BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

英雄教室 第12話 『ソフィシリーズ(後編)』 感想

2023-09-30 20:38:36 | Weblog
なるほど、ソフィシリーズで締めかぁ。

しかし、ようやく主要キャラが勢ぞろいしたところで終わってしまった。

ここから先が面白いのになぁ。

残念。

せめて2クールやってくれれば、

「勇者改め超生物ブレイドと愉快な仲間たち」

って感じで、お話そのものを楽しめるようになるのだけど。

さすがに分割ってことはないよね。。。

ホント、もったいないw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七つの魔剣が支配する 第13話 『賑わいの森(ノイジーフォレスト)』 感想: ピート救出作戦は続く・・・

2023-09-30 11:07:46 | 七つの魔剣
あれ今回で終わりじゃないんだ。

てっきり13話で終わりかと思っていたのでびっくり。

もしかして2クールなのかな?

だとしたら、5巻のエンリコ戦までやることになりそうだけど。

てか、そのほうが、終わり方としては面白いけどね。

でもきっと変則的だけど14話で終わりなんだろうな。

ともあれ、ピート救出のために迷宮に潜ったオリバーたちの魔物との戦いは続く。

で、その中でミリガンは、凡庸なオリバーの奇妙な強さに気づいてしまった。

このくだりのやりとりは原作でもなるほどね、と思っていたのだけど、しかし、こういってはなんだけど、ミリガンくらいでもオリバーの「異常さ」に気づいてしまうということは、実は、上級生から上の経験ある魔法使いたちも当然、気づくことになるはずで。

となると、遠からずオリバーの不可解さがキンバリーの中で話題になりそうなのだけど、どうなのだろう?

原作では4年生になって上級生の仲間入りをしたわけだけど、今後、そういうオリバー自体に皆の関心が集まるようなことも増えるのだろうか?

ちょっとそのあたりが気になった。

ミリガンという人が結構やんちゃでおかしな人ではあるのだけどw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葬送のフリーレン 第1話~第4話 感想: なるほど「葬送の」とはよく考えられたタイトルだね。

2023-09-30 10:36:44 | フリーレン
前評判が高かっただけに、期待半分、不安半分だったけど、見ての感想は、よかった、嫌いじゃない、ってこと。

ちなみに原作は未読。

結構感心したのは、千年(以上?)を生き(得)るエルフのフリーレンからみて、寿命の短い「人間」の友の足跡をたどる旅になっていること。

その中心にいるのが勇者ヒンメル。

彼の死後、作中の時間が常に「ヒンメルの死後からXX年」となっているのには笑ったけど、でも、フリーレンからしたら、まさに「ヒンメルの死」の前後で彼女の世界観は大いに変わってしまったし、実際、人間からしたら悠久の時を生きるエルフにとっては、どこかの時間に「アンカリング」として「起点」をつくらないと、そのそも時間を慈しむ、という感覚も生まれないのだろうな。

そういう意味で「葬送の」とはよく言ったもの。

そうそう、いきなり4話も連続放送というのはどうなの?と思ったけど、『推しの子』のときと同様、ここまでやらないと物語の目的や終着点がわからない、という点では適切だったと思う。

ヒンメルに次いで、ハイターも亡くなり、そこでフェルンを弟子にとった。

人間とは違って寿命の長いドワーフのアイゼンからは「老い」を告白される。

まわりの大切な存在が自分とは異なる時間に生きていることを強く実感することで、フリーレンもまた「生きる」ことができる。

で、その中で、アイゼンとハイダーから指南されたのが、死後のヒンメルと対話できる魔法を求めての旅路の始まり。

フェルンの言う通り、それはかつてヒンメルたちと辿った道行をたどる旅になる。

こういうところはうまいよね。

道すがらであうものがすべてかつてのヒンメルたちとの道行と比較され、そこで失われたものは必然的に「葬送」される。

その意味では、OPの最後のカットが、ヒンメル一行では最後尾にいたフリーレンが、今ではフェルンたちを引き連れていること。

そのどちらもがフリーレンである。

あの接合のカットが、この物語の全てを物語っている。

驚いたのは、フリーレンの師匠が、1000年前の大魔法使いフランメであったこと。

その事実がすでにフリーレンが歴史の中に生きていることの証左なのだけど、でも、本人はそんなことには無頓着だったのだから、確かにアイゼンの言うとおり大きな変化がフリーレンに訪れたことになる。

