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BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アオのハコ 第208話『思い出に』 感想:いや、「大喜イチオシ」を貫く雛って、やっぱり魅力的だよね!素晴らしい!

2025-08-25 11:38:24 | アオのハコ
普段は『アオのハコ』の連載については感想をスルーしていたのだけど、今回は、ちょっと、おー!!!と思うところがあったので。

それは、もちろん、雛が大喜のイチオシをやめずに貫いたところ。

いやさ、修学旅行前まではさ、流れ的にみたら、遊佐弟の晴人と雛がこのまま付き合うことになるのかな、という感じで、確かにそれが、予定調和っぽいかな、とは思っていたのだけど。

でも、いくら振られたからって、そんなに簡単に、蝶野雛が大喜をライバル視する春人とつきあうか?と、結構、疑問に思っていて、そうなったら嫌だなぁと思っていたのだけど。

さすがは雛、そんなチョロい女子ではなかったw

千夏がいるかどうかは、雛が大喜のことを慕うこととは関係ない。

そこはゼロサムではないし、勝ち負けではないと。

いやー、素晴らしいね、雛w


実を言うと、『アオのハコ』の感想を控えていたのは、正直に言うと、この漫画の定番破りのプロットがちょっと鼻について、この作者、面倒臭いなぁ、と思うことが多かったのね。

無駄に情念が強くて、しつこいというか。

まぁ、その作者の情念の権化が菖蒲だと思うのだけどw

だから菖蒲が出てきてから、いや、こいつ、うざくてヤダ、と。

そうした「絡め手」の恋愛劇が、統制はやりの「逆張り」に見えて、ちょっと警戒していたのだけど。

でも今回のを見て、雛の場合、大喜は恋慕の対象であると同時に、自分の心に火をつけてくれる英雄なんだな、と思って、それはそれでやっぱり体育会系の漫画なんだなぁ、とも思ったり。

ていうか、修学旅行の帰りの新幹線に雛が乗りそびれたところを大喜が残ってフォローする、という、正直、奇跡的なシチュエーションをつくることで大成功した展開だけどw

あの帰りの新幹線のくだりを見て、雛の気持ちは変わらなくて当然だよなと痛感した。

ていうか、そもそも高校の時に付き合ったかどうかは、その先の人生を一律に決定する出来事ではないのだから、失恋したからといって、その人のことをあきらめなくちゃならないいわれはない、というのが真実だったりするからねw

まぁ、菖蒲もどうやら、恋愛に対して臆病になって立ち止まることを覚えたようにも思えるけどw

気持ちの醸成には然るべき時間が必要なのだよ。

だから、今回の雛はいい。うん、この雛がいい。

正直、千夏よりも雛推しなこともあるけれどw

無理やり順列組み合わせで、残り物どうしで付き合うような予定調和な世界を描かないこの作者は、やっぱりネチネチしてて面倒臭いなぁとは思うけど、それで雛がこうして立ち上がっていけるなら、それは素敵だなぁ、と思った次第w

そういう意味で、あの体育館の雑巾がけレースは、比喩として秀逸だと思った。

とても詩的だよねw 

およそ、少年漫画には似つかわしくないけれどw

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天国大魔境 第75話 『心臓』 感想:久しぶりにヒルコ退治に臨むマルとキルコだけど、確かにこれ、結構やばくない?

2025-08-25 11:03:12 | 天国大魔境
前回、いのり村の殺人事件を解決して、ようやく旅路に戻ったマルとキルコだったけど、頼みにしてきた車はどうやらエンスト起こして動かなくなるし、

ナタも、ブドウ糖を与えたのに稼働停止しているらしい。

そのうえ、いのり村で殺人犯扱いされそうになったヒルコ人間が、一旦死に、そこから、まさにヒルコに転じてしまって、いきなり襲いかかってくる事態に。

踏んだり蹴ったりの状態で、さて、どうする?ってところで次回に。

正直、もう少し話を進めてから次に言ってほしかった。

ただ、今回のタイトルって「心臓」なんだよね。

心臓のようにドカドカ攻撃仕掛けてきて・・・と最後にマルが言っていたけど、これ、やっぱり、「心臓」が次回、解決の糸口になるのかね?

それで思ったのは、ナタにブドウ糖が必要なのって、あの中にナタの生体脳が入っているからでしょ?

