酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

TBS「THE. NEWS」は瓦解するだろう

2009年06月30日 | テレビ
TBS「THE NEWS」はもう無理だろう。


私は小林麻耶への支援のつもりもあって、開始以来3ヶ月見て来たが

もはや見る気がしなくなった。


番組作りが余りにもお粗末なのである。


当初掲げていた「報道番組」という看板も最近は降ろしたようである。

(今までは番組の冒頭で言っていたのだが最近は言わなくなった。)


それはある意味で当然である。


この番組は、はっきり言ってバラエティー番組なのであり

元・政治記者の後藤キャスターを前面に出そうとする”報道姿勢”とは

相容れないものである。


私はかつて、オチャラケの「瓦版」コーナーは不要と言ったのだが

関東地区ではこれが2回もあるのだ。


放送地域に関して言えば、関東では同じニュースが2度流れるのも

興醒めである。


さらに根本的なことを言えば、小林麻耶が視聴者の視線に立って

疑問を投げかけることがなく、後藤キャスターに丸投げしているのは

最悪である。


小林麻耶にはNHKの「ニュースウォッチ9」の青山キャスターを

模範としてもらいたい。


それから、政治・経済の知識を格段に高めないと

まともな質問もできないのだという事を肝に銘じて欲しい。


私は彼女の比類なき明るさを十分評価しているだけに

頑張って欲しいのだ。






「3人乗り自転車解禁」報道への疑問

2009年06月29日 | テレビ
これは私が極めて不勉強であった事に起因する問題ではある。


今日のテレビニュースでは「3人乗り自転車解禁」が取り上げられていた。


正直言って、私にはまるで関心がなかったことだ。


ところがこのニュースをネットで読んでいたら、同時に7/1から

自転車での携帯電話使用禁止及び自転車での傘差し禁止も

実施されるというのだ。


携帯電話禁止に関しては以前「その方向で指導している」というような話は

聞いていたが、警察の余りの弱腰ぶりに呆れるばかりであった。


しかし傘差しが「禁止」とは知らなかった。


実は今日の夜、歩道を歩いていたら、30代半ばと思われるスーツ姿の男が

自転車で傘を差して走り抜けて行ったのに遭遇し

憤懣やるかたないところだったのだ。


それはともかく、今日のテレビは「3人乗り自転車解禁」の報道ばかりで

「携帯禁止」や「傘差し禁止」については、私が見た限りまるで報じない。


この種の報道は”受け”ばかり狙わないで、周知させる事を重視すべきだろう。


そうでなくても、歩行者は自転車の危険な走行の横行に腹を立てているのだ。


自転車利用者の傍若無人ぶりに関しては、彼らが全く無神経である事は

言うまでもなく明らかである。



















陸上日本選手権、あれこれ

2009年06月29日 | 陸上
今日の日本陸上選手権は期待が大きかった分、失望も大きかった。


まず何と言っても、最大の注目の的の女子100mの福島が棄権したことだ。

さらには男子100mの塚原も棄権である。


福島に関しては、準決勝後の映像(右足を軽く引きずっていた)を見ると

棄権したことは正解のように思う。(本人は出ると言ったようだが・・・)


また、私は女子走り幅跳びにも、ある種の感慨を抱いた。


私はこのところ、池田久美子(現在は結婚して、井村久美子)選手を応援してきた

のだが井村選手には失礼ながら、今日の試合を見て

時代が変わったという印象を受けたのだ。


(井村選手は、私の故郷の自動車メーカー・スズキに昨年まで所属していた

事もあって、私は応援していたのだ。)


さらには、蛇足ながら、女子400mの丹野選手が随分きれいになったことも

印象深かった。(もっとも、丹野選手は元々美人で有名だったけど)


















舛添大臣は無能で狡猾?

