と嬉しそうだった。
あの様子だと、きっと稽古場でも「今日は闇練きつかった」とか
「一緒に闇練しようね」などと話されているに違いない。

これではもう、「闇」の「練習」ではない。
彼女の中ではいつの間にか、
「こっそり練習」＝「闇練」ではなく、
「闇練」＝「タップの練習」になってしまったのだろう…。
とにかく本番間際。
思い残すことなく「闇練」、がんばってください。

そんな石川さん曰く、今回の舞台で永島さんは「芝居をしょってる」らしい。
永島さんは劇団ギルドの看板女優。

芝居を背負う永島広美さん。


そんなお二人が揃って出演されるという舞台が、今週15日(水)から始まります。
劇団ギルド第２４回公演「十二双川物語」(作・演出 高谷信之)

興味のある方はぜひ池袋のシアターグリーンへ！
私も16日に見に行きます。


石川さんも永島さんも、B.LET'S の前回公演のキャストで、
10月の次回公演にも出演してくださるのですね。
まだ先ではありますが、こちらの方もどうぞお楽しみに！

あっと、その前に８月のカフェ公演のこと……は、また日を改めて。

散漫になっている…

やらなきゃいけないことと気になることが多くて、
最近の私はとても散漫になっている気がする。
あっちもこっちも手を付けて、結局何も進んでいないような…

こういうときはやることを順番に書き出して、
一つ一つ消していくことにしている。

昨日も書かなきゃいけない台本が進まなくて、
なぜか部屋の模様替えをしていた。
部屋はきれいになったけど、
模様替えは、私のやらなきゃいけないリストには入っていなかったのに。

今はまだ朝だし、仕事へ出かける前に、
やることを整理してみなければ。

仕事もあるけどその前に、
今日はまず都議選へ行かなければなりません。

マメに更新

公演が続く予定なので、豆に更新するつもりなんです、
なるべく…。

今日は次回公演を行う下北沢の劇場の下見へ。
楽しみと同時に実感が湧いてきて急に不安になる。
こんな時、一人演劇ユニットB.LET'S としては、
グチを言う相手がいなくて困る。
しかし、人の顔を見れば泣き言ばかり言う私にとっては
きっとその方がいい。
出演してくれる役者さんの顔を思い浮かべながら、
「一人じゃないぞ」と、自分に言い聞かせてみる。

夜は池袋の劇場にお芝居を見に行く。
その劇団は、男性ばかり大学の先輩が参加されていて、
大きな劇場にお客さんがいっぱいで、拍手に包まれていた。
それは何となく、不思議な光景で。
皆さんが地道に活動された結果だけど、
まだ東京へ移って数年の私は、その過程を全く知らなかったから。

作・演をされている先輩は、大学の頃から硬派で近寄りがたく、
私はほとんど喋った記憶がない。
でもその人柄が現われた、硬派であったかいお芝居でとても面白かった。

地道に活動することの大切さを感じながら、
劇場ロビーで出会う、久しぶりの先輩方との距離感が掴めずに、
結局、また逃げるように帰って来てしまった。

ともかく、公演もブログの更新も、地道にがんばらなければならない。

８月の公演のお知らせと、その他の予定

８月２８日(金)、２９日(土)に女優の茜小雪さんと
吉祥寺のカフェで小さな公演を行うこととなりました。

特別企画◎茜presents＋B.LET’S
「曲のないうた」作・演出　滝本祥生

出演◎茜小雪／佐々岡美幸
日時◎2009年8月28日(金)19:00／29日(土)15:00・18:00
料金◎1800円(1ドリンク付き)
会場◎BESSIE CAFÉ 　
 (JR、井の頭線「吉祥寺」駅から徒歩６分)

なんとも素朴な二人芝居になる予定です。
詳細は近日中に、このＨＰにてお知らせさせていただきます。
 
そして、本公演は少し先になりますが、１０月の半ばです。
お芝居が続きます、上記の二公演は再演です。

新作も書いています。
こちらは１１月後半上演予定です。

公演はいろいろ控えていますが、まだ稽古も始っていないので、
今は平穏な日常を送っています。

まずは夏の終りに、ぜひ吉祥寺まで足をお運びください。
どうぞよろしくお願い致します。

 

無線から有線へ

パソコンをインターネットと繋ぐのに、無線から有線に変えた。

今まで有線に出来なかったのにはいろいろと理由があって……
でも念願かなって漸く人並みにインターネットで動画や音楽が
楽しめるようになったのだ。

無線だと電波が届くのが遅くて、
画像と音がずれたり、途中で止まったり、時間がかかったりで、
とにかくイライラするので、殆ど見たことがなかった。

だから恥ずかしい話だけど、
「ユーチューブ」とか言われてもピンとこなかったし、
「○○配信中！」とか目にしても自分とは関係の無い話だと思っていた。

だから恥ずかしい話だけど、
有線になってカルチャーショックを受けている…。
世の中がこんなに進んでいるとは思っていなかったからだ。

電話で相談していた友人に、
「HPに繋ぐと突然音楽が聞こえだした」
と報告すると言葉を失くしていた。

長電話になってごめんねと謝ると、その友人は言っていた。
「だったら次はスカイプで話そう。それなら無料だし、大勢で話せるしね！」

……また新しい謎が増えた。
すぐに光速インターネットで調べてみよう。