B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

水辺

2014-06-24 12:47:20 | 日記

水の豊かな町で育ったせいか、たっぷりした水の流れを見ると心が和んで。

だけど今、私の住んでる町には大きな水辺がなく。

時々、降りる駅でふと見たら目の前に大きな池(?)があって、少しの間眺めていました。

こんな大きなものに、今まで気付かなかったなんて。

夕方の暮れかけた町なかで決してきれいじゃない水だけど、やっぱり気持ちが静かになります。

 

 

前回公演「箱の中の4人」のDVDを作っています。

まずはステキなパッケージを作っていただきました!

本体を含め、もうすぐお届け出来ると思いますのでもう少しお待ちください。

ご予約を受け付けています。コチラ→ b.lets82@oasis.ocn.ne.jp

 

 

あのとき箱の中にいた4人は今、

永島さんと土田さんは本番間近→

高橋さんももうすぐ本番→

江間さんはバカンス中→

私は今のところ、ただ、なんだかひたすら、ジッーとしている感じです。


目の前の景色

2014-06-13 09:39:07 | 日記

運動不足を解消しようと夜に家にいるときはジョギングでもしてみようと思い立ったのだけれど、案の定長続きしなくて。

それでもやめてしまうよりマシと、ウォーキングに変わった。
歩いてみて分かったことは走るよりもうんとラクだということ、景色だって目に入る。

ただ前を通りすぎていただけの駐車場の金網に、時計草とそのつぼみがびっしりと咲いていることにも気付いた。
そして「ああこの季節か…」と思い出した。

思い出したのはこの時期になると時計草とバラがたくさん咲いていた叔母の家のイングリッシュガーデン。
以前書いた「ずっと4時」という芝居の舞台にもなった場所。

その物語の最後でもお庭が取り壊されたけれど、叔母の家の庭もそろそろ本当に取り壊されるらしい。
心の準備にと思って1年半前そんなラストシーンを書いたけど、いざ本当になると思うとやっぱり寂しい。

でも変わって行くのは仕方のないことだから。

 

昨日は久しぶりに永島さんと土田さんと会った。

だけど久しぶりなのは私だけで、彼女たちは揃って7/16-23に上演される劇団TOKYOハンバーグ『愛、あるいは哀、それは相。』の稽古に参加中→コチラ 。

二人ともがんばっていますので、皆さま是非足をお運びいただけますと幸いです!

稽古で疲れているだろうに、と思いつつも11月のB.LET'S次回公演に向けての、そして来年に向けての予定を話した。
楽しみなことも多いし、大変だけどがんばろう。
近いうち、二人のいる稽古場にもお邪魔させてもらうつもりだ。


「じゃあ私、東口なんで」と帰って行く土田さんを見送って、永島さんと駅のホームに入った。

「じゃあここで」と手を振った後、永島さんが何か言いたげに振り返った。すぐに人波に紛れて見えなくなったけど、何が言いたかったのか、気のせいだったのか…彼女のそういう姿はとても珍しい事のように思えた。


変わって行くことは仕方ない。だけど目の前の景色を、一緒にいる人を、変わらず同じでいることはとても大変で努力が必要なことだ。

ラクだからと、歩いている場合じゃないと思った。

 

 

 

 


6月3日

2014-06-03 10:20:04 | 日記

最近すこし時間が出来た私は、好きな戯曲やシナリオを読んでは自分なりに箱書きに書き直すようなことをやっている。

自分なりにやっているので為になっているかどうかは分からないけれど、恥ずかしながら今までこういうことをやったことがなかった。

なぜこのシーンがそこに入っているのか、そのセリフがどうしてもう一度ここで繰り返されているのか、作者の意図みたいなものが伝わってきて普通に読むよりもなんだか面白い。

面白いけれど、自分の下手さを目の当たりにして落ち込む。

そうして作者がどうしてもその物語を書きたかった気持ちや、そのセリフに込めた想いみたいな物に触れると、尊敬や羨望や自己嫌悪や、色んな気持ちが迫ってきてまた胸が苦しくなるのです。

 


今日から6月

2014-06-01 09:52:24 | 日記

なんだか最近あんまり落ち着かない。

工事のせいだろうか。
しつこいようだけど家の真裏で始まった工事の騒音と震動で家にいることが出来ない私は、図書館やカフェや空いているスペースを見つけては夕方まで転々としている。
我慢出来ずに窓を空けて誰に文句を言おうかと見渡したけれど、ショベルカーの迫力に気圧されてそのまま窓を閉じた。イライラしたところで工事は終わらないし……みんな仕事なんだ。

昨日、日本放送作家協会の講座のお手伝いに行ったら面白いお話がたくさん聞けた。受講生が書いて来たシナリオをシナリオライターの先生に見て貰いアドバイスを受けておられたのだけど、そういったアドバイスを受けることが多い私には聞く方の立場も、言う方の立場も客観的に見られて、なるほどと思うことが多かった。

それらの事を友人のライター藤井香織さんにメールで連絡すると「ドキドキしている」と返事が返ってきた。
藤井さんは共同脚本で参加された映画「瀬戸内海賊物語」こちら が昨日から公開となって「ドキドキしている」のだそうだ。
↓これが藤井さんの映画



私も明後日、新宿ピカデリーへ見に行きます!


先日久しぶりに土田有希ちゃんに会うと、現在取り組まれているお芝居の役所についていろいろと模索されているようだった。
彼女と永島広美ちゃんは揃って来月の舞台『愛、あるいは哀、それは相。』の稽古に参加中。
お世話になっている劇団TOKYOハンバーグさん→コチラ の7/16からの公演に出演される。
2月のB.LET’S公演「春の遭難者」に出演してくれた、TOKYOハンバーグの劇団員である光藤依里さんも出演されるので合わせて楽しみ!
作・演出の大西弘記さんが震災をーマに真摯に取り組まれた作品で、それで土田有希ちゃんも思いを巡らせていたのだろう。
永島さんは……きっと元気だと思う。




今日から6月。気持ちを落ち着けて、私もがんばろう。