え、ここで第1クール、終わるの?っていうのが、率直な感想。
なんていうか、第1クールの折り返し地点としては、あと最低でも1話、可能なら2話はほしい感じの終わり方。
だって、結局、地球の魔女、の襲来で何があの場で起こったのか、そのことがなにもわからないまま、ただハエたたきのように人を殺したスレッタとエアリアルでおしまい、という展開なんだもの。
なんていうか、コードギアスでいえば、イレブンの大量殺戮を行った『血染めのユフィ』でクールが終わってしまったようなもの。
いや、ギアスも実際にそうだったのだけど、あのときは、残り2話を2ヶ月後くらいにやっていたはずで。
そういう、殺戮劇の後始末みたいな「まとめ」と次クールに続ける「ネタの仕込み」で終わってくれないと、なんとも言えない。
アーシアンの方でガンダムがでてきたところも、ガンダムOOでいえば、赤いガンダムであるトリニティが降臨したところで終わってしまうような事態に近い。
新型ガンダムについては、敵か味方か、主人公たちとの関わりはどうなるのか?というのに、全く触れずに、投げっぱのまま、終わってしまった感じ
一応、スレッタとの関わりを匂わすような発言はしていたけど、それもちょっとよくわからない。
結局、ちゃんと描写されたのは、
●グエルが事故とはいえ、父殺しをしてしまったこと
●デリングが、ミオリネの予想に反してミオリネの盾になった瀕死の状態になったこと
●ニカ姉が襲撃部隊と通じていると地球寮に知られてしまったかもしれないこと(その代わりに人殺しをしているかもしれないこと)
●プロスペラが、スレッタをそそのかして「血染めのスレッタ」にしてしまったこと
●最初は殺人を拒んでいたスレッタが、エアリアル登場後、気が大きくなってしまって、ミオリネのためにハエたたきのごとく襲撃者を殺害したこと
●エラン5はスレッタを篭絡する気満々なことw
●ミオリネがスレッタを「人殺し」認定して拒絶しそうなこと
・・・ってところかな。
まぁ、要するに、いままでの学園生活をぶっ壊すような事件と、殺人というトラウマを背負い込んだかもしれないキャラが主人公周辺で乱立しそうなこと。
なんかいきなり「世紀末」ムード漂う世界になってしまった。
それを「いつものガンダムっぽい」展開とかいわれても、さすがにちょっと唐突かなぁ、と。
というか、この段階で第1クールを締められても、さすがに最終2話の状況に関する情報が少なすぎて、特段に考察とか展開予測みたいなことをする手立てがなくて、これじゃ、単純に4月まで沈黙して待っているしかないなぁ、って感じかな。
なので、あと2話くらい必要だったんじゃない、って感じ。
何がひどいかって、結局、プロスペラの謀略について何ら情報開示がなかったこと。
エアリアルやスレッタの秘密についても特に明かされず。
強いて言えば、今回の最後の、なんかハイになっていたスレッタの様子を見ると、彼女のほうがむしろエアリアルに頭脳というか思考をオーバーライトされていたのかな、ってことかな。
つまり、GUND-ARMとして、エアリアル(たち)とスレッタの間で、脳神経系のパスも通ってしまって、エアリアルたちの気分的高揚感がスレッタの方にもフィードバックされたのではないか。
あのハエたたき的殺し方にしても、まさにエアリアルそのものをスレッタが自分の身体として錯覚するくらい、人機一体なシンクロ状態になっていた、ということなのかな、と。
だから、まさに、あ、ミオリネさん、危ない、と思った瞬間、ハエとか蚊を叩き潰すようにバチンとやっちゃったのではないか。
問題は、その様子を直視したミオリネがどれくらい動揺するのか、と、その一方で、あの場で虫の息のデリングをどうするのか、というところかな。
まぁ、学園モノとして始まった戦争ドラマの常として、初めて人を殺したり、初めて人が殺されるところを目撃したり、という事件は、一種の通過儀礼として重たい話にならないはずはないのだけど、その消化に時間をかけると鬱なまままで話が進まないから、今回みたいに戦禍だけをさくっと表現したところで第1クールを終わりにする、というのも確かに手と言えば手なのだけど。
そうしておけば、第2クールに入って、いきなり数カ月後とか数年後とか時間を飛ばして、事態がすでに新しいフェーズにあるところから始めて、その間に回想として、今回の事件の顛末について触れていく、という重層的な展開にできるからね。
ただ、その分、ホントに次のクールが始まらないことにはなんとも言えないのがね。
でもなぁ、そういう形で進めるなら、最終2話は、ちゃんと年内に終わるようなスケジュールをくんでほしかったかも。
なんか間が飽きすぎて緊迫感、なくなっちゃったから。
というか、この最終2話の面白さは、シャディクの急変から始まったはずなのだけど、11話と12話の間が空いてしまったので、彼の存在がどこかに行っちゃったよね。
もったいない展開になってしまった。
あとは、やっぱりデリングは、ミオリネのためにあのキツイ親父を演じたこともわかったわけだけど、それもいきなりすぎたよね。
襲撃の際に我が身を盾にする、ってあまりにもコテコテで。
その事実だけで、実はちゃんと父娘愛がありました、って言われてもなぁ。。。
そのあたりの心理描写はちょっと急ぎ過ぎたかも。
全体的に不完全燃焼なままで第1クールを終えたのは、ちょっとツライ。
まぁ、第2クールも見ちゃうんだろうけどねぇ。。。
何をしたいのか、どこに話が向かっているのか、まったく見えなくなったまま終わられてもね。
正直、期待外れだったな、って思ってきた。
