BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

呪術廻戦 第265話 『あの日』 感想2: 考察:絶対この虎杖の「存在しない記憶」も羂索が仕組んだ策略のひとつだよね!

2024-08-02 10:53:59 | 呪術廻戦
感想1からの続き)

感想1でも書いたように、虎杖がなんとか実現させた領域「存在しない記憶」の中で、宿儺を伏黒から分離させる「必中の解」をちらつかせて、宿儺に最後通牒を突きつけた虎杖だったけど。

それにしてもこの領域、他の領域と比べても異質だよね?

で、思ったのは、やっぱり虎杖の魂が、宿儺が生まれる前に殺した双子の片割れの魂だった、という事実が生み出したものではないのかな、と。

相手を兄弟だったと思わせる「存在しない記憶」は虎杖が宿儺と魂の双子だったからこそ生じたものだったのではないか。

だって、「存在しない記憶」って、基本的に相手が虎杖の兄弟であることを求めるものじゃない。

東堂にしても、脹相にしてもそうじゃない。

まぁ、腸相の場合は、偶然にも本当に虎杖と兄弟関係があったから、「存在しない記憶」のことは有耶無耶になってしまったわけだけど。

でも、その腸相との出会いも含めて、羂索の策略だったんじゃないか、と思うんだよね。

だって呪胎九相図も虎杖も羂索が調整したものだから。

で、腸相を自陣に引き入れたのも羂索でしょ?

腸相と虎杖をぶつけることで、虎杖のなかにいた宿儺の意識もミスディレクトすることができる。

とにかく、そういう「心理的隙間」をつく策略で羂索はここまでこの物語を紡いできたと思うのだよね。

なので、やっぱり、虎杖が宿儺を「存在しない記憶」の中で挑発することまで含めて、羂索の策略なんじゃないかな、と。

というか、そういう羂索本位のご都合主義に作者も振ってくるんじゃないかな、と思ってる。

でないと、このままだと、虎杖がいわば宿儺を調伏して終わり、ってことになるから。

さすがにそれじゃ、このVS宿儺戦を一年近くやってきた意味がない。

だから、多分「渋谷事変」のときと同じように、最後は羂索の手のひらのうえでみんな踊っておしまい、ってことになるのだろうな。

渋谷事変のときは、五条悟の封印という表の目標のうらで、羂索は、虎杖によって進化した真人を取り込んで「死滅回游」という次のステージに物語を進めたわけだから。

ということで、伏黒から分離された宿儺の魂は、虎杖を選ばずに天元を選ぶと思うのだよね。

その意味では、宿儺が取り込んだ即身仏も、あれは実は宿儺のものではなく天元のものだったのではないかな、と思ってる。

目の数が多いから宿儺、って思われてたけど、天元も目は4つあるじゃない?

で、天元は、星漿体を乗り換えて、いわば魂だけ生きながらえてきたわけだから、最初の身体が即身仏になっていてもおかしくはないだろうし。
で、天元はどうやら女性という話だから、なんだったら天元が宿儺の実母でもいいんじゃないかと思えてきているw

母が人身御供になるから当時の王朝と呪術界に喧嘩を売った、というほうがわかりやすいじゃんw

きっと宿儺自身もその記憶を失っているのだろうけど。

なので、この「存在しない記憶」の過程で、宿儺本来の記憶が蘇るというのでもいいけどね。

とにかく、宿儺と虎杖の因縁にはまだ秘密があるし、そこを狙った羂索の策謀が絶対あると思うんだよねw
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 呪術廻戦 第265話 『あの日... | トップ | ワンピース-ONE PIECE- 第11... »

呪術廻戦」カテゴリの最新記事