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酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

家庭内食中毒を巡る話

2012年01月24日 | 健康
今日ふとしたことから、ネットを見ていたら「食中毒の20%は家庭内」という

ことを知り、少々驚いた。
こちらのサイト)


(1/25 注記:上記のデータは不適当な部分があります。詳細は、末尾の
訂正を御覧ください)



実はこれには秘密があるようだ。

「家庭内食中毒は通常公表しない」

これは昨年12月に発生した沖縄での家庭内食中毒(生卵を食べた児童が死亡)

に関する新聞記事の一部だ。(12/2の琉球新報)

私は自分でも時々卵かけご飯を食べることがあるので、その当時気になって

続報を追ってみた。

ところがこの食中毒では、問題の卵と同時に買い求めた卵からは、

サルモネラ菌は検出されなかったそうで、結局原因の特定はできなかった

と伝えられている。

(この続報は既にリンク切れになっていて、ここでは紹介できない)


言うまでもなく日本では、卵を生食する人は結構いるはずだ。

それなのにこの事故は、私が知る限りでは、テレビや大新聞では

報じられなかったようだ。

改めて注意を喚起する意味でも、報ずるべきだと私は思うのだが・・・。



(1/25 極めて重大な訂正及び補足)


冒頭の「食中毒の20%は家庭内」というデータは、極めて不適当なものでした。

リンク先の元データはこちらの厚生労働省の平成10年の「食中毒統計」でした。
その統計の「7.原因施設別発生状況」の「原因施設判明」を100とした内訳
は「患者数2人以上」のもので、それは19.6%です。

しかし最新の平成22年の統計によると、
家庭での発生率は14.6%となっています。
(原因施設判明を100としたものの内訳。この平成22年の統計には「患者数2人以上」というデータは
ありません。また原因施設が判明したものは全体の85%くらいのようです)

(下記リンク先の「(2)過去の食中毒発生状況」を参照してください)

私がずさんな姿勢で、元データの確認を怠ったために、混乱を招いてしまい、
申し訳ありませんでした。

尚、当初のタイトル「食中毒の20%は家庭で発生」は、事実と相違するため改題しました。

















「コレステロール0」という表示に釣られて買う

2011年01月29日 | 健康
スーパーで食用油を買う。

「キャノーラ油」しかも「コレステロール0(ゼロ)」との表示がある物を

選んだ。

何となく健康に良さそうと思ったからだ。

考えてみると、もう2年ほど前からキャノーラ油ばかり買っているように思う。

そして今まで、キャノーラ油は独自の製法による「油っこくない」種類の油

だと勝手に思い込んでいた。(以前ラベルを見たら、そのような説明が

あったはず)

しかしネットで調べてみると、菜種油の一種でキャノーラというカナダ産の

菜種から作ったものらしい。(Wikipedia)


ところで私が選ぶ際の判断材料になった「コレステロール0」という

この表示、多少問題を含んでいるようだ。

週刊東洋経済1/15号

要するに「コレステロールは動物性油脂には含まれるが、植物性油脂には

基本的に含まれない」ため、「元来ないものをゼロ表示で強調するのは、

誤解に付け込むマーケティング手法」であり「他商品に対して技術的優位性が

ないにもかかわらず、著しく優良であると誤認を与える表記は景品表示法で

禁じられている」
からである。

しかもこういう状況下では、「0」と表示しないとコレステロールが含まれて

いると誤解される恐れは大いにあるだろうから、各社皆「0」表示に走る

訳である。

「週刊東洋経済」の記事の冒頭にあるように、中身は何も変えていないのに

「コレステロール0」の表示を付けただけでドレッシングの売り上げが10%も

上がったというような話を聞けば、無理からぬ気もしないではない。

しかしそれは企業の論理であり、監督官庁が企業寄りなのは別問題だ。


私はこの他に、記事でも取り上げている「主要原材料の%表示」を

望むものである。











早くも花粉症の開幕

2011年01月27日 | 健康
今朝から鼻水とくしゃみがなかなか収まらない。

実は鼻水は昨日から結構出ていた。

しかしこれに加えて、今日は背中の皮膚にチクチク感が出て来た。

これは私の花粉症の症状の特徴なのだ。

(私の場合、くしゃみ・鼻水は10年ほど前から、背中の皮膚の違和感は

5年ほど前から突如として始まった。それまでは持病としてアレルギー性鼻炎

は持っていたものの、花粉の季節に特に悪化することもなかった)

そこで花粉情報のサイト(ウェザーニュース)を調べたところ

東京ではどうやら早くも飛散しているようだ。

今年の飛散量は昨年の10倍とは聞いていたが、早くも飛散しているのか。

今後のことを思うと大いに憂鬱である。









水の飲み過ぎで死ぬ?!