ということで次回以降が楽しみ。

ただ、もしかしたらこの作品は全部終わってから、連続してみたほうがいいのかもね。

そういう意味で、原作を禁欲できるかどうかが課題w

でも、いい作品だと思う。

中の人つながりから、フリーレンが、チセの転生に見えたのは玉に瑕w

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スパイ教室 2nd season 第24話 『File 《花園》のリリィ』 感想

2023-09-29 15:38:20 | Weblog
一応、全24話の感想も兼ねて。

「不可能任務」というミッション名からしてアレwな任務についていた1期のときと比べれば、2期は普通に見れるものになっていた。

特に、俺サマの母親の話あたりから、普通にスパイものぽくなってきて、同時に、灯のメンバーのそれぞれの実力が明らかになったことで相互の信頼も培われチームとして動けるようになった。

何がいいたいかというと、ようやく、というか、やっとエンジンが温まって「ミッション」そのものの面白さとかドラマに、物語の主眼を置くことができるようになった。

まぁ、だから、とっても残念な作品だよね。

まずは、ちゃんと「灯」としてスパイのミッションをこなしているところから始めて、しかる後に、メンバー各人のプロフィールを描くエピソードを散発的に入れて、そうしてメンバーの魅力を印象付けながら物語を進めていく、という展開にすれば普通に受け入れられていたと思うけど。

なんか、いろいろとハンパな作りだったのが、いまいちな理由だったのだろうな、と、最終話あたりの話を見ながら感じた。

あとは、終盤のティアの話で、焔のボスだった紅炉とかでてきたあたりで思ったけど、このクラウスを真ん中において、灯だけでなく焔の話もつまみ食いのようにでてきていたのが、わかりにくかった。

とどのつまり、最初にもっとちゃんと物語の構成を考えてから始めればよかったのにね、ってこと。

あとは、本人の名前とコードネームを混在させていたのは、文字で読むならまだしも、音だけで聞いていると若干混乱するところがあったのも事実。

結局、俺さま、とか、不幸、とか、そういう覚え方しかできなかったものねw

敵を蛇とかいうのも、あまりわかりやすくはない。

日常会話に埋没する単語は、文字でないと浮き出てこないし。


ということで、とにかく「作り」がなにもかもイマイチだった。

で、ようやくキャラも能力も勢力関係もチーム編成もいい塩梅になってきて、エンジンが温まってきたと思ったら、終わりだものw

キャラで売りたいのか、物語で売りたいのか、ホントにハンパだったなぁ。

一応、3期があるふうな終わり方だったけど、実際のあるのかどうか。

ミッションがいくつか普通に続くようなら、見てみたいとも思うけど。

せめてシリアスとギャグの使い分けをもう少しうまくして欲しいかなぁ。


なんか書き始めた文句ばかり書いてしまった気がするけど、それでも書く気になるくらいは最後は面白かったと思ってのことなので。

いや、ホントに残念な作品なんだよ、なにもかもが中途半端で。

ちなみに、2期のOPはとてもよかったのだけど、あの雰囲気で全編いければ、ちゃんとみれるものになったと思うのだけど。

そういう意味ではやっぱりリリィがガンなんだよな、彼女がリーダーである限り、まずはウケ狙いのギャグ的対話から始まってしまうから。

配役ミスも甚だしいw


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呪術廻戦 第236話 『南へ』 感想3: やっぱり五条悟は簡単には退場しないはず!

2023-09-29 13:29:49 | 呪術廻戦
アニメの渋谷事変の第34話を見て思ったのだけど、

どこまで考えて合わせてきたかはわからないけれど、ちょうど原作で五条悟死す!って時に、五条悟封印のときの様子を見せられると、なんというか、やっぱり、五条悟も簡単には死なないんじゃないの?っていう気にさせられる。