そうなると、期せずして、

心臓

機械の体(ナタの場合)
ヒルコ化

という、割とこの作品にとって肝となるテーマがてんこ盛りになっている。

ということは、次回以降、このつながりについて、マルとキルコが理解を深める省察を行うことになるのかな?

読者はすでに、いろいろとマルとキルコが知らないこの世界の秘密について知識を蓄えているけれど、その多くはまだマルとキルコの知らないところなので、そのあたりの「この世界の知識」についての交通整理を、このVSヒルコ戦のエピソードを通じて行うのだろうか。

誰か、事情に詳しい第3者が、次回介入してくるのか?

それとも、ずっと停止していたナタが、キルコ化の余波で覚醒して、車を動かして助けに来るのか?

とにかく、何か、この静寂を破る一撃が望まれるところだなぁ。

この作品も結構連載が長くなってきたので、そろそろ、マルとキルコにゴールのイメージを与える事件がほしいかなぁ。

でないと、何をやっているのか、何を読まされているのか、ぼちぼち混乱するような気がしている。

ていうか、この作品、何が達成されたら終わるのだろうね?

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その着せ替え人形は恋をする Season 2 第20話『感謝の伝え方が課金しか思い付かない』 感想:アキラとわかなで男女が入れ替わっているのはちょっと可笑しいw

2025-08-25 00:24:00 | ビスク・ドール
いや、とりあえず最後にジュジュ様が登場したのはスゴイな。

めちゃくちゃ駆け足じゃない?

ていうか、このために学園祭のところ、一気に進めていたんだな。

あそこはもっと緩急をつけなくちゃいけなかったところだったのに、もったいないなぁ、と思っていたけど、それもこれもジュジュ様再登場までマキをいれるためだったかw

にしても、いよいよアキラ、登場w

まさか、アキラがマリンを拒否ってるのが、実は、アキラが、マリンスキーだったからとは、この頃は思わなかったなぁ。

ストイックな造形師らしい反応。

しかし、このアキラとワカナの男女入れ替わりのような名前とか、女装コスプレのあまねとか、この作者、ジェンダーも含めて、

人間、好きなことを好きなようにすればいいんだよ、それが自由ってもんでしょ!

ってずっと言ってるよね、作中で。

まぁ、だから、マリンみたいに読モやるようなギャルがコスプレ命になったり、ワカナみたいにタッパもある男子が人形師を目指す、というギャップをどんどん打ち出してくる。

原作が「天命」のコスプレのところで、めっちゃ緊張感の高い盛り上がりを見せて、おう、マリンの活躍、これからかー!って思わせておきながら、あっさり連載がワオ終わってしまったところに見られるように、作者が描きたかったのって、

とにかく、人間、自由が一番!

ってことだったんだなぁ、と改めて思うw

とまれ、次回は、ジュジュ様再登場で盛り上がる!ってことなんだろうな。

あー、でもそういえば、あれだけ思わせぶりなことをしておきながら、結局、ワカナとジュジュ様の間も何か親密な関係が生じる、ってこともなかったな。

ドラマ的な盛り上がりで言えば、ちょっとジュジュ様がワカナ命になって、マリンと競い合う、とかいう話もあってよかった。

そう思うと、ほんとに原作は、あっさり終わったんだなぁ。

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公女殿下の家庭教師 第8話『マガイモノ』感想:いや、このアニメ化自体が原作の単なる「紛い物」じゃないの?

2025-08-24 18:01:40 | 公女殿下
うーん、相変わらず酷い、酷いにもほどがある。

えーと、原作に、ジェラルドがこんな変なアラクネみたいな変貌をするところとかあったっけ?

確かにリディアに袖にされたあと、だったら(妹の)リィネでもいいや、という話はあったけれど、こんな形で実現を迫る話ってなかったんじゃない?

なによりも、これじゃ、ジェラルド、ただの狂人じゃん。

いや、確かにこの第二王子、アホだけど、でも、アレンを獣人として蔑む背景には、父親である王が進める「実力主義」によって貴族の特権が失われると考える「守旧派の貴族」どもがいるからで、そいつらがジェラルドをかついだ結果、ジェラルド自身も増長して勘違いして今に至る、ということがあって、だから、あれほどまでのアホじゃないんだけどね。。。

アホや狂人ではなく、わりと真顔で、ある意味信念をもって、獣人を人扱いせずに排斥する、という人物のはずだし、そうでないと、この物語の主題そのものが破綻してしまう。

ということで、いくらなんでも、改悪すぎるでしょ? 今回は。

前回の謎な温泉回もそうだけど、ホント、この作品、もはや意味不明なレベルのアニメ化しかできていない。

まぁ、作画にしてもほとんど紙芝居レベルの酷さだから、やる気も起きないのかもしれないけれど。

これ、原作者、激怒してないのかね?