2009年06月28日 | 社会
これは痛快な発言だった。


今日(6/28)の日経新聞・33面「医師の目」での

病理学者の武井義雄氏のインフルエンザの政府の対策に関する発言である。


まず冒頭からすごい。


「国の政策決定では、どの専門家の意見を聞くかで

担当大臣が英雄になったり無能者に見えたりする。」


この後、武井氏は、30年ほど前のアメリカでの失敗例を挙げて

政府の過剰反応を批判しているのだが、その本意は今回の日本政府の対応

に対する批判であるのは明白である。


以下、簡単に要約すると、

 ① ウィルスの上陸を防ぐには国境閉鎖しかないが

WHOもそんな必要はないと言った。


 ② それでも日本政府は”水際で食い止めて国民を守る”とばかりに

「検疫官に宇宙人のような格好をさせ、航空機に乗り込ませた」。

それをアメリカの専門家は「全く意味がないと笑っていた」。

 
 ③「ウィルスの性質によって複数の対応プログラムを用意する発想が

なかったのか。」。


 ④疫学のプロが状況を「十分理解していなかったとは思えない。」

従って、政府がああいう対応をとったことには「別の力学が働いたのか」

(注:言うまでもなくこれは政治的圧力のことである)



そして武井氏は「低病原性ウィルスに対しては

自然に感染し抗体を得るのが一番。

拙速に製造したワクチンの副作用の方が怖い」と述べている。


これなども、今までほとんど聞かれなかった意見であろう。



ところで厚生労働省の”水際作戦”に関しては

1ヶ月ほど前に、医師であり厚労省の検疫官でもある木村もりよ氏が

国会で「あれは政府のパフォーマンスだ」と批判していたことが思い出される。

(身内をよくぞ批判したということで、テレビでも話題になった。)


私は専門家である木村氏が本気で怒っているのが分り

久しぶりにすがすがしい気分にさせてもらったものだった。


しかしながら選挙も近い事だし、政府関係者が劣勢を挽回する為に

まさに“何でもあり”の作戦に出てくる事には、何の不思議もないだろう。


舛添大臣には幹事長職の声も上がっているようだが

当人は「大臣職に専念する」などと殊勝なことを言って見せている。


冗談でしょう舛添さん。

あなたは「殊勝」ではなく「首相」になりたいんでしょう。



ところで話は木村氏に戻るが、氏の驚くべき発言はこんなものではない。

こちらを参照)



こういう大事な事を取り上げようとしない日本のマスメディアは

「マスゴミ」と言われるのも止む無しだろう。(ダイヤモンド社は除く)
























福島千里、すごい

2009年06月26日 | 陸上
陸上の日本選手権で福島千里が200mで日本新記録を出した。


先日の100mでの日本新記録連発の記憶も新しい時に

またしてもやってくれた。


本当にすごいと思う。

200mも5月に日本記録を更新したばかりだそうだ。


まさにこれが”勢い”というものなのだろう。


彼女はまだ20歳(明日、誕生日で21になる)だから

あと2回はオリンピックに出られるのではないか。



ところで昨日の女子1万mも興味深かったのだが

2位に佐伯が入ったのには驚いた。


福士が3位というのもびっくりである。


1位になった赤羽には、去年のゴール前の渋井とのデッドヒートが

強烈に印象に残っていただけに(1位渋井、2位赤羽)、おめでとうと言いたい。


私は1年半前くらいから夫の周平コーチのブログを読んでいて

トップクラスのアスリートの練習その他の大変さを多少知っているので

余計にうれしかった。


赤羽と言えば、2007年の国際千葉駅伝の日本のアンカーとして走り

ケニヤのあのヌレデバを抜いて優勝したことが印象深かったものだ。

(こちらの私のブログを参照して下さい)


また、以前の自分のこのブログを読み返してみて思ったのは

あの頃は絹川愛もすごかっただけに、現在の不調が残念なことである。


ところで昨年は、陸連のサイトで日本選手権のレースのムービーが

見られたはずなのに、今年はやっていない。


昨年はオリンピックの年だったからなのだろうが、寂しい限りである。


テレビ中継は土曜・日曜はNHKの地上波であるが

木曜・金曜はハイビジョンのみで私には見られない。


200mは20数秒なのでニュースで見られたが

1万mは30分以上掛かるので見られない。


私は終盤のデッドヒートを見たかったのだが・・・。


誰かYou Tubeに投稿してくれないかな。

もっとも投稿してくれても、すぐ削除されるのだろうが・・・。














コンビニ本部は弁当廃棄した方が儲かる!?

2009年06月22日 | 社会
今日のセブンイレブンの独禁法違反のニュースを見て

私はかなり驚いた。

(参考までにニュースの内容を書いておくと、消費期限の迫った弁当を

値引き販売していた一部の加盟店に本部が圧力を加えていたことが

公取委から「優越的地位の濫用」に当たると判断されたようだ。)


話はそれるが、日本社会では「優越的地位の濫用」なんて

それこそ掃いて捨てるほど蔓延しているじゃないか。


それはむしろ”大人の決まり”として世間では

大手を振ってまかり通っている。

それに異を唱える人は、殆どが負ける。

まさに「多勢に無勢」である。


ところで話を戻すと、驚いたのは「本部は廃棄弁当が増えるほど儲かる」

ということだった。(TBS「THE NEWS」による)

ここも参照)


その仕組みは結構複雑で、私のような頭の悪い人間には理解が出来ない。

(後日追記: 廃棄分からもロイヤリティをとっているらしい。

但し「廃棄したほうが儲かる」というのは未だに分らない)


しかしながら、一般的に、店員の接客態度の悪さを除けば

印象が悪くないと思われているはずのコンビニで、その裏で

このような驚くべき事が行われていたとはまさに驚天動地のことである。


私の印象では、本部=絶対利益を確保、加盟店=利益は変動(損失も)。


いやはや驚くべき世界である。


ところで、今日のセブンイレブンの記者会見での社長の表情は

なぜあんなに脂ぎっていて、見苦しいのだろうか。

(冷静かつ常識的に考えれば、それは「苦し紛れの弁明」のもたらす

影響によるものである事は明白だろう。)






















近大ボクシング部廃部・おかしくないか?

2009年06月21日 | 社会
近畿大学のボクシング部の部員2人が強盗容疑で逮捕されたことで

近大はボクシング部の廃部を決めたそうだ。


その報道を聞いた時私はすごく唐突な感じがしたし、また違和感が残った。

それは「そこまでする必要があるのか」という素朴な疑問だった。


確かにここ数年、大学生の犯罪が世間の話題を賑わせている。


しかし妙な言い方になるが、厳罰に処することが世間の批判を回避する手段に

なっているような気もする。


そんな風潮を感じるのは私だけではないだろう。


今朝のTBSテレビ「サンデーモーニング」で張本勲氏は

何の関係もない同僚の気持ちも考えるべきだと述べ

処分は当人と監督に留めるべきと言っていた。


私は感服した。

まさにその通りだと思った。


近頃、スポーツ界では妙な”一罰百戒”が流行っているように思うのだが

それは決して問題を本質的に解決しようとしているのではなく

単に、騒ぎの早期鎮静化を図ろうとする、あざとい意図が

見え透いているように思うのは私だけだろうか。



NHK・青山アナの手話

2009年06月15日 | テレビ
今日のNHK「ニュースウォッチ9」で、手話に関するニュースを伝える時に

アナウンサーの青山祐子さんが、冒頭の部分を手話で簡単に紹介していた。


それを見ていた私は、少なからず感動した。


手話のできるアナウンサーは他局にもいたような気がするが

これは素晴らしい事だと思う。


世の中には、この種のことを「パフォーマンス」と捉えて

批判する人もいるだろうが、その種の議論とは離れて

あるべき姿を議論するべきだろう。


テレビでは元々、リード(見出し)部分は文字表示しているので、

この程度の手話ではそれ自体は大した意味は無いのだが

障害者に対する配慮をすべきという”視点の変換”を求める効果は

十分にあると思う。

















「ボット」はまさにロボットだった!!

2009年06月14日 | インターネット
先程、教育テレビのネット関連の番組を見ていたら

ボットの特集をやっていた。


番組では専門家が、試験的にボットを操作して

隣に座った森下千里のパソコンを制御する実験をしていた。


何とも驚いたのは、その操作によって彼女のパソコンの

DVD-ROMの扉が開けられたことだ。


その他(うろ覚えだが)、彼女がが別のアナウンサーとしていた会話の内容が

文章となって、彼女のパソコンに表示されていたようだ。



ボットに感染すると外部からパソコンを操作されるということは

以前から知ってはいたが、目の当たりにするとさすがに驚かされる。


テレビで紹介していた「CCC」(サイバー・クリーン・センター)のことも

過去に知っていて、以前は時々チェックしていたのだが最近は忘れていた。


早速アクセスして、ボットの駆除をしようとしたのだが

放送直後だからだろうが、まるで繋がらない。




カゴメ「ラブレ」の暗すぎるCM

2009年06月13日 | テレビ
今日テレビで、初めてそのCMを見て、その余りの暗さに驚いた。
(TV・CMではちょっと例がないのではないかと思うほどでの暗さである)

私は製作者及びカゴメの神経を疑ったものだ。


カゴメの「ラブレ」のCMである。


吉永小百合が、あろうことか「普通のオバサン」みたいな格好で

坂道を自転車で一生懸命にこぎながら「生き抜かなくっちゃ」というのである。


「ラブレ」と言えば、可愛らしい白い衣装をまとった少女達が群舞する

あの印象的だったCMを憶えている人も多いことだろう。


あのCMの印象が良かっただけに、この落差は大きい。



今回のCMが世の中の不景気を意識した物である事は明らかだが

これは断言してもいい。

明らかに大失敗である。


吉永小百合を、ああいう使い方をしても得られる物は何もないだろう。


先程「暗い」と言ったが、より正確に言うなら「湿っぽい」のである。


視聴者にとって、「湿気」は遠慮願いたいものである。









エコカー(不都合な真実)

2009年06月13日 | 感想
先程テレビで旅行番組を見ていたら、食事の時に女性タレントが

「マイ箸」を出して「エコだから」と自慢していたのには少々うんざりした。


私は数年前に、割箸は間伐材(他の木の成長の為に間引く木)を使っているので

環境には悪影響を及ぼさない、と聞いていたのでそれを信じていた。


しかしながら、少し気になってちょっと調べてみたら

どうもはっきりしないようである。


そもそも日本で使用されている割箸の9割は中国産であり

その中国では必ずしも間伐材を使っているわけではないようだ。


要するに割箸の為に伐採していることが多い(?)らしい。


また環境面から言っても、割箸を燃やす時に出るCO2と

マイ箸を洗う時の水と洗剤の環境への負荷の比較など

問題は簡単ではないようだ。



ここで少し話は変わるが、これだけ環境問題が叫ばれているのにも拘らず

マイカーに乗るのを減らしてバス(自転車)に乗ろう

という機運が殆ど出てこないのは、何とも不思議な話であって

これは自動車メーカーへの”配慮”以外の何物でもないだろう。


言うまでもなく、これらの対策は渋滞及び排気ガス問題の解消になるのに

殆ど無視されている。


また最近のテレビを見ていると、自動車のCMが多いのには笑ってしまうほどだ。


これはもちろん、”エコカー減税”政策によるものだが

そんなちっぽけな規模ではなく、抜本的なことを考えるならば、

「バス(自転車)にする」もしくは「カーシェアリング」の拡大が

もっと叫ばれてもいいはずなのに、この体たらくである。


まさに”不都合な真実”には誰も触れないのである。


鰹節を捨てる?!

2009年06月07日 | 社会
ある安売り店で鰹節パックを買おうとした時のことだった。

よく見たら「鰹節」ではなく「削りぶし」と書いてあったので

気になって裏面の説明を見たら、原材料として

「さば、そうだかつお、むろあじ」とあった(ヤマキ製品)。


「さば節」はそこそこ知られていると思うが

「あじ節」は知らなかった。


カツオにしろサバにしろ、「〇節」用には脂肪分の少ないものが適しているようで

そういう意味では、アジにも納得できる。


さらに私は、鰹節は元々「そうだカツオ」で作られているのかを知りたくて

Wikiで調べてみたのだ。


しかし残念ながら、私のずさんな調べ方ではこれは分らなかった。


とは言うものの、私はWikiで驚くべき記述を見せられたのである。


それがこれである。

  
贈答品として枯節(黴節)を贈られた者が、カビの生えた鰹節の価値を知らず、悪くなったものと勘違いして捨ててしまう事態もしばしば生じている。このため、鰹節メーカーでは注意書きを添付するようになったが、それでも黴節が捨てられてしまうケースは後を絶たないという(そもそも鰹節を削る道具が家庭から消えてしまっているのである)。


薄く削った物ではなく、固形物としての鰹節を知らない人が多いというのは

むしろ当然だと思う。


しかし、カビの生えた(必要があってカビを付けた)鰹節を

腐敗した物と勘違いして捨てる人が現実にいる為、

メーカーが「注意書き」を添付しているのにも拘わらず

捨てる人は後を絶たないそうだ。

日本人はこんな無駄な事をやっている暇はないはずだ。


テレビのワイドショーはこういうことこそ報道すべきだろう。