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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

葬送のフリーレン 第131話 『脱出』 感想2: ユーベルとラントの脱出劇のあとで次回はフリーレン一行と現役「影の戦士」たちとの市街戦の開幕かね?

2024-08-07 21:31:28 | フリーレン
感想1からの続き)

感想1でも書いたように、あまりにも久しぶりの連載開催だったので、帝国編が始まる126話あたりから読み返したw

うん、これは読み返さないとよくわからないよw

重要なのは、3日後に控えた帝国の建国祭めだまの舞踏会・晩餐会に出席するゼーリエの護衛。

その露払いの任務が、ユーベル&ラント組とフリーレン一行の役割。

まぁ、フリーレンの場合は、ゼーリエを狙うであろう「影の戦士」たちを事前におびき寄せる撒き餌の役割をしている、というのが正解みたいだけどw

なんだかんだいって、フリーレンはゼーリエのこと、気にかけてるよね。

たぶん、フリーレン的にも問題なのは、この帝国の魔法文明のあり方が、まさに師匠フランメが夢見た「誰もが魔法を使える社会」が実現した社会だから。

つまり、大陸魔法協会vs帝国、というのは、

魔法の主導権を、
エルフを中心にした絵エリート魔法使いたちが握るか、
それとも、
「魔法文明」が保証する誰でも魔法使える社会を実現させた人間が握るか、

を巡る争いでもあるということで。

ゼーリエが煮えきらないのも、帝国のありかたが弟子フランメの功績の延長線上にあるものだからなのだろうな。

自分にとっては邪魔だけど、しかし可愛いフランメが残したものを無下にもできないというジレンマ。

そのジレンマを、同じくフリーレンも理解しているのだろうね。

なんていうか、地上に降りた女神たちのような悩み。

ということで、フランメを介してゼーリエと同じ方向を見てしまっているから、今回はフリーレンもなんだかんだ自発的に手を貸している。

で、次回は、どうやら「影の戦士」たちとの会敵となりそう。

まぁ、3週間後だけどねw

現役「影の戦士」たちは129話に出てきた人たちだけでも

総督 レーヴェ
傭兵 シュリエット
酒場の店主 ヴォルフ
酒場の看板娘 イーリス
図書館司書 ルティーネ
神父 クレマティス
シスター ロレ
浮浪者 ヴァルロス
露天商 ガゼレ

と9人もいるw

まぁ総督は指揮だけで実行部隊には加わらないと思うから、さしあたって8名の影の戦士たちをフリーレン一行3人が対峙する感じかな。

にしても、数的不利は否めない。

まぁ互いにこれで全滅させるってことはないだろうから、読者からすると、影の戦士それぞれの得意技を知る機会にまずはなる、ってところかなぁ。。。

漫画はアクションシーンが簡素だから、あっという間に、敵の特徴も一コマずつで描かれてしまうかもしれないけれど。

しかし、この帝国編、キャラも多ければ話もでかいのに、この連載密度は流石にはどうかと思う。

一気に畳み掛けるように連載を進めてくれないと、毎回、物語の流れを確認しなくちゃいけなくなりそうで怖いw

とまれ、3週間後の、フリーレンたちの活躍に期待しようw
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