ザンネン。
なんていうか、第1クールの折り返し地点としては、あと最低でも1話、可能なら2話はほしい感じの終わり方。
だって、結局、地球の魔女、の襲来で何があの場で起こったのか、そのことがなにもわからないまま、ただハエたたきのように人を殺したスレッタとエアリアルでおしまい、という展開なんだもの。
なんていうか、コードギアスでいえば、イレブンの大量殺戮を行った『血染めのユフィ』でクールが終わってしまったようなもの。
いや、ギアスも実際にそうだったのだけど、あのときは、残り2話を2ヶ月後くらいにやっていたはずで。
そういう、殺戮劇の後始末みたいな「まとめ」と次クールに続ける「ネタの仕込み」で終わってくれないと、なんとも言えない。
アーシアンの方でガンダムがでてきたところも、ガンダムOOでいえば、赤いガンダムであるトリニティが降臨したところで終わってしまうような事態に近い。
新型ガンダムについては、敵か味方か、主人公たちとの関わりはどうなるのか?というのに、全く触れずに、投げっぱのまま、終わってしまった感じ
一応、スレッタとの関わりを匂わすような発言はしていたけど、それもちょっとよくわからない。
結局、ちゃんと描写されたのは、
●グエルが事故とはいえ、父殺しをしてしまったこと
●デリングが、ミオリネの予想に反してミオリネの盾になった瀕死の状態になったこと
●ニカ姉が襲撃部隊と通じていると地球寮に知られてしまったかもしれないこと(その代わりに人殺しをしているかもしれないこと)
●プロスペラが、スレッタをそそのかして「血染めのスレッタ」にしてしまったこと
●最初は殺人を拒んでいたスレッタが、エアリアル登場後、気が大きくなってしまって、ミオリネのためにハエたたきのごとく襲撃者を殺害したこと
●エラン5はスレッタを篭絡する気満々なことw
●ミオリネがスレッタを「人殺し」認定して拒絶しそうなこと
・・・ってところかな。
まぁ、要するに、いままでの学園生活をぶっ壊すような事件と、殺人というトラウマを背負い込んだかもしれないキャラが主人公周辺で乱立しそうなこと。
なんかいきなり「世紀末」ムード漂う世界になってしまった。
それを「いつものガンダムっぽい」展開とかいわれても、さすがにちょっと唐突かなぁ、と。
というか、この段階で第1クールを締められても、さすがに最終2話の状況に関する情報が少なすぎて、特段に考察とか展開予測みたいなことをする手立てがなくて、これじゃ、単純に4月まで沈黙して待っているしかないなぁ、って感じかな。
なので、あと2話くらい必要だったんじゃない、って感じ。
何がひどいかって、結局、プロスペラの謀略について何ら情報開示がなかったこと。
エアリアルやスレッタの秘密についても特に明かされず。
強いて言えば、今回の最後の、なんかハイになっていたスレッタの様子を見ると、彼女のほうがむしろエアリアルに頭脳というか思考をオーバーライトされていたのかな、ってことかな。
つまり、GUND-ARMとして、エアリアル(たち)とスレッタの間で、脳神経系のパスも通ってしまって、エアリアルたちの気分的高揚感がスレッタの方にもフィードバックされたのではないか。
あのハエたたき的殺し方にしても、まさにエアリアルそのものをスレッタが自分の身体として錯覚するくらい、人機一体なシンクロ状態になっていた、ということなのかな、と。
だから、まさに、あ、ミオリネさん、危ない、と思った瞬間、ハエとか蚊を叩き潰すようにバチンとやっちゃったのではないか。
問題は、その様子を直視したミオリネがどれくらい動揺するのか、と、その一方で、あの場で虫の息のデリングをどうするのか、というところかな。
まぁ、学園モノとして始まった戦争ドラマの常として、初めて人を殺したり、初めて人が殺されるところを目撃したり、という事件は、一種の通過儀礼として重たい話にならないはずはないのだけど、その消化に時間をかけると鬱なまままで話が進まないから、今回みたいに戦禍だけをさくっと表現したところで第1クールを終わりにする、というのも確かに手と言えば手なのだけど。
そうしておけば、第2クールに入って、いきなり数カ月後とか数年後とか時間を飛ばして、事態がすでに新しいフェーズにあるところから始めて、その間に回想として、今回の事件の顛末について触れていく、という重層的な展開にできるからね。
ただ、その分、ホントに次のクールが始まらないことにはなんとも言えないのがね。
でもなぁ、そういう形で進めるなら、最終2話は、ちゃんと年内に終わるようなスケジュールをくんでほしかったかも。
なんか間が飽きすぎて緊迫感、なくなっちゃったから。
というか、この最終2話の面白さは、シャディクの急変から始まったはずなのだけど、11話と12話の間が空いてしまったので、彼の存在がどこかに行っちゃったよね。
もったいない展開になってしまった。
あとは、やっぱりデリングは、ミオリネのためにあのキツイ親父を演じたこともわかったわけだけど、それもいきなりすぎたよね。
襲撃の際に我が身を盾にする、ってあまりにもコテコテで。
その事実だけで、実はちゃんと父娘愛がありました、って言われてもなぁ。。。
そのあたりの心理描写はちょっと急ぎ過ぎたかも。
全体的に不完全燃焼なままで第1クールを終えたのは、ちょっとツライ。
まぁ、第2クールも見ちゃうんだろうけどねぇ。。。
何をしたいのか、どこに話が向かっているのか、まったく見えなくなったまま終わられてもね。
正直、期待外れだったな、って思ってきた。
ザンネン。