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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

怪獣8号 第12話 『日比野カフカ』 感想: 怪獣バレしたものの処分保留のここまででようやく序章が終了、そして2期へw

2024-06-30 20:01:21 | 怪獣8号
前回の最後に始まった四宮長官による戦闘検分の結果、長官の裁量で、なんとかカフカの処分が保留になり、首の皮、一枚つながったところで終了。

でも、それじゃただの「おれたたエンド」じゃん!と思ってたら、一応、2期制作が発表された。

でも、まぁそりゃ当然だよね。

今回の12話って、『進撃の巨人』でいえば、エレンがリヴァイ班預かりになったところで終わり・・・だからw

『進撃』なら、その後の「女型の巨人」編でようやく意志ある巨人同士の戦いになっておもしろくなったわけだから、『怪獣8号』もそこまでやらないと、まったく盛り上がらない。

そう思って原作を見ると、アニメの12話までで、原作の38話までを消化。

今、原作が109話なので、一応、あと2クール分近くのストックはある。

問題は、それだけ原作が進んでも、まだカフカがなぜ怪獣8号になったのか?とか、怪獣9号はどこから現れたのか?とか、そういった物語の根っこの情報がほとんど開示されていないこと。

つまり、女型の巨人のような、序盤の物語を盛り上げるイベントがほとんど起こっていない。

じゃ、この間、なにしているかというと、ほとんどが、レノやキコルといった隊員たちの強化訓練に費やされる。

要するに修行期間。

『鬼滅』でいえば、今やってる「柱稽古編」をずっとやってるようなものw

いや、一応、実戦もやってるけどね。

そりゃ、物語が進まないはずだw

ということで、続編があるのはいいけど、多分、期待していたほど、物語が進まないので、下手をすると失速する。

なので、できるだけ間を置かずに2期をやらないと、せっかく「熱くなった鉄」もあっという間に冷めてしまうはず。

でもまぁ、基本的に『進撃』のパクリだからなぁ。

ただ、『進撃』の場合、巨人は、シンプルに「バカでかい人間」に過ぎず、でもそのデカさだけで十分、人にとっては脅威たり得たのが、シンプルにわかりやすかった。

ところが、『怪獣8号』の場合は、8号も9号もともに基本は人間大の「怪人」なので、デカい!というようなシンプルな力で描くことができない。

結果、8号のように、手足からブースターが突然出るといった、どう考えても、それ自然にできた力じゃないよね?という能力になってしまって、怪獣が誰かによって作られた存在であるという推測をしないわけにはいかなくなるのだけど。。。

怪獣8号なんて、どちらかというと、怪獣スーツを蒸着させた形態に見えるよね。

でもその秘密も最新話の109話になってもわからない。

ということで、続編制作決定は朗報だけど、待たされた挙げ句、そこで描かれる内容が、なかなか物語の肝に到達しないとなると、結構、視聴が厳しくなりそうだなぁ。

とにかく「鉄は熱いうちに打て」にならい、とっとと2期を放送してほしいところ。

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