原作では、確かにジェラルドがアレンやリディアをディスって、ティナたちが激昂して舐めプしてたジェラルドを追い詰める、という場面はあるけれど、それはあくまでも、まだ王立学校に入学したてのティナ、リィナ、エリーの3人の実力が、一応は近衛兵士のジェラルドを凌駕するレベルにあるというのを描くためだった。

つまり、この時点ではまだジェラルドは単なる「当て馬」でしかなかったはずなのだけど、それをあそこまで狂人にした理由がわからない。

さらにいえば、その様子を見たステラが、いつの間にか、妹のティナや妹同然に思っていたエリーよりも魔法の実力で劣っている事実に気付かされて気落ちする、というのが狙いだったはずで。

なんか、もはや全く原作とは異なるテイストの話になっているのだけど。

アニメスタッフの読解力に疑問が生じるレベルの酷さで、これ、どういうこと?としか思えない。

原作は、細部の設定や物語が結構緻密に積み上げられているだけに、この雑な扱いはさすがにないなー、と思うのだけれど。

ハワード家の話が終わって王都に出てきて以後の話がひどすぎるのは、これ、スタッフが変わったりしたのだろうか?

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薫る花は凛と咲く 第8話『感情の正体』感想: 確かに凛ちゃんと薫子ちゃん、お似合いだw

2025-08-24 08:41:01 | Weblog
イルカショー、きれいだったなぁw

夜の回で、微妙に観客がまばらなのもリアルで、なんていうか「等身大」だよなぁ、この作品。

とりあえず、今のところ、ネガティブがないまま過ぎているのが怖いくらい。

上げて落とすは、絶対の法則だから、このあと、いろいろと凛太郎と薫子の間に障害が生じるのだろうけど。。。

でも、なんとかしてくんだろうなw

なんたって、昴や朔まで素直になっているのだからw

ホント、いいやつばかりだよ。

でもなぁ、絶対頭の硬い大人がでて来るだろうからなら。

いまから頭が痛いw

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青春ブタ野郎はサンタクロースの夢を見ない 第8話 『秘密と約束』 感想:この大学生編における霧島透子発の思春期症候群って、高校生編の牧之原翔子世界の思春期症候群と同一なのかな?

2025-08-24 08:40:34 | 青ブタ
今回から姫路紗良の「マイスチューデント」編の開始。

・・・なのだが、変わらず「霧島透子は誰だ?」の探索は進行中。

いや、一応、自称・霧島透子はミニスカサンタででてきてはいるけれど。

そうあくまでも「自称」なんだよね。

麻衣と同じく、人から見えない、ってのがねぇ。。。

一応、この大学生編の世界線は、牧之原翔子ちゃんが、咲太も麻衣もどちらも犠牲にしない世界線を作った世界なので、テクニカルには、麻衣はバニーガールの思春期症候群をしていない世界線なはずだから、厳密には「麻衣と同じ症状」とはいいがたいのがまたちょっとw

もっとも、麻衣にしても、翔子ちゃんの記憶を取り戻した時点で、以前の時間線の「記憶?」も思い出しているので、思春期症候群を発症した自分のことも「知っている」のが面倒くさい。

うん、「思い出した」とは言えないところがねw

いや、なんで今さらそんなことを書いているか、というと、大学生編における「思春期症候群」って、高校生編における「思春期症候群」と同一のものを思えるのかどうか、ふと疑問に思ってしまったため、

赤城が前回、完治していなかったのも、この世界線における思春期症候群の場合、高校生編のものと違って、個人の世界で完結したもの、すなわち「パーソナル」なものではなく、「#夢見る」で伝染するように、どうやら「ソーシャル」なもののようだから。

で、そうなると、大学生編の場合、思春期症候群をそれと認識する人の数がSNS経由で段違いに増えてしまうはず。

このあたりは、原作を読んでいた時はぼんやりとしてしか意識してなかったけれど、今回映像で見て、あぁこういうことか、と改めて思った次第。

もっともそのあたりの機微が即座にわかるような書き方はされてなかったんだよね。

とまれ、SNS効果のある思春期症候群と言う形で頭を切り替えておいたほうが良さそうだな。

やっぱり、ちょっとややこしいw

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サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと 第8話『わたしの責務』 感想:やっぱり本気出したときのモニカはスゴイ、さすが、沈黙の魔女!