むしろ、そのための五条敗北後、間髪入れずに鹿紫雲の投入があったんじゃないか、って思うよね。

ちゃんと裏では瀕死状態の五条悟が回収されて、然るべき措置がとられている、と考えるべきなんだろうな。

だって、勝ったときのことしか考えてないなんて呑気な心構えで、高専側も五条悟を送り出すはずもないだろうし。

五条先生を含めて、五条悟が負けたとき、どうするか、というシミュレーションはしてるよね、さすがに。

なんでそう思うかというと、今回、封印されたあとの五条先生の抵抗ぶりを見ると、彼が黙ってただ封印されていたとは思えないから。

どう考えてもリベンジのことを考えていただろうし、なにより、最悪の事態として、宿儺の復活も想定しただろうから。

なので、自分がやられるとしたらどういうパタンがあるかも、ない知恵絞って一生懸命考えていたと思うのだよね。

反転術式の術式への応用も、このとき考えたことの成果の一つのように思うし。

原作のほうでも、絶対、五条敗北後のプランBがあるはず。


で、今度は、羂索の邪魔に入った夏油の魂の方からすれば、やっぱり伏黒が自分の体を好き勝手に宿儺に使わせているとも思えない。

宿儺が五条を両断する際に、微妙な照準のズレくらいはもたらしているのではないか。。。

・・・という具合に、五条悟死亡ショック!から抜け出す手立てはまだまだあると思いたい。

借りにも「呪いの王」相手に、五条悟頼みで終わるはずもないよねw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変 第34話 『昏乱』 感想: あれ、これだと、原作で死んだ五条先生にも、まだワンチャンあるのかな?

2023-09-29 13:28:43 | 呪術廻戦
五条悟、封印される!

だが、封印されても抵抗を続ける!

それをメカ丸の残滓が監視し、虎杖たちに伝え、いよいよ全面戦争開始!

・・・って流れw

これだけ見ると、やっぱり五条悟、スゴイじゃん、ってことになるし、

羂索に対抗してみせた、真・夏油の身体に眠る魂、というネタも気になるところ。

このあたりすっかり忘れていたので、なるほど、それなら原作の方で死んだ五条悟もそれだけで終わらないような気がする。

・・・って思いついたことは、原作236話の感想3に書くことにする。

で、渋谷事変の方に戻すと、いよいよ全面戦争の展開。

ただ、この頃はまだ、虎杖も伏黒もカワイイ後輩カテゴリーだったんだな、って逆に驚いた。

渋谷事変の過酷さが、結果的に彼らの地力をあげることにもつながるという怖さ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンデッドガール・マーダーファルス 第13話 『犯人の名前』 感想

2023-09-28 15:25:59 | 鳥籠使い
うーん、ものすごい駆け足だったねぇ。

冒頭の、鳥籠使い、バンケット、ロイズの三つ巴の戦闘とか、完全にダイジェストw

おまけに画面が暗くて何をしているか、ほとんどわからない始末。

まぁ、戦闘自体は、本筋である謎解きに花を添える余興のようなものだから(まさに前座!w)、それほど拘る必要もないのだけれど。

でもなぁ、ヴィクターの戦闘はちゃんと描いてほしかったなぁ。

彼が完敗の瀬戸際にあったからこそ、津軽の助っ人がマジで活きたわけで。

そのことに本当に感謝したからこそ、津軽にあれこれバンケットの情報を流してやった、という流れなのが、そういう機微が伝わらない作りになってしまった。

一方、静句vsカミーラの方は、なんていうか女性どうしで睦み合う場面が妙にソフトで比喩的な表現で描かれて、無駄に力が入っていたりして。

ちょっと重点をおくところ、違うんじゃない?って思ったけど、でもまぁ、映像にするとああなっちゃうんだろうね。

で、駆け足で戦闘を終えたあとに肝心の鴉夜さまによる謎解きだけど、これもやっぱり、映像でやるとたるいよね。

別にこの作品に限らず、推理小説ものをアニメにすると常に生じる謎解き場面の退屈さ。

『虚構推理』のときにも思ったけど、謎解きの場面がとにかく、ラジオの朗読ドラマみたいになってしまって、なまじ映像がある分、謎解きのポイントが分かりにくくなってしまう、という。。。

ただ、今回の場合、鴉夜さまの真相究明は、ノラの動機の部分で滑ってしまっていて、そここそが人狼村編の面白いところだったのだけど、あまりよく伝わらなかったよね。

原作3巻の感想でも書いたように、要するに、人狼の完成体を目指すために、人狼村の娘たちは「巫女」という名で、本人の意志とは関係なく村の不特定の男性と性交を強要されるわけで。

