B.LET'S 第9回公演「中ノ嶋ライト」 無時に全公演終了しました。
ご来場くださった皆さま、台風でご来場いただけなかった皆様、HPやブログなどで見守って下さった皆さま、ありがとうございました。
台風で初日が始まり、キャンセルが相次ぐ中どうなる事かと不安に思ったのですが、日を増すごとにロビーはお花や差し入れにいただいたお菓子で賑やかになり、ご来場いただくお客様への感謝の気持ちと、たくさんのお客様に応援されている役者さん達と一緒にお芝居を作れることを誇らしく思いました。
また、白熱電球工場「中ノ嶋ライト」のモデルとなっていて、工場見学や取材をさせていただいたり資料をお貸しいただいた「細渕電球株式会社」の皆さまにも最終日にご来場いただきました。
工場内の人間関係などはもちろん架空のものですが、実際に紙芝居や工場見学を行っておられ、実際に日本一小さな電球を作っておられます。
そして現在も、白熱電球を作り続けておられます。
主人公の彰が言ったセリフは取材に行った時に従業員の方が言われていた実際のセリフもあって細渕電球さまの協力がなければ作れない物語でした。
本当にありがとうございました。
お客様、キャスト、スタッフの皆さんはもちろんですが、たくさんの皆さまに支えられて無時に公演を終えられたことを感謝すると同時に、自分の力不足をもどかしく、悔しく思います。
それを思うとどうしても次の公演へ繋げて行くしかありません。
次回公演は来年4月、それに向けてのワークショップなども行います。
よろしければもう少し長い目で見ていただけましたら幸いです。
昨日までは中ノ嶋ライトの従業員だったキャスト・スタッフも今日から次の稽古場へ向かわれています。
そして私の家には皆さまからいただいたお花と、お菓子と、劇場から持ち帰った220個の白熱電球で溢れています。
公演が終わったら電気代の安いLED電球に変えようかとも思っていたのですが……持ち帰った全ての電球が切れるまで、白熱電球を灯し続けたいと思っています。
ありがとうございました。
B.LET'S 滝本祥生