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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

エウレカセブンAO 第16話 『ガーディアンズ・ハンマー』

2012-08-18 16:37:36 | Weblog
結局、このAOの話は歴史改変の話ってことね。

そうなると、クォーツってのは、「水晶時計」の「水晶」なわけだ、きっと。
で、クォーツ=水晶の固有周波数が転じることで、時間の流れが変わり、世界が変わる。
今回、AOが錬成?した超兵器もそういうものだったし。

で、どうやらそのクォーツから生まれた?トゥルースは、文字通り「歴史の真実」を意味するのだろう。

となると、この先は、そのクォーツ(水晶)とスカブ(珊瑚)がどういう関係になってるのか、ってことだよね。

クォーツがスカブの侵食を防いでいる、という話を信じるなら、スカブが地球を侵食することでクォーツの固有周波数を変動させてしまう、ということなのだろう。

あるいは、水晶がケイ素を含むことを考えると、ケイ素対炭素という、元素間の争いなのかもしれない。
いずれにしても、クォーツ=無機物、スカブ=有機物の闘いになるのだろうけど。

・・・ってなことを、今回のを見て思ったのだけど、

でも、こういう話って、エウレカの本筋とはどうでもいいことだと思っていて。

正直、このAOはつまらない。
本格的につまらないと思ってきた。
月光号やエウレカを出して、お茶を濁してんじゃないよ、という気になってくる。

まず、歴史改変、って、ただ謎が増えていくばかりで、次回がどうなるかという気にさせてくれないから、全く物語にのめり込めない。つまらない。
いや、最後の最後に判明した事実によって全ての謎が溶ける、というものなのかもしれないけど、そこまで、だらだらとよくわからない流れに付き合わされるのはね。
というか、歴史改変って、後出しじゃんけんがOKの世界だから、そうわかった時点で、なんか、どうでもいい、という気になってくる。
いや、シュタゲみたいに、目的や悲劇がちゃんと最初から仕込まれていて、かつ、一つ一つのエピソードにきちんとサスペンスがあれば、おお、と思って見れるのだけど、このAOには全然そんなところがない。

なんていうか、映画で改変ものやったら割をうけたから、次もそれでやってみようという感じで始まったぐらいなのだろうな。しかし、そんな制作サイドの自己満足に付き合わされるのもー。

これなら、オリジナルのエウレカをHDで作りなおした方が良かったんじゃない?
あれはあれで、結構、ひどい絵の時もあったわけだし。

あとは、今回もあったけど、そこはかとなく特定の国や地域に対する感情を操作するような小ネタ(アメリカのコーヒーはまずい)をいれこむのもね。いや、ソ連がある世界だから、そりゃ、この世界が空想の世界であることは自明中の自明のことだけ、そうした空想世界の中で、実在の名前を使うのってどうなのだろう、と思う。気持ち悪い。なんていうか、非実在少年とか少女というよりも、こういう空想世界での実在名の扱いの方こそ、考えたほうがいいんじゃないの、と思う。別に、これはAOに限った話ではないけど。もう少し、それとなく分かる程度の比喩で表現してもいいと思うな。リアルをどう表現するかという点は、もう少し考えた方がいいと思う。

ここまでだらだら見てきたので、多分、最後まで見るのだろうけど、なんか、最後は、エウレカとレントンが出てきて、もう一度、ラブラブ掌とか使って、あと、ダブル・ニルバーシュ・アタック!とかよくわからんネタ的なもので一気にたたまれそうで怖い。

エウレカセブンはいい話だったのにな。
普通にボーイ・ミーツ・ガールをやればいいのに。
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