普段は『アオのハコ』の連載については感想をスルーしていたのだけど、今回は、ちょっと、おー!!!と思うところがあったので。
それは、もちろん、雛が大喜のイチオシをやめずに貫いたところ。
いやさ、修学旅行前まではさ、流れ的にみたら、遊佐弟の晴人と雛がこのまま付き合うことになるのかな、という感じで、確かにそれが、予定調和っぽいかな、とは思っていたのだけど。
でも、いくら振られたからって、そんなに簡単に、蝶野雛が大喜をライバル視する春人とつきあうか?と、結構、疑問に思っていて、そうなったら嫌だなぁと思っていたのだけど。
さすがは雛、そんなチョロい女子ではなかったw
千夏がいるかどうかは、雛が大喜のことを慕うこととは関係ない。
そこはゼロサムではないし、勝ち負けではないと。
いやー、素晴らしいね、雛w
実を言うと、『アオのハコ』の感想を控えていたのは、正直に言うと、この漫画の定番破りのプロットがちょっと鼻について、この作者、面倒臭いなぁ、と思うことが多かったのね。
無駄に情念が強くて、しつこいというか。
まぁ、その作者の情念の権化が菖蒲だと思うのだけどw
だから菖蒲が出てきてから、いや、こいつ、うざくてヤダ、と。
そうした「絡め手」の恋愛劇が、統制はやりの「逆張り」に見えて、ちょっと警戒していたのだけど。
でも今回のを見て、雛の場合、大喜は恋慕の対象であると同時に、自分の心に火をつけてくれる英雄なんだな、と思って、それはそれでやっぱり体育会系の漫画なんだなぁ、とも思ったり。
ていうか、修学旅行の帰りの新幹線に雛が乗りそびれたところを大喜が残ってフォローする、という、正直、奇跡的なシチュエーションをつくることで大成功した展開だけどw
あの帰りの新幹線のくだりを見て、雛の気持ちは変わらなくて当然だよなと痛感した。
ていうか、そもそも高校の時に付き合ったかどうかは、その先の人生を一律に決定する出来事ではないのだから、失恋したからといって、その人のことをあきらめなくちゃならないいわれはない、というのが真実だったりするからねw
まぁ、菖蒲もどうやら、恋愛に対して臆病になって立ち止まることを覚えたようにも思えるけどw
気持ちの醸成には然るべき時間が必要なのだよ。
だから、今回の雛はいい。うん、この雛がいい。
正直、千夏よりも雛推しなこともあるけれどw
無理やり順列組み合わせで、残り物どうしで付き合うような予定調和な世界を描かないこの作者は、やっぱりネチネチしてて面倒臭いなぁとは思うけど、それで雛がこうして立ち上がっていけるなら、それは素敵だなぁ、と思った次第w
そういう意味で、あの体育館の雑巾がけレースは、比喩として秀逸だと思った。
とても詩的だよねw
およそ、少年漫画には似つかわしくないけれどw
それは、もちろん、雛が大喜のイチオシをやめずに貫いたところ。
いやさ、修学旅行前まではさ、流れ的にみたら、遊佐弟の晴人と雛がこのまま付き合うことになるのかな、という感じで、確かにそれが、予定調和っぽいかな、とは思っていたのだけど。
でも、いくら振られたからって、そんなに簡単に、蝶野雛が大喜をライバル視する春人とつきあうか?と、結構、疑問に思っていて、そうなったら嫌だなぁと思っていたのだけど。
さすがは雛、そんなチョロい女子ではなかったw
千夏がいるかどうかは、雛が大喜のことを慕うこととは関係ない。
そこはゼロサムではないし、勝ち負けではないと。
いやー、素晴らしいね、雛w
実を言うと、『アオのハコ』の感想を控えていたのは、正直に言うと、この漫画の定番破りのプロットがちょっと鼻について、この作者、面倒臭いなぁ、と思うことが多かったのね。
無駄に情念が強くて、しつこいというか。
まぁ、その作者の情念の権化が菖蒲だと思うのだけどw
だから菖蒲が出てきてから、いや、こいつ、うざくてヤダ、と。
そうした「絡め手」の恋愛劇が、統制はやりの「逆張り」に見えて、ちょっと警戒していたのだけど。
でも今回のを見て、雛の場合、大喜は恋慕の対象であると同時に、自分の心に火をつけてくれる英雄なんだな、と思って、それはそれでやっぱり体育会系の漫画なんだなぁ、とも思ったり。
ていうか、修学旅行の帰りの新幹線に雛が乗りそびれたところを大喜が残ってフォローする、という、正直、奇跡的なシチュエーションをつくることで大成功した展開だけどw
あの帰りの新幹線のくだりを見て、雛の気持ちは変わらなくて当然だよなと痛感した。
ていうか、そもそも高校の時に付き合ったかどうかは、その先の人生を一律に決定する出来事ではないのだから、失恋したからといって、その人のことをあきらめなくちゃならないいわれはない、というのが真実だったりするからねw
まぁ、菖蒲もどうやら、恋愛に対して臆病になって立ち止まることを覚えたようにも思えるけどw
気持ちの醸成には然るべき時間が必要なのだよ。
だから、今回の雛はいい。うん、この雛がいい。
正直、千夏よりも雛推しなこともあるけれどw
無理やり順列組み合わせで、残り物どうしで付き合うような予定調和な世界を描かないこの作者は、やっぱりネチネチしてて面倒臭いなぁとは思うけど、それで雛がこうして立ち上がっていけるなら、それは素敵だなぁ、と思った次第w
そういう意味で、あの体育館の雑巾がけレースは、比喩として秀逸だと思った。
とても詩的だよねw
およそ、少年漫画には似つかわしくないけれどw