B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

インターネット

2007-04-27 01:47:59 | Weblog
今日、学校へ行ったら「ブログ見てますよ」と大橋さんに突然言われてビックリした。
「何でですか!」と聞くと、もちろんそんなのは検索すればすぐ出てくるそうだ。
しかも「ちゃんとした文章じゃないですか」と誉めても下さった。
ちゃんとした文章かどうかはわからないけど、そんなことまで見られてしまう
……インターネットはあなどれない。
最近、初めて自分の名刺を作り調子に乗っていろんなところで配っているので、
誰がこのブログを見て下さっているかわからない。
だからもうヘンなことは書けない……ヘンなことを書いたことは無いけれど。
ブログが書けなくなったという金替さんの気持ちがわかる気がした。

さて、シナリオ学校も実はそろそろ後半戦。
私が行っている研修科は、半年で一区切りなのだ。
今まで書いた課題は全部で12本。でも、最初の方のモノはとても短い。
短いものでもこれだけ書くと、自分の書きたいテーマがハッキリ見えてくることに
最近気付いた。
課題や長さが違っても、書きたいテーマは共通するから不思議なものだ。
私のテーマは22歳の時から本当に変わっていない。
他の人はどうなんだろう?……今度聞いてみようっと。

帰りの電車で、企画書で悩んでいることを根岸さんに話したら、とてもいい事を言ってくれた。
ほんのちょっとだけ霧が晴れた様な気がした。
本当に……困った時はいつも誰かが助けてくれる。
京都でも、東京でも、海外でも。感謝の気持ちは忘れられない。

……そういう気持ちを伝えたい時、インターネットはとても便利だ。












考え中

2007-04-23 02:08:09 | Weblog
プロットを考えています。

シナリオを書くときは高校生が主人公のものが多かった。
シナリオの場合は設定や人物を自由に選べるので、
コレといった思い出のない自分の高校時代を埋めるみたいに
高校生の話ばかり書いていた。
でも先日、テレビ局のプロデューサーの方とお話しする機会があり聞いてみると、
高校生の青春ものより、三十代女性の話の方が興味深いと話されていた。
でも等身大の自分、みたいなものだけでは面白くない。
過去のノートや本を引っ張り出してプロットの立て方の勉強をし直しているが、
今のところいい考えは浮かばないし、どうも小さくまとまってしまう。
私は次にどんなお芝居が見たいだろう、と公演前に考えていた時みたいに
ともかくたくさん考えてみよう。

しかし、これからずーっとプロットを考え続けることになると思うと……
今日はもう寝ることにします。



2007-04-19 12:32:10 | Weblog
間に合わないかと思った……
今週の学校の課題は「旅」だった。
最近は旅行へ行く機会も無いし、子供の頃は旅行へ行ってもすぐにホームシックになっていた、今では平気だけど。
「旅」いう言葉にあまりイメージが湧かないから、後回しにしていたらギリギリになってしまった。
今書き終えて、ホッとしている。

でも本当に、学校の課題をギリギリでやっている場合ではないのだ。
企画書(プロット)を書いている。
私はコレが苦手で、いつも途中でイヤになってセリフを書き出してしまう。
つい先日もそうしてしまった。
だから企画書、書きかけのシナリオの続き、学校の課題、
この三つをこれから書いて行かないといけない。
その間に仕事もある。また中途半端だ。
でも全部書こうと思うし、書けると思う。

ずっと雨続きだった東京も今日は久しぶりに日が差し、たまった洗濯物も片付いた。
学校へ行くまでにまだ少し時間があるので、今日二つ目の課題へ取り掛かろうっと。


NHKスタジオ見学

2007-04-12 11:44:36 | Weblog
「いつでも遊びに来てください」と、先日の授賞式でNHKのディレクターの皆さんが言って下さったのを真に受けて、NHK放送局へ行ってきた。