2009年11月09日 | 健康
11/8の日経新聞・「健康」面(16頁)の「水で健やか」というコラムには

ずいぶんと驚いた。


それは人間総合科学大学教授の藤田紘一郎氏のコラムで、水を飲みすぎると

最悪の場合死ぬ事もある(実例がある)というのだ。


それは「無理して飲み続けると、脳の中枢に異常が起き、今度は

いくらでも水を飲み続けられるようになる。」

そのために「細胞内に水が飽和状態に貯留し、体がむくんでくる。・・・

症状が進めば嘔吐やけいれんといった症状が現れ、さらに意識不明となり

命を落とすこともある。」


通常「無理して飲む」事など考えられないと思うが、死亡例はアメリカで

ラジオ番組の「水飲みコンテスト」で起きたらしい。


この種の番組は日本でもありそうなので止めてもらいたい。

余計なお世話だろうが、ギャル曽根も気を付けたほうが良い。


余談ついでに一言、私は彼女を好きなわけではないが

決して嫌いなわけでもない。


彼女にはどこか寂しげな雰囲気があり、それが私をそういう気持ちにさせる

のだろう。




花粉症を抑える寄生虫

2009年03月15日 | 健康
今日の日経新聞16面の「菌とつきあう」というコラムで

人間総合科学大学の藤田紘一郎教授が興味深い文章を書いていた。


それによると、回虫などの寄生虫の分泌・排泄液中に含まれる物質が

人間のアレルギー反応を抑えていたことが分ったそうだ。


藤田教授が研究しているインドネシアのカリマンタン島では

子供のほぼ100%が回虫などの寄生虫にかかっていたが

その反面、アトピーやぜん息、花粉症の子もいなかったらしい。



さらには結核用ワクチンの「BCGを受けた子どもは、花粉症にも

アトピーやぜん息にもなりにくい」ことが報告されたとのことです。



話はそれますが、子供の頃ツベルクリン反応検査で

同級生の多くが「陽性」でレントゲン検査にまわっていたのに

私はいつまでも「陰性」でBCG注射を受けていた事を思い出しました。


しかしあれだけ受けてきたBCGの効果も消えたのか(?)

数年前から私も花粉症にかかるようになりました。


話を戻すと、私達の周りにいる菌は実は私達の体を守ってくれている部分が

あるのにもかかわらず、これらの微生物を懸命に排除しようとしている

われわれの「超清潔社会」への志向がアレルギーを増やしていると

藤田教授は言う。


私も基本的には同感ですが、寄生虫を選ぶかアレルギーを選ぶかは

なかなか難しいところがあるように思います。









心優しい看護士さん

2007年10月25日 | 健康
1年程前のことですが、私はクモ膜下出血で入院しました。


カテーテル塞栓術(血管からカテーテル(細い管)を入れ、

破裂した脳動脈瘤にプラチナを詰めて出血を止める手術)を受けて

事なきを得ました。

幸い程度は軽く、担当して下さった医師及び看護士の皆さんのおかげで

後遺症も無く、今では以前と変わらない日々を送っています。


ICU(集中治療室)に入っていたのですが、当時を思い出すと

本当に感慨深いものがあります。


中でも、ある看護士さんには格別の想いがあります。


その看護士さんは、夜眠れない私に配慮して

夜間照明器具の角度をあれこれ調節してくれました。


また彼女は、薬の袋を開けやすいようにハサミで切り目を

入れてくれました。


ここまで配慮してくれたのは唯一彼女だけで

私は本当に頭が下がりました。


一般的に医療機関に対しては、批判的な意見が多いように思われます。


私も言いたい事が無いわけではないのですが

患者の感謝の気持ちが伝わっていない事が多いようにも感じます。


一部の無神経な人への批判のために、心優しい関係者への賞賛が

忘れられているとしたら、それは悲しい事だと思います。






















眼圧検査で金儲け?

2007年06月25日 | 健康
数年前に受けた地元の自治体の健康診断で

「緑内障の疑いあり」とのことで通院しました。


その医師によると、私の眼圧は15で「境界線(正常と異常との)」

という説明でした。


その後2年程通院しましたが、眼圧の改善も見られない上に

検査のいい加減さ(検査を担当するのは大抵新入りの人で

数値が異常だと医師が不愉快そうにやり直させるのは毎度の事)

に嫌気が差したこともあって行くのを止めました。


それから2~3年後に、別の病気で別の眼科に行った時に

その話をしたら、その医師は呆れて「15は正常値」と言い

「どこで診てもらったのか」と聞いて来ました。


そこで初めて私は、当初の医師の金儲け主義に気付いたのです。

(自治体の健康診断は、実施している眼科が限られている事もあって

膨大な数の人が訪れます。従ってそれは、眼科にとって

患者獲得の絶好のビジネスチャンスなわけです。)




念のために、眼圧の正常値について調べてみると、

日本眼科学会では「10~21」としていますが、

「メルクマニュアル」では「8~12」となっています。

(かなり大きな相違ですが、これはそれぞれの制定時期

が違う可能性も考えられるのではないでしょうか)





禁酒した理由

2007年04月14日 | 健康
おととい朝起きたら、左腹部(横隔膜の少し下辺り)に

今まで感じた事の無い痛み(チクチクとした軽い痛み)を感じました。


この所、酒量の多い日が続いていたので、すい臓炎かなと思い、

食事も控えめにしました。(元々、食欲が無い日が続いていました。)


そして、さすがに酒は止めました。


おかげで、昨日は痛みはなくなりました。

前日ろくに食べていなかったので、食欲も戻りました。

しかし、酒を飲んでぶり返してもいけないと思い、

禁酒を続けました。


そして今日は、朝から空腹感を覚えました。

今日は多少、脂肪分も摂りましたが特に異状は感じませんでした。

でも今日まで禁酒するつもりです。(3日目)


私のこれまでの禁酒期間の最長は、2ヶ月です。

これは昨年クモ膜下出血で入院した時に記録した物です。

(入院時1ヶ月+退院後1ヶ月)


2番目は、3年前にオリンピックを見ながら、

夕方から夜中まで飲む生活を続けていて

肝機能異常(脂肪肝)になった時の2週間です。


そして今回の3日間(?)が3番目になります。


我ながら、余程の事がないと禁酒できない

意志薄弱な人間だと、つくづく思います。