それぞれの一か月

先日、いつも公演のチラシのデザインをしてくださる若松さんと、
舞台写真を撮って貰ったカメラマンの鞆岡さんに会い、
ようやく公演でお世話になったお礼を言うことが出来た。
12月に個展があるそうで、お二人ともお忙しそうだ。

その翌日には前回公演の４人の役者さんたちと会い、決算報告をすることが出来た。
この一カ月で、大林さんは部屋の大掃除をし、
石川理恵ちゃんはたくさんの映画を鑑賞し、
山根君はひとつ歳をとり、
永島さんはよく眠ったそうだ。
ほんの一カ月まえは毎日会っていたのに、もうずいぶん昔みたいに思う。

改めて、きちんと感謝の気持ちを伝えるつもりだったのに、
顔を見たらいつもの調子で、結局ただの飲み会になってしまった。
改めてご挨拶するつもりだったのに…。
でもホント、誰かに自慢したいくらい気持ちのいい方ばかりだ。
なかなかこんな風にはもう会えないはずなのに、
久々にホッとするような気持ちになった。

そんなわけで、もうすぐＨＰに公演の舞台写真もアップ致します。
今はこのＨＰを管理してくれているインプロバイザーの友人、
木村さんが本番前なので、それが終わってから。
木村さんの主催するインプロユニット「トランク企画」の公演は
12/4，５　京都ZAC HALLであります。
興味のある方は是非！　

 

かれこれ一年

１１月中に書きたいものがあって、
別に締め切りがあるわけじゃないけど、イヤ、締め切りがあったのに
さんざん言い訳をして、延ばし延ばしにしてもらい、
かれこれ一年以上になる。

だからどうしてもどうしてもどうしても、今月中に書かなければならない。
私は書くのが遅いので、毎日、少しずつ少しずつページを増やしていく。
時々映画のＤＶＤをはさみながら、
映画だけで終わる日もあったりして、
とにかく、ようやく終わりが見えてきた。

これが終わったら新作公演。来年の春の予定。
楽しみだなーと思いつつ、
きっとあっという間だから具体的に考えると緊張してくる。

でもホント、次の公演が決まってるなんて、
東京へ来たばかりの頃のことを思えば考えられないくらい幸せなことだ。
来月で丸三年になる。
そりゃあ同じように、不安を言い出したらつきないけれど、
きちんと頑張って行くしかないって、思っている。

居酒屋EXILE

結局、腕時計はまだ時計屋さんへ持って行っていない。
すごく不便……。

そんなことより、京都から房ちゃんと葉子ちゃんがまたまたやってきた。
今回は朋美ちゃんも一緒。
彼女らは以前、京都の洋食料理店で働いていた時のアルバイト仲間。
今では皆アルバイトを辞め、一人は「看護師」に、
一人はこの時期イルミネーションがきれいな「R○ME」に、
一人は河原町五条を上がった「○川ふとん」に、
それぞれ務めている。
三人は「劇団EXILE」を見に東京へ来たという。 

この日も三人に、「どうしても行きたい所がある」と連れられて行ったお店は、
EXILEのメンバーのお父さんが経営されている居酒屋で、店内は若い女の子で溢れかえっていた。

その「EXILEのお父さん」は、息子同様のかっこいいサインを彼女らの携帯電話に書き、
握手を振舞っていた。
店内のモニターではライヴの映像が流されていたが、
どの息子さんのお父さんなのか、私にはまったくわからない、

私たちのテーブルへやってきたお父さんを、房ちゃん達三人は大歓迎していた。
お父さんが私にも手を差し出してくださったので、握手をしてもらった。
……でも、私にとってはただのおじさんだった。


そうして三人は「EXILEの出待ち」をするために、
夜更けの渋谷の街へと消えていった。
これから青山劇場の楽屋口へ行くそうだ。

しかし、三人曰く「ダンスはサイコー！　でも演技はイマイチ」
なのだそうだ。……ファンの目は厳しい。

明日時計屋さんへ

11月に入ってあっという間に９日も経ってしまった。
残りの仕事を片付けたり、次回公演の打ち合わせをしたり、なんか書いたり。
寒かったり、暑かったり。
結局、あまり何もしてなかったのですが……。

稽古がないと、ブログに書くこともあまり思いつかなくて、
何かあったら更新しようと思ってたけど、
それじゃいつまでたっても更新出来ないから……何もないけど更新。


私の部屋には時計がない。

正確に言うと、飾っている時計がない。
あるのは携帯電話の時計と、着用しない小さな腕時計だけ。
パソコンの時計も表示しない様に設定してるから、

気づけば思ったより夜更かししてたり、
もう出かける時間だったり。
……だからって私の遅刻癖の言い訳にはならないし、
時間に縛られない自由な生活に憧れているわけでもなくて
ただ、一定の間隔で繰り返される小さな物音が我慢できない。

だけど時計のない生活はとても不便で。

さっきも言ったように、言い訳にはならないけど遅刻だってしやすいし、
油断をすれば夜更かしをしてしまうし、
時間に縛られない自由な生活に憧れているわけでもないから。

先日、我が家で時を刻む2つの機材のうちのひとつ、
小さな腕時計が止まってしまって、非常に困っている。

ただの腕時計なのに、その存在がこんなに大きいとは思わなかった。
考えてみれば１７年前の腕時計……止まっても当然だろう。
イエ、もちろんその間何度か電池の交換はしているのですが。

時を止めることで主張された１７年という時間の長さと、
その機能の重要性に改めて感心している。
大事にしなくちゃ。
明日時計屋さんへ持って行こうっと。


だから初めに言った通り、最近何もないんですが、
ともかく次に向けて、またがんばってゆこうと思っています。