要するにレイプ。

そんな集団の利益を重視して、個人の尊厳を平気で踏みにじる人狼村の慣習に腹が立ってノラは一連の殺人を行ったわけで、つまり、種の強化とかいって望まぬセックスをさせる村の因習に対して怒りをぶつけていたのだけど、そのノラの怒りとか恨みとか悔しさとか、そういうものが全く伝わってこなかったよね。

冒頭であんなにカーミラの血による睦み合いを描くくらいなら、ちゃんと村の生娘たちがいきなり成人男性に犯されているところこそ、マイルドに描けばよかっただろうに。

というか、そのような因習になんらおかしさを覚えなくなっている人狼村そのものに対して、ノラは怒りをぶつけていたんだけどね。

そういうノラの逡巡が全く描かれなかったのは残念だった。

まぁ、それが難しいのはわかるんだけどさ。

でもだからこそ、最後は原作通り、そうして人狼村を抜け出したノラがロンドンの街の物珍しさに笑みを浮かべているところを描いてほしかったし、そのロンドンで、彼女がルパンとファントムに出会う場面まで描いてほしかった。

そうすることで、ノラははじめて人狼村の呪いから抜け出すことが出来た・・・ってオチだったはずだから。

ということで、なんていうか、言い古されたことだけど「メディアの違いを理解せよ!」ってことで、もう少しだけ、原作が文章で表現していたことの意図をくんで、必要な表現を補ってほしかった。

でも、繰り返しになるけど、推理小説という形態が、アニメには鬼門だ、ということだよね。

今思い出したけど森博嗣の『すべてがFになる』もアニメはひどかったからね。

そういう意味では『化物語』は巧いことやってたなぁ。

あれは西尾維新の戯言と、全盛期のシャフトだからこそ可能だった、一種の奇跡だったんだな、と思ってしまったw

とまれ、『アンデッドガール・マーダーファルス』については、事実上、原作を使い尽くしてしまったので、続きがあるとしても原作が溜まってからのことだから、完全に予定は未定だねw

その意味でもちょっと中途半端だったかなぁ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国大魔境 第58話 『稲崎真凛』 感想: まさか新章が、崩壊前の露敏の日常から始まるとは!

2023-09-28 10:09:01 | 天国大魔境
今回から新章開始!だったわけだが、まさか、崩壊前の、中学時代の稲崎露敏のエピソードから始まるとは思ってなかった。

前回までで一応、天国の時間とキルコたちの時間とのズレについては認識できたと思っていたのだけど、そこからまたぞろ崩壊前の露敏だからね。

しかも、露敏の妹の真凛まで出てくる始末。

てか、この妹は確か死んじゃってたよね?

となると、今回出てきたトールと露敏がやり取りするようになるうちに真凛が死ぬような事件が起こる、ということかな?

一応、冒頭のトールの話しぶりでいくと、体のいい「弱者」をトールが探しているうちに露敏と出会う展開なのかね。

で、問題は、この露敏の過去のエピソードが、現在のキルコたちの行動とどう絡んでくるのか?

それから、前回からキルコたちと同行することになったナタが、過去の天国の記憶をたどりながら、露敏の話に関わるようなネタを提供してくれるのかどうか。

とりあえず、トールはその後、誰になったのだろう?

って、もうバレがあったんだっけ?


ということで新章開始はいいのだけど、それがまた、過去話と今の話の行き来で展開されるのはちょっとつらいなぁ。

一旦、今の話で向かうべきゴールなり目標なりを示したところで、その関係で露敏の過去話に流れていくならまだわかるのだけど。。。

せめてキルコ&マルとナタの関係がどうなりそうか閑話でも挟んでくれたら良かったのだけど。。。

ということで、全く先が見えないw

まぁ、マルが兄弟のヤマトを探すのだけは確定だろうけど。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SYNDUALITY Noir 第12話 『Mirage of the Ideal』 感想

2023-09-27 10:05:57 | ノワール
気がつけば最終回。

一応、第2クールが新春から始まるようだから、最終回と言っても中締めみたいなものだったけど。

でもその中締めで、ノワールの別人格、黒いノワールであるミステルが登場して、そのままノワールが鳴りを潜めてしまうとは。

ポンコツだったノワールに比べて、いかにも勝ち気な俺様ムーブでかましてくるミステル。

これ、うまくカナタをやっていけるのかね?

