酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

北海道マラソン・余聞

2010年08月31日 | 陸上
8/29に気温28度、湿度70%という悪条件の下で行われた北海道マラソンだが、

私には新しい発見があった。


1つは、選手が胸に付けるゼッケンに風通しの為に小さな穴をいくつも開ける

という方法で、私は初めて見た。(もっとも外国人男子選手はしていなかった人

が多かったように見えた。)

特に原裕美子のゼッケンは、他の選手のように小さな穴ではなく、

大胆に大きく開けていたので、ゼッケン番号が正規の「22」ではなく

「212」に見えたくらいだ。

真ん中の数字がなぜ「1」に見えたかというと、「2」と「2」の間に

風通しのために開けた穴の為にユニフォームの黒色が見えて、そこが「1」に

見えたというわけだ。

私の稚拙なパソコン能力では上手く表現できないのだが

    「

こんな感じである。


もう1つの発見は、競歩からマラソンに転向した選手(ホクレンの鈴木澄子

選手)が出場していたことである。

(もっとも、スキーのクロスカントリーから転向した野尻あずさ選手のような

例もある。また調べてみると、鈴木選手は既に昨年マラソンを走っていた

が・・・。)

しかし彼女のフォームが余りに競歩そっくりなので、失礼ながら私は思わず

笑ってしまった。

フォーム関連で言えば、那須川瑞穂(ユニバーサル)もフォームを変えて

随分と競歩っぽい(足を余り上げない)フォームになっていて驚いた。


テレビでは、エネルギーのロスを減らす効果があると言っていたようだが

果たしてどうなのか。










原裕美子の復活

2010年08月30日 | 陸上
原裕美子のことを忘れかかっていた。

原裕美子って最近見ないなと私が思ったのは、いつのことだったか。

調べてみたら、2009年1月の大阪国際女子マラソンで3位(優勝は渋井陽子。

2位は赤羽有紀子。原はこの結果、世界陸上3回連続出場はできなかった。)

になってから、所属先の京セラを監督と共に退社していたようだ。


監督と共に退社というのは、陸上長距離界では偶にあるようだが、少なくとも

順風満帆ではなかったのだろう。

その後郷里の栃木で一人で練習していた時もあり、一時は引退も考えたそうだ。


さて昨日の北海道マラソンである。

原は早い段階から苦しそうな表情を見せていたので心配された。

(もっとも彼女の苦しそうな表情はいつものことであり、土佐礼子さんと同様

と考えることも出来るのかもしれない。)

またここまでの練習も、そんなに積んで来なかったという情報もあった。

そして宮内宏子とのトップ争いも給水の度に順位が入れ替わるなど

なかなか熾烈だったが、途中から抜け出してからは、地力の違いを見せ付けた。


そしてゴール直後に原が、誰にということではなく「どうもありがとうございま

した。」と言う声が聞こえた時に私は随分驚いた。

私はかつて(インタビューではなく)ゴール直後の選手からこの種の言葉を

聞いたことがない。




ところで昨日のテレビ中継では、解説の増田明美さんが「ゲスト」の高橋尚子

さんに、しきりに話題を振っていたのが印象的だった。

増田さんは、新人の解説者である高橋さんに場数を踏ませてあげようとしていた

のかとも思われた。

もしそうだとしたら、なんとも優しい心遣いである。


そして当の高橋尚子さんの発言も、今までの”元選手の発言”とは少し違って

いたように感じた。

要するに”解説者風”に少し変わって来たように思えた。


言うまでもなく、増田明美さんの事前の取材の熱心さは有名である。

彼女の魅力は、語り口の優しさと取材の徹底ぶりだろう。

確かに彼女は、選手の興味深いエピソードなどを話してくれる貴重な人である。


高橋尚子さんは今、取材する側の苦労を味わっているのかもしれない。

(しばらく前に彼女は、「今までは取材を受ける立場だったが、取材をする側が

こんなに大変だとは思わなかった。」と語っていた。)



















TBSは顔を洗って出直せ

2010年08月28日 | テレビ
夜テレビを付けたら、いきなり奇怪な画面に出くわした。

何やら薄暗くて狭い場所に、ヘルメットを被って生気のない顔色をした人が

10人近く見える。

そしてその場所にこの番組のレギュラー出演者がなぜか入り込んで、

「過酷な環境」とか言いつつも、彼らは言うなれば、”お化け屋敷体験”風な

気分である。


しかし字幕に「チリ鉱山事故・・・」とあるように、これはこの事故で

閉じ込められている人々のシェルターでの生活を模してわざわざ作ったセット

でのものである。


はっきり言って私は、この映像を見た時、俄かには信じられなかった。

日本のテレビの視聴率第一の”覗き見主義”もついにここまで来たのかと思っ

た。


チリの事故現場では生死を掛けた救出作業が行われているというのに、

日本の阿呆なテレビ局ではそれをバラエティー番組のネタとして取り上げて

現場の”模擬セット”まで作って、その中に出演者が入ってコメントしている。


ありえない話だ。

テレビ局の傍若無人な振る舞いには、私もこれまで随分腹を立てて来たが、

さすがに今回は怒りが収まらなかった。

そして私のその怒りは、問題の場面に出ていて、ヘラヘラしていた北野武、

斉藤孝、三雲孝江、安住紳一郎 にも向かった。


話は変わるが、TBSは昨日「官房機密費問題」についての過去の報道に関して

番組の中で野中広務氏に「謝罪」していた。

こういう対応だけは素早い所が、さすがのTBSである。

”上には極端に弱く、下にはやたら強い”という放送局の面目躍如である。


さすがに「T」(とんでもなく)、「B」(馬鹿な)、「S」(集団)である。











投手が捕ってはいけない「投手ゴロ」!?

2010年08月25日 | 野球
昨日の巨人-中日戦、私はニッポン放送を聞いていた。

中継で選択肢(複数の中継)がある場合は、多くの人がそうするだろうと思うが

自分の好みの解説者を選ぶ。

そして昨日の場合、TBSの”大魔神”佐々木か、ニッポン放送の桑田の

選択であった。

私は佐々木の解説は何度か聞いたことがあったが、正直言って印象が薄い。

裏を返せば、魅力に欠けるということだったように思う。

従って解説を聞いたことがない桑田真澄を私は選んだ。


確かに彼の解説は他の解説者とは随分異なっていた。

それは少年野球に言及することが多過ぎる点だが、これは言うまでもなく

プロ野球解説としてはやや不適切な感は否めない。

しかしそうは言っても、彼は私の嫌いな解説者のタイプ

   ①精神論しか言えない人(例:中畑氏)

   ②お調子者(例:栗山氏)

   ③単に鈍い人(これは例は挙げられません。)

ではない。

桑田の解説は、「プロ野球解説」ということを意識して、

やや年寄りくさい点(少年野球への言及が多すぎる)を直せば、十分聞くに

値するものだと思う。



前置きが長くなりすぎた。

私は昨日桑田の解説を聞いていて、随分驚いたことがある。

それは1回裏の巨人の攻撃で、1死1・2塁の場面だった。

バッターのラミレスの打球はピッチャーゴロ。

これを処理したチェンは1塁に投げアウトを取り、2アウトとした。

この一見当たり前に見えるプレイに桑田は異を差し挟んだ。

「あれはピッチャーが捕ってはいけない。」

えっ? ピッチャーが捕ってはいけない?

そんなゴロってあるの?

驚いたのは恐らく私だけではなかったはずだ。

その証拠に、実況のアナウンサーも即座に聞き返していた。

「なぜですか?」


それに答えて桑田は言う。

「あのボールを2塁手が捕っていれば、楽にゲッツーが取れていた。」

ましてや打者走者が足を痛めている阿部なのだから、(併殺となる)1塁アウト

は楽勝だったはずとの指摘である。

そして彼は「投手は常に野手の守備位置を確認しておかないといけない。」

と言う。


うーん、桑田真澄恐るべし。(というか、プロ野球恐るべし=プロのレベルは

違いますよと言うべきなのだろうと思うのだが・・・。)





























「ラ王」のあざとい戦略

2010年08月24日 | 社会
先日生産打ち切りを発表したばかりの日清食品の「ラ王」が、リニューアルして

来月から発売されるという。(産経ニュース


「オイ、オイ」である。

生産打ち切りを惜しむファンの為にキャンペーンもしていたはずだ。

こうなると全ては話題作りの為だったわけで、なんともあざとい商法である。

こんなやり方をしたら、日清食品のブランドイメージは傷つくだけでは

ないのだろうか。


実は私は、先日の「カップヌードルごはん」が発売開始わずか4日で売り切れて

販売中止になったというニュースを聞いて、眉唾物だと思っていたところだ。

「品薄」状態を故意に作っておいて話題を集めて、消費者の欲望を煽るという

商法はよくある話だ。


確かに話題は集めただろうが、ブランドイメージを損なっては本末転倒だと私は

思うのだが・・・。

久馬萌銀メダル

2010年08月22日 | 陸上
ユース五輪の陸上女子3000m決勝で久馬萌(京都・綾部高2年)が9.23.70で

2位に入り銀メダルを獲得した。1位はケニアの選手で9.13.58。


はっきり言って力の差は歴然としていた。

ケニアの選手は先行してどんどん差を広げて行く。

久馬萌は当初3番手につけていたが、1700mくらい(?)で2位に

上がった。


しかし先頭のケニアの選手のスピードは衰えない。

結局予選の時と同様に逃げ切られてしまった。


でも私としては久馬萌はよくやったと思う。

彼女がウィニングランで日の丸を纏って走る姿は実に可愛かった。

そして当たり前のことだが、彼女も結構大人っぽくなって来たように感じた。

姉の悠ともども、更なる飛躍を願うばかりである。











野球雑感(高校・中日)

2010年08月22日 | 野球
昨日の高校野球決勝を見ていて、興南の攻撃の猛烈さには驚かされた。

東海大相模の一二三投手も好投手と言われていたが、昨日は無惨なまでに

打ちのめされた。


高校野球の場合は主戦投手が一人で投げるケースが多い為に、

仮に打ち込まれてもプロ野球のように救援投手を出せないという特殊性がある。


この為に昨日は、見ていて気の毒な展開になってしまった。

まさにメッタ打ちという感じで、これがボクシングならとっくにTKOに

なっていた状態だった。

決勝戦でもたまに大差が付くことはあるが、昨日の試合は異様な感じがした。

前評判が高かっただけに、一二三投手も辛い思いをするだろう。

高校野球にも結構残酷な部分が潜んでいるということだろう。



ところで話は変わるが、残酷なことなど日常茶飯事であるプロ野球は

セリーグの首位争いが佳境に入って来た。


私が応援する中日は、強力な投手陣のおかげで、ここに来て急上昇して来たが

いかんせん打力が弱すぎる。

リーグトップの防御率はいいが、チーム打率は最下位である。

(ちなみにこれは、12球団で比べても最高位と最下位である。8/21現在。)

ファンとしては「オイ、オイ」という感じである。


しかし参考までに言えば、昨日のテレビインタビューで巨人の原監督が

しみじみと「打撃中心の野球はもろい。」と語っていたのが印象深かった。


中日が活路を見出すのは、ここにしかないだろうと思っている今日この頃だ。


















高校野球の外野はなぜダイブするのか

2010年08月20日 | 野球
高校野球準決勝・東海大相模-成田を見ていた。

6-5で成田リードの5回表2死1・2塁の東海大相模の攻撃の場面で、

打者が浅いライトフライを打った。

前進して来たライトは、何とか捕ろうとしてダイビング・キャッチを試みた。

しかし捕れずに後逸してしまい、ボールがフェンス際まで転がる間に走者一掃の

3塁打となり6-7と逆転を許してしまった。

確かにあそこで捕っていれば3アウトでチェンジだから、なんとかしたいという

気持ちは分からないではないが、ワンヒットに抑えておけば、あの場面では

同点で済んだはずだ。


こういうことは高校野球では時々見られるシーンではある。

(数年前の西東京大会決勝・日大三高-早実でも同様の場面があった。

しかもその時は延長戦だったので、未だに印象に残っている。)



リードしているチームの選手が、なぜ逆転されるようなリスクを犯してまで

ダイビング・キャッチをしてしまうのか。


まだ高校生だから判断力が十分ではないという見方も出来るが、それならば

なぜ監督はそういう状況判断を教え込まないのかと私は思う。


また別の試合だが、2塁走者がショートゴロで3塁に走ってしまいアウトになる

という場面を2度も見て随分驚いた。

(通常、2塁走者は打球が自分より前=三遊間に飛んだ時には自重する

というのがセオリーのはずだ。)


高校生が技術的に未熟なのは致し方ない。

しかし考え方は教育すればレベルアップできるはずだと私は思うし、

また仮に教えていなかったとすれば、それは手落ちだと思う。














中日・山井ノーヒット・ノーランを逃す

2010年08月18日 | 野球
久しぶりに野球で興奮させられた。


中日・山井投手が巨人相手に8回までノーヒット・ノーラン(3四死球)ペース

で来ていたのだが、9回表先頭の坂本にホームランを打たれて、

岩瀬と交替した。


こういう展開では、誰だって3年前の日本シリーズ(第5戦)を思い出す。

しかし言うまでもなく、当時と今回とでは条件がまるで違う。


当時は、その試合に勝てば日本一が決定するというゲームで、得点も1-0

だった。そして8回まで完全試合ペースで来ていた山井は、9回初めから岩瀬に

交代させられたのだった。

この交代を巡っては、日本中で賛否両論が沸き起こった。

(当時私は、山井を続投させるべきだと考えて、落合監督の采配を大いに批判

したものだ。)



そして今回。点差は3-0だし、ペナントレース終盤の大事な試合とはいえ

この試合で優勝が決まるわけでもない。

そしてネット(ツイッター)では、8回裏の山井の打順で代打を出されるのでは

ないかとか、9回初めから岩瀬に替えられるのではないかという不安を抱く

ファンが結構いて、その気持ちも無理からぬところであった。


しかし結局記録は達成できなかったが、ファンとしては十分楽しませてもらった

という充実感は残った。


試合後のヒーロー・インタビューで、山井が開口一番「やっぱり8回までしか

投げれませんでした。」と言って場内の笑いを誘っていたのが微笑ましかった。

なかなか味のある男である。












久馬萌は2着(ユース五輪・陸上)

2010年08月17日 | 陸上
シンガポールで行われているユース五輪の陸上女子3000m予選で久馬萌が

9.35.33で2位になった。1位はケニアのChesir Gladysで9.25.44。

(結果はこちらで「Athletics」の17日の欄をクリック。)

気候条件は不明だが、このタイムではレベルは高くはないように思う。


予選とはいえエントリーしている選手(20人)は、全部このレースに出ている

ので、22日の決勝(A final。別にB finalもあり。)は今日の予選の上位選手で

争われるものと思う。


果たして決勝で久馬萌が巻き返せるのか。

それとも今日は下位に終わった選手にもやられてしまうのか。


実は今日私は、うっかりしていて中継を見始めたのが何とラスト1周位の時点

だった。

従ってレース展開はまるで分からない。(何たることか。)


ところでこの大会の中継サービスは非常に優れていて、画面もきれいである。

(ひねくれた見方をすれば、知名度が低くまだ商品価値がないからこそできる

無料サービスである。ちなみに、陸上の会場はスタンドは正面のみにあるという

”田舎仕様”である。しかもガラ空き。)


まあそれはともかく、久馬萌には22日の決勝でがんばってもらおう。


(追記)スタンドは向正面にも少しありました。









「池上彰の戦争特集」は出色の出来

2010年08月15日 | テレビ
今日のテレビ東京系「池上彰の戦争を考えるSP」(19:00~21:48)は

予想以上に興味深いものだった。

中々の出来だと思う。

私のように歴史の知識がまるでない人間にとっては、極めてありがたい番組

だった。


また、「戦争はなぜ始まりどう終わるのか」というサブタイトルの視点も斬新で

面白かった。

今まで私はこの種の番組は殆ど見なかったのだが、今日は私が注目している人が

ネットでこの番組に関心を寄せていたのを知って見てみたのだが、これは大正解

であった。



当たり前の話だが、戦争を始めようと目論むのも、戦争を終わらせようと

目論むのもある種の人間の行動である。


この種の行動をとる人間の裏には、冷徹な計算に裏打ちされた膨大な

”利益計画”があると思われる。


人間というのは、何か”強烈な欲望”に突き動かされないとそうそう行動には

出るものではないだろう。


















サケではなくマスだったのか?

2010年08月14日 | 社会
2日ほど前にNHKの昼の番組で、長野県で養殖された「信州サーモン」を

取り上げていた。


信州サーモンと言っても知らない人が(私を含めて)まだ多数だと思う。

テレビを見ていた限りでは、少しもサーモン(サケ)らしくないということと

(見た目は完全にマスである。)、随分肥満体だなということが気になった。


また、外見が全くサケらしくないのにも関わらず、身はサケそっくりなことにも

驚いた。

(身はサケのように赤色系に見える。
素人では、身を見てマスと思う人はまずいないだろう。)


それらの疑問はこの「信州サーモン」という品種を開発した長野県水産試験場の

サイトを見れば解ける。


この「信州サーモン」は要するに、ニジマスとブラウントラウト(欧州原産の

マス)の染色体を操作して作り上げた”人工の魚”なのである。


卵を持つことが出来ないので、繁殖性もないそうだ。


しかしそうは言っても、マスをサーモン(サケ)と名付けることにはやはり

私には抵抗がある。


水産試験場では、サケとマスの区別は元々厳密なものではないと言っているが

それでは日本的心情にそぐわないのは確かだろう。


あれだけ見た目が違うものを同種扱いするのには無理があると言わざるを

得ない。


そうは言っても、刺身や切り身にしてしまえば、サケと区別することは

まず不可能だと思われる。


水産試験場としては商品としての競争力を考えれば、「サーモン」のほうが

圧倒的に強いことは明白であり、そういう選択をしたことには”情状酌量”の

余地もなくもないが、私は基本的にこの種の判断を好まない。




















Twitterという新しい世界

2010年08月13日 | インターネット
しばらく前からのことだが、正直言ってこのブログを書くことが

少々苦痛になることがあった。


大した事を書いて来たわけではないし、毎日欠かさず書いて来たわけでもない。

しかしこの程度の私ですら、一定の”重圧”は感じていた。

好き勝手にやっていたのに、「重圧」とは大げさというのは正論ではあるが

今となっては、やはりブログは少々「重い」。


実はTwitterを最近始めたのだが、今までは関心のある他人の書き込みを

読むだけだった。


しかしその情報量は驚くほどだった。

例えば、テレビで見られないプロ野球などは、既存のネット中継(Yahooプロ野

球など)は遅すぎて使い物にならないのだが、これがTwitterでは極めて早い。


大袈裟に言えば、「時差がある中継」と言ってもいいくらいである。


また、マイナーな陸上の種目ではTwitterで”実況”してくれた人もあった。


これは明らかに状況の変化を示していると思う。

時代は確実に変わりつつあると私は思っている。



















大相撲・大笑い場所

2010年08月13日 | スポーツ
大相撲の話題もここまで来ると、もはや”お笑い”の領域に入って来た。


ついこの間、辞任確実と言われていた武蔵川理事長が、一転続投することになり

世間を驚かせたばかりなのに、昨日になると急遽「健康上の問題で辞任」

だそうだ。


自らのがんを告白しながらも、尚且つ続投宣言した人の行動とは到底思えない。

監督官庁である文部科学省が相撲協会に強い圧力を加えるのは当然のことだし、

この時点で武蔵川理事長に信を置くという判断は当然ありえない。


それはいいのだが、新理事長を選ぶ段階で”改革派”のはずの貴乃花理事が

何と北の湖元理事長を推薦したというから開いた口が塞がらない。


詳しい内部事情は分からないからなんとも言えないが、こうなると貴乃花の

本心が「改革」にあるのか「権力争い」にあるのか疑わしい気分になってくる。


どう転んでも、あの北の湖元理事長を支持するというのは「改革」とは

かけ離れているだろう。


まあ好きにして下さい。

もはや相撲協会は、多くの人から軽蔑の目で見られていますから。
















高校野球でトリックプレー?

2010年08月12日 | 野球
今日の甲子園での高校野球、天理(奈良)対 履正社(大阪)。

2対1でリードしている履正社の5回裏の攻撃、2死1・3塁の場面で

天理のピッチャーが1塁にボールを投げる。

1塁ランナーが1塁を飛び出してしまい、挟まれたように見えた。


しかし内実はどうやら違ったようだ。

挟殺プレーの間に何と3塁ランナーがホームインしてしまう。

結局1塁ランナーはアウトになるのだが、ホームインのほうが先だから

当然得点は認められる。


真相は定かではないが、1塁ランナーは故意に転んだのではないかという説が

出ている。

要するに故意に転んで1塁に送球させて、その間に3塁ランナーがホームに突入

するという極めて高度な戦術だというのである。


私はこれを聞いた時、唖然とした。

それは、高校生がこんな高等テクニックを使うことへの驚きだ。


これを聞いて私は、随分古い話を思い出した。(記憶があいまいな点は

許して下さい。)

それは巨人がV9(9年連続日本一)時代のことで、その当時巨人は

牧野ヘッドコーチの下、相手のランナーが1塁の時に牽制球を故意に暴投して

ランナーを2塁に走らせて、2塁でアウトにするという戦術を考えていた

という話を聞いたことがある。

(要するに、暴投に見せかけて進塁を狙わせて、2塁で阻止すると言う作戦。)



これは誰が聞いても驚くべき戦術だろうと思う。

アンチ巨人の私としては、その当時、巨人はそんなに余裕があるのかと

驚いたことを今でも覚えている。