酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

防衛次官の呆れた大嘘

2008年02月28日 | 感想
増田防衛事務次官の昨夜の発言にはさすがに

開いた口が塞がりませんでした。


イージス艦「あたご」の航海長を防衛省に呼び寄せて

事情聴取した(そこには石破防衛大臣も同席していた)

ことについての質問に対して、次官はこう答えたのです。


聴取の内容どころか、自分が質問したかどうかも全く憶えていない


さらに、口裏合わせをしていたのではないかとの質問には

「そういうことがあったとは全く思っていない」と

この点だけは、実に良く憶えているのだそうです。


これほど人を舐め切った発言もちょっと珍しい

のではないでしょうか。


先日、経済産業省の北畑事務次官が

「デイトレーダーはバカ」と発言して顰蹙を買い

謝罪していましたが、私に言わせれば「問題発言」よりも

嘘の方が、人をだますと言う点で悪質だと思います。


また私が不思議なのは

三浦和義容疑者の問題の報道に熱心なテレビ番組も

このことには余り関心がないようです。


事故発生当時は大臣の辞任は不要と考えていた私も

さすがに腹が立ちました。


石破大臣は誠実そうに穏やかな口調で

尚且つ理詰めで語るだけに

ついだまされてしまうのですね。

















能天気な大石静さん

2008年02月27日 | 感想
今日(2/27)の日経・夕刊の15面の

「大石静のTVな日常」を読んで

さすがに私も、不快感を押し留める事が出来ませんでした。


文章の前半では、イージス艦衝突事故に関して

両者の大きさの極端な差の実感について

映像のもたらす衝撃の影響度を述べていました。


ところが後半になると突如話は

「神様、もう少しだけ」というドラマの話に変わります。


女子高生の売春に関する場面があるというドラマを見て衝撃を受けて

「制服にルーズソックスの女子高生を見ると、誰も彼も

ウリ(売春)をやっているように見えてしまって困った」という

大石静さんは、自らの感性(の硬直性)には

疑問を抱いていないようです。


それが証拠に、大石さんは「映像が視聴者に与えるインパクトの

強さを実感した」そうで「映像に関わる者として

身を引き締めた」そうです。


ここには、例え同じ映像でも

人によって受ける印象は違うという

ごく当たり前のことが忘れられているように思います。


思い込みの危険性には留意したいものです。





















世界卓球・平野の凄み

2008年02月26日 | 感想
今日の世界卓球の韓国戦については

ネットで事前に結果が分っていたので

かなり興をそがれてしまいました。


生で(結果を知らずに)見ていれば

かなり面白かっただろうと思うと

こういう時には、ネットでニュースを見るのも

控えないといけないなと反省しました。


それはさておき、平野選手には驚きました。


強い事ももちろんですが

相手選手を見つめる時のあの眼光の鋭さは

ただならぬものを感じて、ちょっとたじろいでしまいます。

調べたところ、精神面の強さは有名だそうです。


伊達に日本選手権で4回も優勝していませんね。

しかし世界ランキングでは福原選手が10位で

平野選手は16位だそうで、ちょっと不思議な思いがします。


今回の世界卓球でも、福原選手が4勝1敗なのに対して

平野選手は6勝0敗です。


恐らく今回の大会で平野選手も一躍有名になるでしょう。


ところで録画中継したテレビ東京に苦言を一つ。


石原良純が出ていたスタジオの場面だけは生中継のようで

その時には「LIVE」の表示が出ていましたが

あのやり方はあまり感心できないと言われても

仕方が無いでしょう。


それと選手紹介のビデオも、毎日同じ物では

しつこく感じます。















横浜国際女子駅伝

2008年02月24日 | 感想
結果から見れば少々残念ではありましたが

極めて私的に言えば、そこそこ面白いものでした。


レース全体から言えば、前半のリードを

中盤以降抜かれて離されたという展開ですから

見ていて盛り上がりに欠けたのはやむをえない

ところでしょう。


去年11月の「千葉国際駅伝」の再現(逆転優勝)を

願って見ていた人も多かったと思います。


また強風の影響は想像以上だったようで

折り返し地点をはさんで、反対方向の3区と4区では

同距離でも区間1位の記録は、1分13秒の違いがありました。

(追い風の3区では、区間新の選手が4人も出ました)


それから、2区で最初の1キロを2分45秒で走り

明らかにオーバーペースと言われていたエチオピアの選手が

途中で少し減速したものの、結果的には2秒差で赤羽選手を上回って

区間賞を取った事にも驚きました。


エチオピアは殆どが若い選手で、聞くところによると

世界レベルの選手は「一杯いる」そうです。

(ケニアもそう言われています)


前評判の高かったロシアが今イチだった理由は

よく分りません。(年令が比較的高かった事が

原因?)



