「温泉発電」である。
地熱発電(水蒸気を使ってタービンを回して発電する方法)とは別である。
一般には殆ど知られていない言葉だと思う。
12/27の日経新聞・サイエンス欄(11面)によると
「熱電変換」という「特殊な半導体素子の両端に温度差を生じさせ
熱エネルギーを電気に変える」技術を使った発電方法らしい。
極めて大雑把に説明すると、温泉水と地下水の温度差を利用した発電方法で
CO2を出さない「クリーンエネルギー」の一つとして期待されているようだ。
既にこの温泉発電システムは2005年12月から稼動しているそうだ。
その写真の説明に「ベルツ温泉センター」とあったので
言葉の響きから私はてっきりドイツの物だと思っていたら
なんと群馬県草津にあって開発したのは東芝というから驚いた。
ただしこの「温泉発電」、いい事尽くめではなく装置の価格が高いという難点
を持っている。
(この温泉センターの装置は1000万円という。
1日の発電量は2.4~3.6KW時で、3人家族の1日の消費量というから
これではあまりにも高額すぎる。)
しかも肝心の発電効率は温度差100度で3.6%というし
尚且つ温度差が縮まると発電量は急減するというから実用には程遠いようだ。
(太陽光発電の発電効率は素材等によって様々だが、10~25%くらいらしい。)
とは言うものの、温度差を利用するだけに応用範囲は広く考えられ
工場の廃熱やエンジンの廃熱を利用する研究も進められているそうだ。
中には、携帯電話を服の上でこすって発生させた摩擦熱と空気の温度差を
利用して発電して、携帯に充電するという案もあるというから夢は拡がる。
地熱発電(水蒸気を使ってタービンを回して発電する方法)とは別である。
一般には殆ど知られていない言葉だと思う。
12/27の日経新聞・サイエンス欄(11面)によると
「熱電変換」という「特殊な半導体素子の両端に温度差を生じさせ
熱エネルギーを電気に変える」技術を使った発電方法らしい。
極めて大雑把に説明すると、温泉水と地下水の温度差を利用した発電方法で
CO2を出さない「クリーンエネルギー」の一つとして期待されているようだ。
既にこの温泉発電システムは2005年12月から稼動しているそうだ。
その写真の説明に「ベルツ温泉センター」とあったので
言葉の響きから私はてっきりドイツの物だと思っていたら
なんと群馬県草津にあって開発したのは東芝というから驚いた。
ただしこの「温泉発電」、いい事尽くめではなく装置の価格が高いという難点
を持っている。
(この温泉センターの装置は1000万円という。
1日の発電量は2.4~3.6KW時で、3人家族の1日の消費量というから
これではあまりにも高額すぎる。)
しかも肝心の発電効率は温度差100度で3.6%というし
尚且つ温度差が縮まると発電量は急減するというから実用には程遠いようだ。
(太陽光発電の発電効率は素材等によって様々だが、10~25%くらいらしい。)
とは言うものの、温度差を利用するだけに応用範囲は広く考えられ
工場の廃熱やエンジンの廃熱を利用する研究も進められているそうだ。
中には、携帯電話を服の上でこすって発生させた摩擦熱と空気の温度差を
利用して発電して、携帯に充電するという案もあるというから夢は拡がる。