8/17(水)ワークインプログレス公演「ラクリーメ・ロッセの読書会」が終わりました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
ワークインプログレスがよく分からずに、演出の笹浦さんに「不安です!」と泣きついた私ですが、とても有意義な時間をすごさせていただきました。
ワークインプログレスは外国では普通に行われているそうで、製作途中の作品をお客様に見ていただきブラッシュアップしていこうという、作家や演出家にとっては貴重な機会。
終演後にお客様に意見を貰えて、作品について全員で話しあい、その上書き直すチャンスを貰えるなんて、こんなに幸せなことはありません。
また、MCを務められた劇作家の丸尾聡さんに初めて作品を見ていただけたことや、作家目線のアドバイスを貰えたことも私に取ってはとても嬉しく貴重な経験でした。
だけど本当に大変なのは俳優の皆さんで、実質の稽古期間は4日間、当日は舞台仕込みとバラシを担いつつ稽古をして、セリフも動きもまだ定まらない状態で舞台に立たれ、一度も止めることなく最後まで芝居を運ばれて…、この芝居を、一ヶ月以上稽古をして本番に臨んだことのある私としては、未だに信じられない気持ちです。どう考えても普通は出来ません。
1日目の稽古ではまさか台本を持たずに本番をされるなんて思ってもいませんでした。
俳優さんの凄さを改めて感じました。
そして、演出家で舞台監督でプロデューサーで、あっという間に舞台を立ち上げてしまった笹浦さんには尊敬の言葉しか見つかりません。
普段はうちうちの公演しかしていないので、今回こういう企画に参加させていただいて、とても勉強になりました。
皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんにいただいた貴重な意見をふまえて、本公演に向けてまた書き直そうと思います!
ありがとうございました。