福島第一原発・5号機で5/28午後9時ごろ冷却用ポンプが停止したトラブルで、
東電がこのトラブルを発表したのは翌日の5/29の朝だった。
このことを伝えるテレビのニュースで、公表が遅れた理由を東電側が
「トラブル収束のメドが付いてから発表した」という意味のことを言っていた
ように記憶しているが、残念ながら今現在ソースが不明だ。
(たぶんCS放送の「TBSニュースバード」だったと思う)
しかしこの東電の姿勢を監督官庁であるはずの原子力安全・保安院が
「事態にふさわしい公表をするのがよく、現時点ではこういう扱いでよかった
と思う」(共同通信)と述べたというから、もはや言葉を失う他ない。
しかも東電は「国や県などには28日夜に報告しているが、公表せず配慮が足
りなかった」と一応謝罪しているようだ。
それなのに保安院が「こういう扱いでよかった」とは一体何事か。
これは常識的に考えれば、東電の報告に対して保安院がトラブル発生時に
は「公表の必要なし」と指示していたということだろう。
まさに同じ穴の狢(むじな)と言う他ない。
先日の中部電力・浜岡原発5号機の海水流入トラブルの公表遅れも同様で、
(5/16の当ブログ)
日本の原発業界の腐敗ぶりは深刻である。
東電がこのトラブルを発表したのは翌日の5/29の朝だった。
このことを伝えるテレビのニュースで、公表が遅れた理由を東電側が
「トラブル収束のメドが付いてから発表した」という意味のことを言っていた
ように記憶しているが、残念ながら今現在ソースが不明だ。
(たぶんCS放送の「TBSニュースバード」だったと思う)
しかしこの東電の姿勢を監督官庁であるはずの原子力安全・保安院が
「事態にふさわしい公表をするのがよく、現時点ではこういう扱いでよかった
と思う」(共同通信)と述べたというから、もはや言葉を失う他ない。
しかも東電は「国や県などには28日夜に報告しているが、公表せず配慮が足
りなかった」と一応謝罪しているようだ。
それなのに保安院が「こういう扱いでよかった」とは一体何事か。
これは常識的に考えれば、東電の報告に対して保安院がトラブル発生時に
は「公表の必要なし」と指示していたということだろう。
まさに同じ穴の狢(むじな)と言う他ない。
先日の中部電力・浜岡原発5号機の海水流入トラブルの公表遅れも同様で、
(5/16の当ブログ)
日本の原発業界の腐敗ぶりは深刻である。