これは余談になりますが、3区で走った湯田選手が

「美人」ということで話題になっていた事は

半年ほど前に知りましたが、今まで「それほどでもない」

と私は思っていたのですが、今日その考えを改めました。


今日の日本テレビの報道は、私の気持ちを変えるほど

湯田選手をピックアップしていました。


それは、やや地味な今回のメンバーでは

無理もない報道作戦と言えるでしょう。


最後に一つだけ。


私の好きな木崎良子選手(近畿選抜)をもっと

見たかった・・・。



















衝突漁船員の救出への祈り

2008年02月20日 | 感想
海上自衛隊のイージス艦が漁船に衝突した事故については

まだ不明な事ばかりで、この段階では何とも言えない事が

多いのですが、印象的だった事について書こうと思います。


もっとも強く感じたのは、地元の住民による

救出祈願の「お祈り」の行動のもたらす迫力でした。


1種の宗教的な儀式なのでしょうが、過去に見たことの無い

ある種の凄みを感じさせられました。


地域住民の結び付きの強さは、不謹慎な言い方かもしれませんが

少々うらやましさをも感じさせられました。


行方不明の長男の方が、ホームレスの人への支援をしていた

という話など、ちょっと涙なしでは聞けませんでした。



話は変わりますが、今日発覚した事実では

イージス艦が最初に漁船を発見したのは3時55分で

(昨日は4時5分と説明していた)

その後4時に当直交替が行われたそうです。


この交替時の引継ぎに何らかのミスがあった可能性は

あるのではないでしょうか。











東京マラソンあれこれ

2008年02月18日 | 感想
昨日の東京マラソンを見ての感想を

幾つか書こうと思います。


まず何と言っても、2位(日本人トップ)に藤原新選手が

入ったことでしょう。


殆ど予備知識の無かった私は当初その意味が分りませんでした。


しかし解説の瀬古利彦氏も、陸連・専務理事の沢木啓祐氏も

「全く知らない」選手だったようで、沢木氏は

「レース後に経歴を調べた」そうです。


オリンピック代表選手選考レースという程の重大なレースでも

こういう番狂わせがあるのですね。


新たな可能性には期待したいところです。



中継した日本テレビに対しては、同局のアナウンサーの報道振り等

いささか鬱陶しさ(しつこさ)を感じましたが

まあ許すとしましょう。


ところで参加した人の殆どが「沿道の人の声援に励まされた」

と語っていたのは印象深いもので、これが「市民マラソン」の持つ

「祭り」としての良さだと思いました。


去年は必ずしも良い印象を持たなかった東京マラソンですが

今年は随分と印象が変わりました。

























道路財源の無駄遣い

2008年02月17日 | 政治
ガソリン税(道路特定財源)を巡る報道を見ていて

思い出すことがあります。


それは3年程前の事です。


ゴールデンウィークのある日、私は知人の車に同乗して

静岡県北西部(静岡県と愛知県と長野県の県境付近)の

かなり奥深い所を走っていました。


交通量はゼロに近く、とてもゴールデンウィーク

とは思えませんでした。


しかしそれ以上に驚いたのは

道中にあったトンネル(草木トンネル)の、

周囲とはまるで不釣合いな豪華さでした。


周りはトンデモナイ田舎なのに、「ここだけは別世界」なのです。


ネットで調べたところ、交通量が極端に少ないために

トンネル内部はビックリするほどキレイとの評判です。


それと言うのも、このトンネルは地元出身ののK氏

(元通産大臣・官房長官で、政党は自民党・新進党・民主党・保守新党

を渡り歩いて来た元衆議院議員)の肝いりで作られたようで

地元では「K道路(トンネル)」と呼ばれているそうです。


日本の変革を押し止めているのは

この種の既得権益を守ろうとする勢力の執念深い抵抗です。


先日、自民党の古賀誠選対委員長は

「道路族と呼ばれる事を誇りに思う。

どんな批判を受けても結構だ。」と述べたそうです。


こういう人が与党の幹部を勤めている国に対して

何とも思わない人たちは、共犯者と言われても止むをを得ない

のではないでしょうか。























ガソリン税について

2008年02月15日 | テレビ
テレビの「太田総理・・・」で

道路特定財源(ガソリン税)を取り上げていました。


この問題が取り上げられても、議論は大抵

焦点がぼやけたままになってしまうことに

苛立ちを覚えます。


自民党の議員にはやる気が無いのが丸見えだし、

民主党も本気でアピールする気がないようにしか見えない。


問題の本質は「無駄な出費をなくせ」ということに尽きるはずです。


聞けば呆れるほどの無駄遣いの実態は

まさに社会保険庁といい勝負と言えるでしょう。


日本の役人と、それを支えている政治家には

心底絶望するしかないでしょう。


以前、榊原英資氏が言っていたように

ガソリン税を軽減すれば消費を刺激する効果は

かなり大きいとは思います。


負担の大きい中小企業・個人を救済することになる

と思います。


また、(これは、うろ覚えで正確ではないのですが)

民主党議員の発言では「道路特定財源の5%は無駄遣い」

との指摘もあったと記憶しています。


さらに、或る芸能人の「無駄な出費(娯楽向け支出)は

売却処分して返せ」という意見は新鮮でした。


金額的には微々たるものだという事は分っていますが

これは物事をやろうという姿勢の問題だと思います。






















マクドナルドのプリント大作戦?

2008年02月14日 | 感想
あるブログによるとhttp://blog.radionikkei.jp/kabuchan/index.php?ID=398&themes=

マクドナルドが2/19から行うキャンペーンでは

4週連続で火曜日の14~24時に限り

オーダー時に「プレミアム・ローストコーヒー下さい」

と言うとコーヒー(¥100)の代金は無料になるそうです。



私はマクドナルドには行かないので

内部事情は分らないのですが

最近新しいタイプのコーヒーを発売したことは

知っていました。


また、以前のコーヒーの評判が良くないことも

知っていました。


このキャンペーンは、とにかく一度飲んでもらう

ということはもちろんですが、

繰り返し商品名を言わせることによって

プリンティング(刷り込み)効果を狙っているのかも

知れないなと感じて、思わず笑ってしまいました。


何かと感化されやすい人は

つい「○○○コーヒー下さい」と言う癖が付いてしまう???



話は変わりますが、マクドナルドの各店の店長は

「残業代下さい」と言えばもらえるかも・・・


もっとも会社はもっと上手で、それに対して

「はい、無料にさせていただきます。」と言うかな???











「中国製ギョーザ問題」と「BSE問題」

2008年02月09日 | 感想
「中国製ギョーザ問題」報道にもさすがに食傷気味です。


それは事態の解明が遅々として進まないのにもかかわらず

テレビ各局が視聴率が稼げるとあって、どこも同じ内容を

繰り返し報じているからです。


そして日本では今「中国製食品=危険」という判断が蔓延しています。


今、まだ結論が出ていない段階で言えることは

特定の人間が故意に薬物を入れたという確率

が高いと思われます。


何かに対して悪意を抱く人間が

複数いたとしても何の不思議もないでしょう。


そして彼らがほぼ同時に何らかの行動を起こしたとしても

これもありえないことではないでしょう。


従って「中国製食品=危険」という判断にも

もっともな部分があると思います。



実は私も昨日、酒のつまみに冷凍イワシを焼こうと思って

念のために見たらやはり中国製でした。


しかし毒入りの物など、そんなに多くは無いだろう

という極めて勝手な判断をして食べました。


かくいう私もBSE問題以降、牛肉は食べていません。

(元々、大好きな魚に比べ肉は余り好きではない)


ところで話は変わりますが、BSE問題は一体どうなったのでしょうか。

最近まるで話題になりませんが、解決したとも聞いていませんが・・・。


常識的に考えれば、故意の犯罪者の数(割合)を考えれば

それがもたらす恐怖の度合い(被害者の数)は

病気(BSEや新型インフルエンザのような)の蔓延の方が

はるかに大きいはずです。









































倖田来未は若かった!!

2008年02月08日 | テレビ
倖田来未さんの発言に関する今回のトラブルについて

一言述べさせていただきます。


彼女の発言に関しては、言うまでも無く暴言

(相手に対する配慮を欠く発言)であり

謝罪は当然だと思います。


私も昨晩のフジテレビの謝罪会見を見ましたが

彼女の態度に関しては概ね好意的に捉えています。


また、彼女に関して今まで殆ど無関心だった私は

今回むしろ好感を抱きました。


それはメーク(今回はケバイ化粧はしていなかった)

のことも大いに影響しているのですが

彼女の本性に触れたような気がしたからです。



と言うのも、正直言ってこんなに大騒ぎする事の方が

異常だと思っていたのです。


事の本質は、彼女をCMに起用していた企業が

「ヤバイと思ってビビッタ」だけのことではないでしょうか。


要するに、株の世界に例えると

上がると思って買った株が、下がりそうなので

あわてて売ったという事でしょう。


ところで彼女の発言では「冗談を大げさにいう癖がある」

という言葉が印象的でした。


それは、少々理屈っぽいことを言わせてもらうと

「自分は、極端な発言までもが(相手から)赦されている(認められている)

という事を確認したい」という子供じみた欲求

のように思えます。


要するに「自分が相手から愛されていることの確認」

をしたいという欲求のなせる業ではないでしょうか。


いわゆる「口の悪い人」とはそういう種類の人だと

私は思っています。


「口は悪いが、心は優しい」と思われたいという

ある種さびしい心の持ち主のように思います。


倖田来未さんには「災い転じて福となせ」

と言う言葉を送りたいと思います。



























プロも分らない!!

2008年02月06日 | 感想
私たち素人は専門的なことに関しては、無知ゆえに

プロ(専門家)の意見を妄信しがちです。


「そういうものかな」と思う他無いわけです。

他に判断の材料が無い時は、そうせざるを得ないからです。


しかしながら、プロ(専門家)に全幅の信頼を

置いて良いという事には必ずしもなりません。


例えば先日の大阪女子マラソンでは、(私の記憶に違いが無ければ)

小出監督は途中では「2時間21分くらいでゴールする」と

福士選手をほめていました。


また放送時の解説者たちは、前半では2位集団のペースの遅さを

批判していたはずです。


私も、ひょっとするとびっくりするような記録で

優勝するかもしれないと思っていました。


しかし結果は想像を絶するほどの壮絶なものになりました。


私を含め、福士選手を応援する者には辛い結果でしたが

或る意味、感動的でもありました。

正直いって涙が止まりませんでした。


レースの後は当然のごとく

練習量の少なさが槍玉に上げられました。



さて、話は大きく変わって、株の世界の話です。


株の世界でも去年の秋口には

「サブプライム問題は既に織り込んだ」(T証券・H氏)

「サブプライムよ、さようなら」(日本のD証券・N氏)

などという言葉も聞かれました。

付け加えるなら、外資系のD証券のM氏もその仲間でしょう。


今から見れば、言うまでも無くこれらの発言は

大ハズレなわけです。


言い方を換えれば、プロが大ハズレの予想をしても

何のお咎めも無い(収入面はいざ知らず)というのは

羨ましい限りです。


ところで、またまた話は変わるのですが

去年の夏(8月頃?)に複数の野村証券関係者が

珍しく弱気な予想をしていた事が思い起こされます。


日頃「証券営業」の常で、「買い一辺倒」の日本の証券会社が

弱気を表明するというのは、極めて異例でしょう。


その当時は、自社のサブプライム関係の損失の事が

念頭にあったのかもしれませんが

ここにきて、以前より強気の見通しを

出して来ていることには、注意が必要かもしれません。

(自社の損失処理が終了したから?だけではないでしょう)



それはともかくこの波乱に飛んだ相場で

普段、裸同然で無防備な闘いを余儀なくされている

個人投資家にも逆襲するチャンスが

無いわけではないように思います。


それは言うまでも無く、大きく下げた時に

短期的な反発を狙った「逆張り」です。



私のいい加減な予想では


①短期的(2008年2月中旬以降)には、少し反発するように思います。


②中期的(2008年3月以降)には、もう少し下げるように思います。


③長期的(2009年以降)には、上げていくと思っています。












































駄目になったソフトバンクのCM(CM寸評⑦)

2008年02月05日 | テレビ
ソフトバンクのCMは、その面白さ故に

私の好きな物でしたが、ここしばらく

低迷してしまっています。


露骨に言えば、少しも面白くないのです。


私の印象では「犬」が主役のものは

はっきり言って、ことごとく詰まらない。


あれでは上戸彩さんも宝の持ち腐れでしょう。