この所、少しずついろんな事に参加して、頭の中が追いつかない日々を送っていた。
台本に集中できない焦りや疲れとか、なんとなく体調も良くないので、子供の頃以来に眼科へ行った。
体調が良くない→眼科、というのは繋がっていない気もするけれど、とにかく目の調子が悪いので診て貰うと、ひどいドライアイだと言われた。
「あなた、涙の量が普通の人の半分しかないですよ!」と先生に言われ、言葉通りの意味だとわかりつつも、なんだかとても薄情な人間だと言われているみたいで、ムダにきずついた。
そりゃ本当に薄情な人間かも知れないけれど、確かに薄情だけど、だったらなおさら面と向かって言われることはほとんどないはず。
思わぬところで言葉の力を感じる出来事となった。
7月12日からの合同公演へ向けての稽古が少しずつ始まっている。
とはいえ顔合わせはまだで、本番をかかえている方もいらっしゃるので全員集合はもう少し先。
でも台本を進める上で、今回初めてお会いする俳優の皆さんのことを少しでも早く知りたくて、会える人だけでも先に会いたいとお願いをした。
この日は台本のほんの1ページを読んでもらっただけだけど、少しのセリフで役の雰囲気や、リズムやトーンも察してしまわれるのだから、役者さんというのは不思議な人たちだと思う。
私はほとんど見ているだけで、稽古場を回すのは今回2度目の合同公演でご一緒するTOKYOハンバーグの大西さん。他の方の稽古場を見ることはあまりないので、とても新鮮で学ぶことも多く。
そして、他の人の演出を受けている、大田さんや永島さんの様子もあまり見る機会が無いので新鮮だった。
TOKYOハンバーグのメンバーも、今回の役者陣も若い方が多いけど、若い人に負けない様にたくさん吸収したい。
でも…たぶん稽古が始まっても私はあまり稽古場へは行かないだろうな。台本を書かなくちゃ。
だけど、普段並行してやっている様々な雑用やら、公演を立ちゆかすためのいろいろなことから解放されて、いま書くことだけに集中できることは、本当にありがたくて貴重な機会だと感じている。
合同公演でしかできない話にしたいと取り組んでいますので、是非楽しみにお待ちください!
詳細も近日中にお届けいたします。
それから今週末5/27(土)に上演される、大先輩でお馴染みの深水三章さんの朗読劇にお友達で女優の山本麻貴さんが出演されます。
演目は何度も上演されたことのある「昔の景色」。今回のためにずいぶん書き換えました。
そして、この朗読劇では初めての「向こう岸へ片思い」。
これは2年ほど前、私も出演したカフェ公演で、MONOの尾方さんとキトキト企画の江間みずきさんが演じてくれました。その時も面白かったけど、こちらも更に書き換えて、今回限りの麻貴ちゃんスペシャルバージョンとなっています。
先日、稽古を見に行ったらとっても面白く仕上がっていましたので、是非是非足をお運びくださいー。
少しずつ、いろいろなことが進んで行きます。
深水三章朗読劇 (毎月開催)
5/27(土) 20時
於:新宿三丁目リトリート
出演・深水三章 山本麻貴