それ以前に、シエルの正体も見破りそうだけどw

物語を貫く大きな秘密がありそうなそぶりをみせながら、それがまったく本筋に絡んできそうに見えないのが、12話、とりあえずダラダラとでも見てきた結果の感想。

そのうえ、その本筋にカナタがかかわりそうに見えないこと。

いや、ミステルの登場から、カナタが巻き込まれることは確定しているのだけど、それにしたって相当受動的だよね。

ゲーム原作のアニメ化の問題は、主人公のキャラ造形がおざなりになることだけど、カナタはその典型。

もちろん、主人公が、事実上のプレイヤーの代理だから、玉虫色の誰からも否定されないキャラになるのは仕方がないのだけど。

その点では、トキオのほうがよっぽど主人公している。

そのあたりが、いまひとつ、物語が煮えきらないところなんだろうな。

ゲームの宣材、プラモの宣材になればそれで制作陣は及第点を取れる、というのが見え見え。

せめて設定ぐらいはちゃんと面白いものにして欲しい。

あと、ランゲとドルチェのような昭和のタイムボカンのやられキャラみたいのを無理やり押し込むのはやめてほしい。

完全に作風から浮いていて、見ていて不愉快になるので。

2期、ちょっとは面白くなるのかね?

ああ、そうだ、シエルの中の人の棒っぷり、あれ、なんとかならないかな。

あれも不愉快、というか不快。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カッコウの許嫁 第174羽目 『まるでお兄を取り合うような…』 感想: いきなり「元カノ」ムーブを始めたひろの恐ろしいまでのしたたかさ!

2023-09-27 09:51:56 | カッコウ
なるほどねー。

最終的には凪から振られることがわかっていたから、頃合いのいいところで、自分から凪を振ることで、どうどうと「元カノ」を名乗る権利を手に入れる。

凪を振ったのはそのための作戦だったのか。

要するに、ひろは、凪争奪戦が、ただのラブコメではなく、恋愛「情報」戦であると理解しているということね。

それで、真っ先に凪と付き合うかたちにして、しかる後に、凪の心が自分から離れる、正確には、凪自身のひろに対する評価が確定する前に、最も恋愛的に盛り上がっているタイミングで、自ら身を引くことで、結果として凪の心を宙ぶらりんにして、その状態で、他の恋のライバルたちを蹴落としに行くw

うーん、なんたる試合巧者。

ただ今回の、幸の受験に対して示したひろの心配を、そのまま額面通りに受け止めると、むしろ、今年の「国語受験対策」のために自ら、凪、ひろ、幸、の三角関係を現実化させることで、幸の読解力を、しかも「明治時代の文豪の恋愛モノ」特価の読解力を高めるための下地を作っていた・・・と見えなくもない。

つまり、この解釈だと、ひろはあくまでも、幸の受験を成功させて、「凪争奪戦の舞台」に正式に幸を登らせることを優先していたともいえる。

なんたって渡した「明治時代の文豪の恋愛モノ」が、漱石の『こころ』だからね。

一度、「先生」と呼ぶ関係性を築かないと、具体的な想像力に及ばないわけでしょ。

そこまで見越して、凪を振ったのだとすると、ひろの戦略眼には心底恐れ入る、ということになる。

型通りの勉強なら凪に任せてもできるから、最終的にネックとなる「国語」の対策のために、幸に、凪に対する気持ちを本格化させた。

そのためにも、凪を振る必要があった。

元カノとして、恋愛先輩として語る立場を獲得しておく必要があった。

まぁ、そうなると、完全に、幸と凪はひろの手のひらの上でおどらされていた、ってことになるけど。

でも、用意周到なひろからすれば、それくらいのことはやってきそうだし。

実際にどこまで考えての行動だったのか、次回以降、明らかにされるのかな?

そんな凪争奪戦というゲーム盤の掌握を目指すひろに対して、直情型の幸がどう正面突破するのかも気になるところ。

ひろにとっても、幸は、VSエリカ戦にむけた、よい予行演習、前哨戦なのかもしれないしw

俄然、恋愛ゲームっぽくなってきたw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする