酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

トヨタ・奥田相談役の恫喝

2008年11月23日 | 感想
トヨタの奥田相談役がテレビ番組の「厚生労働省叩き」に業を煮やして

「マスコミへの報復」「スポンサー降板」発言をしたことは

かなり話題になったのに、その後は殆どのメディアが見事なまでに

沈黙を決め込んでしまいました。


ふだんは「正義」を振りかざして声高に叫ぶキャスターも

何も言わないようです。(私は詳しく確認したわけではありませんので

正確ではないかもしれませんが・・・)

少なくとも私が新聞のテレビ欄を見た限り完全沈黙のようです。


これはメディアという商売について考えれば、至極当然のことですが

トヨタとは何の利害関係も無い私には、不愉快を通り越して

空恐ろしさを感じさせる事態です。


奥田相談役はこんな所で馬脚を現してしまって

まさに「マズッタ」(ライブドアの経団連への加入を認可したことを

悔やんでの奥田氏の発言)と言うべきでしょう。


そんな中で大前研一氏の発言はhttp://www.mynewsjapan.com/reports/956
私にはかなり意外感がありました。


私としてはこんな構造も「カイゼン」してほしいのですがね。


危険な米国株の急上昇

2008年11月23日 | 経済
11/21の米国株式市場の500ドル近い急上昇は

「財務長官にガイトナー・NY連銀総裁を起用する方針」との報道を

好感したとのことですが、彼は元々予想されていた人の1人であり

別にサプライズはないのに、この上げ方は少々異常だと

思わざるを得ません。


こういう上昇は危険な感じがします。


それは、非常に悪い内容の雇用統計が出て

一旦は急落したのに、引けに掛けて上昇した11/7のことを

思い出させます。

マスメディアも苦況

2008年11月22日 | 感想
朝日新聞が赤字だそうです。

インターネットの普及の影響で

新聞の売り上げが減るのは避けられないでしょう。

そのせいかどうか分りませんが

私が購読している日経新聞の販売所の販促活動が目に付きます。


またテレビ業界でもしばらく前から、番組宣伝の為の番組が

やたら多くてうんざりさせられます。

スポット広告でも自局の番組のCMがかなり目立ちます。


あるテレビ局では、以前は外部のお天気キャスターがしていた

天気予報を局アナが担当するようになった番組があります。

さらに朝の番組では、ニューヨークのスタジオから生中継していたのが

最近は見なくなりました。

(訂正) これは担当者が休暇の為だったことが今日分りました。

ここに訂正させて頂きます。(11/25)


そして、あるラジオ局では、毎日日替わりでレギュラー解説者

が出ていたのが自社の記者に変更されました。



私の記憶では、この種の経費削減策というのは

今まで見たことの無い物です。








カルティエの値下げ広告

2008年11月21日 | 感想
この広告にはいささか驚きました。

そして少なからずショックを覚えました。


今日(11/21)の日経新聞4面(全面)のカルティエの広告は

「重要なお知らせ」と題した手紙(ハガキ)風の

かなり珍しい物でした。


実を言うと普段広告は殆ど見ない私は、この広告のことを

或るラジオ番組で聞いて初めて知ったのです。


そこには「・・・昨今の為替変動を鑑み・・・ほぼ全商品にわたり

値下げする・・・」とありました。


私はブランド品には到って疎いのでよく分らないのですが

新聞にこの種の全面広告を出すのはかなり珍しいように思います。


常識的に考えれば、「為替変動」だけの理由で

この種の広告をわざわざ出すとは考えにくく

景況感の悪化による消費手控え現象を

まざまざと実感させられます。


先程見たテレビのニュースによると1割引だそうですが

それとは別に、この広告自体は瀟洒でセンスの良いものになっています。





麻生首相も中々・・・

2008年11月17日 | 政治
さすがに呆れました。

金融サミット終了後に麻生首相は堂々と言い放ちました。

「歴史的なものだったと、後世言われると思う」

オイオイ本気で言ってるの?


中には「サミットは何も無かったに等しい」(JPモルガン・チェースの

佐々木融氏)と言う人もいるというのに・・・。


字が読めないのにも驚いたけど、発言はころころ変わるし

給付金問題でのドタバタぶりといい

こんなにお粗末な首相だったとは・・・。


選挙を先延ばししている時には、中々狡猾な人だなと思っていたのですが

これでは先が思いやられますな。

マラソンは怖い

2008年11月16日 | スポーツ
(事情があって、当ブログを半年ほど休んでいましたが、

少しづつ復活させたいと思っています。)





今日の東京国際女子マラソンの結果は

私には随分と衝撃的なものとなりました。



途中まで私は、渋井選手の独走で面白くないと思って見ていたのですが

終盤の尾崎好美選手の猛烈な追い上げで順位は激変しました。


渋井選手との差が縮まっていると聞いてから

私が逆転を確信するのに時間は掛かりませんでした。

また当然ではありますが、抜く尾崎選手と抜かれる渋井選手では

そのフォームが段違いでした。

苦しそうな渋井選手に比べ、尾崎選手のフォームは

実に美しく見えました。


途中のラップタイムの変動を見ると( http://tokyowomensmarathon.com/pdf/result2008.pdf   

私は素人ながら、尾崎選手のブレの少なさに感心させられます。


実は私も、「渋井さんに勝って欲しい」と言っていた

解説の増田明美さんと同様に、渋井選手を応援していたのです。


しかしながら、誰か(アナウンサー?)が言っていたように

「渋井選手は、またしても試練を与えられている」と思えば

渋井選手にも再復活を願いたいものです。



ところで、終盤のきつい坂が重要なポイントだったこのマラソンのコースが

来年から変わるというのは、何とも残念です。