2025-08-23 01:55:51 | 沈黙の魔女

あー、ケイシーの殿下暗殺計画、今回だったか。

やっぱり、こういうときのモニカはスゴイ。

ていうか、風の精霊王を、茨の魔女が仕込んだ凶悪な茨を吹き飛ばすためだけに召喚って、あまりにリッチすぎw

で、ルイスの結界の魔術式を書きかえて、爆破を抑えてなんとか事なきを得た。

事件の後始末のパートは、次回の冒頭に持ち越し、ってことか。

しかし、これで原作2巻まで消化するしたから、そうすると、残りで3巻のチェス大会と、4巻の学園祭まで詰め込んでやり切る感じかな?

残り5話あれば、ギリギリ行けるかな?

しかし、そうなると残りが5巻分で、しかし、そのほとんどは殿下の秘密に迫る話になるから、同様に13話使えば、全部やれないことはない。

ん? ということは、これ、実は分割2クールで、原作の9巻までやってしまうつもりかな?

それなら前半を詰めて紹介していたのも理解できる。

うん、きっとそうだな、これ、9巻までやる気なんだろうな。

いや、だって、このお話は、9巻において、それまであった謎の全てが集約されて一気にその意味が判明する、非常に凝った構成になっているから、9巻までやらないとイミフなままで終わるセリフが多すぎるんだよねw

なんか、楽しみになってきたな。
それにしても、ケイシー、事情的に切ないよね。

でも、そんなケイシーに対しても、培った友情を捨てようとしないのが、とてもいい子な沈黙の魔女、モニカ・エヴァレットw

次回も楽しみだなぁ。。。

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紫雲寺家の子供たち 第55話 感想:これであっさり新による五姉妹攻略がコンプリリート! うん、わかってたよ、この結果w 問題は次回からの展開だよね?

2025-08-22 22:25:43 | 紫雲寺家
前回、クズ男に紫雲寺家の兄弟姉妹の事実をネタにユスられてた万里を救った新。

さすがに殴り返すくらいのことはすると思ってたら、なんと、万里になんとかしろ!とかいって、万里が何もしなかったらそのまま撤収しやがったw

いやー、マジ、どうでもいいくらいクズなクズ男w

暴力には訴えずにその場は退散するとか、いや、マジで令和のクズはクズ過ぎて笑えるw


で、こんな風に守ってくれた新に万里がときめかないはずもなく。

あっさり、万里の攻略も完了w

ということで、見事、紫雲寺家五姉妹をコンプリート。

ラブコメ的には、さてこれからどうするよ?・・・ところだけど。

ただ、2つほど気になるところがあって、

一つは、あのクズ男、このまま何もせずに済むのかどうか、ってこと。

あれ、間違いなく、言ってた通り、週刊誌にネタを売って、文春砲もどきを打たせるよねw

つまり、紫雲寺家の兄弟姉妹に血の繋がりがないことが公にされ、晴れて、「新」争奪戦がスタートする、ってことw

まぁ、スキャンダルになるのは間違いないのだろうが。

でも家に取材陣とかやって来ても、今回のノリで、新がクソ・パパラッチたちを一喝して、概ね沈静化させてしまいそうな気もするw

むしろ、血の繋がりがないことがバレて騒ぐのは学校の友人たちなんだろうな、と思ったりして。

それも含めて、新・争奪戦が激化するような気がするw

いや、だって、今まで新の周りには美少女五姉妹が鉄壁のように控えていて気後れしていた、新好きの女子も、でもまぁ家族じゃしょうがないよな、って感じで、一種の不可侵条約的な「とりまき」で終わっていたと思うのだけど、

その五姉妹が、いずれも血の繋がりがなく現実的な恋愛対象になり得る、ってわかったら、俄然、早い者勝ちを狙ってアプローチを掛けてくる女子がいてもおかしくないと思うんだよね。

というか、そういう五姉妹以外の女子が現れることで、新自身の恋愛に対する意識を一度高めないことには、この先、五姉妹との関係はいつまでたっても「家族」の域をでないことになると思うから。

ということで、どんな子が現れるのだろう?と今から楽しみ。

まぁ、週刊誌でバレるのはもうしばらく潜伏期間があるかも、だけど。


で、もう一つ気になるのは、万里の「ごめんね、お母さん」ということば。

これは多分、例の「この中に本当に血のつながっている兄弟姉妹がいる」という発言と関わることなのだろうな、と。

一番、単純な解は、万里と新が実の姉弟ということだけど。

でも、そういうことじゃないんだろうな。

万里としては、母から任された兄弟姉妹の守護役からちょっとだけ外れて、新を人地の男性として見ることを許してもらう、ということなのだろうな。


とまれ、これで本当に新を巡る五姉妹のラブ争奪戦の土台が整ったわけで。

ここから先は、その上で、どんな事件が起こるか。

『かのかり』と違って、この作品は、最初から終わりを確定させて連載を始めたらしいから、意外と、この先の展開も一気に進んでしまう可能性もなきしもあらずw

さてどうなるか?

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アクセル・ワールド 第28巻 『夜の女神』 感想: 本編は「インフィニット・バースト」に乗っ取られ、ニュクスとようやく接触したところで終わりw 作者、もうやる気ないでしょ?

2025-08-21 23:41:01 | SAO/AW
うーん、なんかもう、『アクセル・ワールド』もここまでかなぁ。

だって、本巻では、目下最大の懸案事項である「世界間戦争」の話が一切進まなかったのだから。

さすがにこれはないでしょ?

感想を書くのが遅れたのも、途中で、あれ? これ、ただの「インフィニット・バースト」の焼き直しだよね、って気づいて、全然読む手が進まなかったから。

いや、ホント、ひどい。


前巻の27巻がでたのが2024年3月8日だから、実に1年半ぶりの刊行なのだけど、その中身は、前巻から続く「インフィニット・バースト」の取り込みで終了。

DD2047の連中との戦闘は一切なし、つまり、本編は1ミリも進んでないw

しかも、一応、「インフィニット・バースト」を取り込んだ本編が300ページ中180ページしかなく、残りは、その「インフィニット・バースト」のブルーレイの特典小説の改稿版、という酷さ。

「インフィニット・バースト」の公開が2016年だから、おおむね10年経って、冊書本人によるノベル化が終了した、って感じ。

ていうか、それだけでしかない。

一応、あとがきで、それだけ間があいて、その間に本編も進んだから、「インフィニット・バースト」を組み込むのにいろいろ調整、というか帳尻を合わせないといけないから前巻の刊行からこんなに時間がかかってしまったのでした・・・って弁明していたけれど。

いや、それはそうだろ、だって10年も経ってるんだから。

でもさ、そこまで帳尻合わせに時間がかかるってことは、そもそもこの10年間、「インフィニット・バースト」を組み込むつもりなんてなかった、ってことを表明しているだけじゃない?

それは、さすがに考えなしにすぎるし、読者に対しては不誠実の極みだよね?

よしんば、ありものの「インフィニット・バースト」を組み込むのが突如思いついたものだったとしても、その出版にこんなに時間かけちゃ、だめでしょ。

せめて27巻と28巻を連続刊行して一気に進めるならまだしも。

それに、そもそも、「インフィニット・バースト」の特典小説を本編に組み込む、というのが、商売としてもセコすぎる。

中身の分量としては、特典小説だけの一冊にまとめて番外編として「スペシャル版」として出版してもいいところ。

なんだかなぁ。

一応、28巻の特典小説部分の最後で、リサとニュクスが融合する、というトンデモな事態が生じていたので、これが、次巻以降の「世界間戦争」の決着に影響を与える事件になると信じてはいるけれど。

だって、DDのリンカーたちが狙う対象の一人がニュクスなので。

メタトロンやニュクスたちビーイング7体のうち4体を倒せばDDのリンカーの勝ち、という戦い。

そもそも、この戦いにどんな意味があるのかも、不明なままなのだけど。

DDが攻めてきた理由も不明なままだし・・・。


それにしても、28巻の本編では、ようやくニュクスとリサに出会ったところで終わったにもかかわらず、その直後の特典小説パート(「永遠への帰還」)で、いきなり「インフィニット・バースト」編がすでに終わったところから始める、って、構成的にどうなの?って思うしかないでしょ?

なんかねぇ。

いや、それでも、28巻の本編も180ページ分あったんでしょ?っていいたいかもしれないけれど、それにしたって、ほとんどが戦闘シーンで、しかもその多くは「インフィニット・バースト」で見ている場面の補填でしかないから、つまらないったらありゃしない。

そもそも、今ではネガ・ネビュラスではなく、オシラトリ・ユニバースに移籍したクロウが、どうしてネガビュの連中と、リアルで喫茶店に集合して、ニュクス対策をしているの?って思うじゃない?