放送局という場所へ行くのは、確か中学生の時「パペポTV」を大阪のテレビ局へ見に行っただけで、ほとんど初めて。
お忙しいにも関わらず、ディレクターの皆さんが代わる代わる交代で、局の隅々まで案内して下さった。ラジオのスタジオだけでなく、テレビの収録スタジオまで。「風林火山」のスタジオでは、佐々木蔵之助さんと内野聖陽さんが真剣に演技されていて……画面ではどう見てもロケに見える風景も実はスタジオで撮っている。たった数分のシーンに数時間。
ラジオドラマの編集スタジオでは一秒をさらに三つに分けて編集作業をされていた。
もう、すっかり感動してしまった。
建物のどこにも大小のスタジオがあり、毎日六千人くらいの人々がそこで番組を作っていると言う。
当然のことだけど、ラジオだってテレビだってたくさんの人の力が集まって手作りで作られている。そういうことを実際に見て感じられたことは凄くいいことだと思った。とにかく「意識」が違う。

お借りした色んな資料を参考に、今は書かなきゃ始まらないし、書くと落ち着くし、そして次に書く作品は必ず放送に値する物にしたいと思っている。

後輩

2007-04-09 02:12:48 | Weblog
この人は久しぶりに会った葛西くん。

役者で、照明家で、大学の講師で、私の後輩。
先日、大阪の劇団の照明の仕事で、
みんなで東京に来ているからとわざわざ連絡してくれた。
大学の頃は、変なバンダナを巻き、ダサい曲に合わせて、
「ナイス・ガイ」の役で踊っていた彼が
こんなにも頼りがいのある立派な男性になられるとは思わなかった。
と、葛西くんの同級生である垣脇さんともよく話している。

第一回公演の時には役者と照明の両方でお世話になったし、
それ以前にも、それ以外でも。
私の東京生活のグチと不安を一笑し、
「それ、芝居にしたらどうですか?」でまとめてしまった。
乙女心のわからない後輩だ。

でも久しぶりに喋った葛西君は、やっぱりイイ人だった。






寒の戻

2007-04-07 09:35:34 | Weblog
桜が散った東京はなんだか凄く寒々しい。

慌しかった気持ちが最近になってようやく落ち着き始めた。
そして、ちょっと反省している……
最近の学校の課題がどうもおざなりになっているのではないだろうか。
自分の書けることを、書ける範囲でしか書いていない、
知ってることしか書けない、と言うのは昔からのコンプレックスなのに。
たぶん、保守的な性格が原因なのだと思う。
いくら短い物でも、例え課題でも、
自分が感動したことじゃないと人に感動してもらえないだろうし、
自分のイメージが無いと相手に伝わるわけもない。

だから次は、ちょっと背伸びをしようと思う。
もともと背が高い私は、背伸びをするという感覚にどうも乏しいみたいだ。
そりゃあ、実際に爪先立ちするわけじゃないけれど。
「ちょっと無理することが大事」と、昔言われたことがある。

来週の課題は「別れ」。
きっとしんどいテーマだけど、今度こそちょっと無理して書いてみよう。
このままじゃ、色んなことがもったいない。
そして、他のやるべきこともちゃんとやって行こうと思う。


四月

2007-04-01 09:44:35 | Weblog
気がつけば、今日から四月。いいお天気で東京は桜が満開。

佳作をもらったラジオドラマの授賞式があった。
そこにいるほとんどの方に私の作品を読んでもらっていて、
「ああ、あのシナリオの?」なんて言ってもらえると、名前を知ってもらうより嬉しかった。
そして三人の受賞者が全員同い年だったということも、なんだか嬉しかった。
なぜだろう、ベビーラッシュの学年だからだろうか?……ま、ただの偶然だけど。
ちなみにキムタク、堀江さん、キャメロン・ディアスも同い年です。

作品の評価は、誉めてくださる方もいらっしゃったけど、当然ながら厳しい意見をたくさん頂いた。
私の作品に関しては、かなり票が割れたそうだ。
今年は全体のレベルも高かったしそれに残ったのだから、と言っても下さったけどそうも行かず、
書くことに対しての責任感の無さや、作品の欺とさなど反省すべき点がいっぱい思い当たる。
ただ、楽しいじゃダメなんだ。
そういうことを思い知った一日だった。
書くことや、今後のこと、今はいろいろ混乱しているけど、立ち止まっている場合ではなく、
シナリオ学校の課題の枚数も増え期限も迫っているし、ラジオ局からの新しい課題もある。
でもとにかく、今は仕事へ行かなくちゃ。
仕事場へ向う途中の桜も今が見頃だ。