B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

顎なのか歯なのか

2009-01-26 00:41:33 | Weblog
顎が痛いと思っていたら、歯が痛いような感じになって来た。
気をつけて、毎日丁寧に歯磨きしてきたのに。
歯医者はやたら多いのに、行きつけの歯医者さんが無いので困る。
もう少しの間、顎が痛いのだと思い込むことにしよう。
それはそれで困るけど……。

最近の私は相変わらずプロットを書いていて、なかなか進まない。
でも、これが終わらないと次回公演の台本が書けない。

放送作家をされている大学の後輩に会って、
「ドラマのプロットってどうすれば書けるんですか?」と聞かれた。

どうすれば書けるかなんて私が教えて欲しい、しかも相手はプロ、
しかし私にも先輩としての意地がある。
「気持ち…!」
思わず、そう答えてしまった。
後輩はそれで納得したのか呆れたのか、
それ以上、何も聞かれなかった。
助かった。

後輩に言った通り、気持ちの籠ったプロットを、
がんばって書かなくては。



旅一座

2009-01-24 20:52:32 | Weblog
二月の終りに「ひまわり海に咲いた」の上演を企画された
茜小雪さんは、旅公演の一座の役者さんだ。
今も雪深い石川県のとある町に、一ヶ月間滞在し公演されている。
雪が積もって、ものすごーく寒いらしい。

毎日本番が二回、毎回演目が違うため、昼公演の後に夜公演に向けての稽古。
夜公演が終われば次の日の昼公演の稽古。
台本はなく、演出に口頭で言われるセリフと動きをその場で覚えるそうだ。

電話がかかってくる時は、いつも深夜の一時頃で、
決まって「今、稽古が終ったんです」と言っているし、
劇団員と劇場で寝食を共にし、プライベートも殆ど無し、
そんな生活を十年以上続けているそうだ。

「どうして旅一座の役者に?」と聞くと、
お芝居がしたくて、たまたま見た雑誌に載っていたのがその劇団の広告で、
たまたま電話して、旅公演に付いて行き、帰ってきてまた旅に出て、今に至るらしい。
あまりに過酷そうで、疲れきっていて、
「青春時代なのに……!?」と、訳のわからないことを言ってしまった。

いつもは時代劇ばかり。十年たってふと立ち止まり、
「本当にやりたかったお芝居ってどんなだろう」と考えて、
この企画を思いつき、知り合いをつてに私を紹介されたそうだ。
すでに了承済みだし、今さら言っても仕方無いけど、一応何度も確認した、
「本当に私でいいんですか?」って。

それでも、茜さんは「お芝居大好き」とまぶしいほどに言っていて、
娯楽の無い雪深い田舎町の冬に決まってやってくる一座を、
心待ちにしてくれるお客様は、本当に嬉しそうにお芝居を見て下さり、
やりがいを感じるそうだ。
そんな青春時代ってきっと他には無いだろう。

プロデュース公演の大変さは私も少しはわかるけど、
短い期間で、全員の呼吸が合う様に、
そのお手伝いが出来る本に、なっていて欲しいと思っている。
前売り券発売中です。




















前売り開始

2009-01-07 10:57:52 | Weblog

2004年に京都で上演した「ひまわり海に咲いた」が、
茜小雪(アカネコユキ)さんという女優さんのプロデュースのもと
再演されることとなりました。

茜PRESENTS「ひまわり海に咲いた 作:滝本祥生
 
演出:篠原明夫
出演:茜 小雪、藤田 心、千賀亜希子、石川理恵、他
日時:2/27(金)19時 ・ 2/28(土)14時、19時 ・ 3/1(日)14時 開演 (30分前開場)
場所:誠シアター銀座(東京都中央区京橋3-3-2)
   JR東京駅、有楽町駅より、徒歩7分     
料金:¥2000          

2009/1/7(水) 本日より前売り開始 誠シアター tel 03-3548-9007

茜さんという女優さんと知り合ったことがきっかけで始まった企画ですが、
少しだけお手伝いさせてもらうつもりが、気付けばすっかり親身になっていて、
でも、ほとんど書き直しが終わった今となっては、期待と不安のもと
稽古開始と本番を待つばかりです。

今回は演出をしないのでどんな風になるかはわかりませんが、
私自身思い出深い作品で、たくさんの皆様のご協力のもと初めて書いた長編のお芝居で、
たくさんの皆様のご協力のもと上演し、
それが初めて他の方の手によって演出、上演されるのは
何だか不思議で、とてもありがたいと思います。

本日前売り開始、よろしくお願いいたします。