一応そのことについては、ハルが、オシラトリから何も言ってこないから、これは泳がされているんだ、ってことを言って誤魔化していたけどw

いや、作者が本編の組み込みに苦労したっていうのがまるわかりの、ひどい弁明なんだけどさ。

なんかねぇ。

これで、本当に「世界間戦争」をちゃんと畳むことができるのだろうか?

『ソードアート・オンライン』も含めて、作者の「遅筆」化が留まるところを知らないレベルになってきていて、

いやー、これもう、作者の創作意欲自体が枯渇してるだろ?

と思わずにはいられない。

SAOだって、もう終わるかどうかわからないものね。

完全に『ハルヒ』の谷川流への道を歩んでいる。

もう、世界間戦争どころか、知性間戦争も未解決のまま、刊行がとまって、なし崩しに終わりになるのだろうな、と思っている。

そもそも、もう読者の関心も離れてしまっているので、仮にそれらのモニュメンタルな戦争が描かれる巻がでたとしても、もう誰も騒がないよね?

ということで、AWもSAOもこれまでかなぁ。

川原礫にはホント、がっかりだよ。

これなら、まだ「終わる終わる」詐欺を続けながら毎週何かしら描いている『ワンピ』のほうがマシに見えてくる。

まさか、そんなふうに思う日が現れようとはねー。

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葬送のフリーレン 第143話 『読み合い』 感想:ユーベルがマジで主人公してきてるんですけどw 強者感が半端ない! だから天才は嫌なんだw

2025-08-20 19:36:05 | フリーレン
タイトル通り、読み合い、腹の探り合いがなされた今回。

前回、ユーベルたちと影なる戦士たちが前回のタイトル通り「会敵」し、すでに戦闘を開始。

もちろん、舞踏会会場の外で。

で、そろそろしびれを切らした?フリーレンも行動開始w

その旨をゼーリエに知らせる際、ゼンゼが実は、ユーベルをすごーく評価していることが判明w

対人戦闘のエピスパート扱いw

で、始まってしまった戦闘に対して、

影なる戦士はトップのクレマティスが戦闘開始を許可し、

魔導特務隊は、トップのフラーゼが引き続き静観を指示。

しばらくの間は、「影なる戦士vs大陸魔法教会」の戦闘が続く、ということかな?

で、特務隊は、漁夫の利を得る腹積もり・・・かな?

とりあえず、次回は、ユーベルたちが、この戦闘をどう切り抜けるか、ってことに集中しそうだけど、

実は、それって、ただの局地戦、というか、「開戦の狼煙」でしかないから、同時に、フリーレンたちも戦闘に入るのかどうか。

あとは、とりあえずこの場から外されたデンケンがちょっとは動くそぶりを見せるのか。

というか、魔導特務部隊は、この戦闘から何を得ようとしているのか?

デンケンが描いたシナリオでは、この舞踏会を経て、帝国と大陸魔法協会が「講和」し、この先、ともに魔法の発展を進めていくことを約す話だったようだけど。

でも、どうやらデンケンとは道を違えるフラーゼは、魔法を啓蒙する唯一の存在として、人類がつくった帝国を千年を超える帝国にしたいようで。

したがって、この際、敵対する二勢力である「影なる戦士」と「大陸魔法協会」の間で潰し合わせることを狙っているみたい。

ていうか、最大の目的は、もはや帝国の恥部である「影なる戦士」を、大陸魔法協会の魔法使いたちによって掃討することにあるのだろうな。

で、ついでに大陸魔法協会の駒も減らして、勢力を削いでしまう。

そのうえで、介入する機会を伺い、自分たちが「助けてやった」という事実をつくって、帝国と魔法協会の関係を帝国優位で進めたい、というところかな。


とまれ、そろそろ主人公パーティにも活躍してほしいところw

足りない影として上げたクライス、ヴァルロス、ロレの3人と、フリーレンたちがやり合う感じかな。

でも、これどう見ても、因縁的に

クライス vs ザイン

ヴァルロス vs シュタルク

ロレ vs フェルン

で対峙することはほぼ確定だよね?

となると、フリーレンは親玉のクレマティスと対戦する流れかな?

うん、面白くなってきたw

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