酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

酒井法子釈放・私見

2009年09月17日 | テレビ
酒井法子の釈放を巡るテレビ報道は予想された通りの

まさに"狂想曲”と呼ぶべきものであった。


東京では日本テレビ、TBS、フジテレビの3局が「特別番組」を組んでいた。


(時間が4時30分頃で、通常なら再放送を流している時間帯だったために

こういう編成にしたのだろう。)


テレビ朝日が通常通りだったのはやや意外な気がしたものだ。


しかしこの3局の執念は凄まじいもので、酒井法子を乗せた車を

上空からヘリで追跡した映像を流していた。


しかも記者会見の席上で関係者から、会見後入院する酒井を追跡することは

病院その他に迷惑が掛かるから止めて欲しいと要請されていたにも拘らず

病院までの映像を写していた。


ここまで来ると、まさに傍若無人と言うしかない。

おまけに病院の所在する区名まで放送している。


まさにモラルもへったくれもあったものではない。



さてテレビ局の事はこれくらいにして、酒井法子に対する

私の感想を述べることにする。


私はこれまで、酒井法子に対して全く関心がなく

今回の事件で初めて、結構きれいな女だなと思ったくらいである。


その私が、今日警察署から出て来た酒井法子を見た時

かなり驚いたのである。


それは酒井法子があまりに美しく見えたからである。


私はなぜか涙が出そうになった。

さらにあろうことか、私は「執行猶予にしてやってくれ」とまで思ったものだ。


但し、それは2時間ほど後の記者会見では少々の失望を味わうことになった。


原因は単純で、記者会見では少し化粧(眼)が濃くなっていたように見えたし

精神的なストレスが増したことも影響しただろう。


私は、酒井法子はもう十分社会的制裁を受けているのだから

少し静かにして置いてあげたらどうかと思うのである。

























イチローはポテンヒットも狙って打つ

2009年09月14日 | 野球
今回のイチローの新記録達成を巡る報道を見ていて、驚いたことがある。


それは彼の過去(時期は確認し損ねた)の映像だが、そこで彼は何と

「ポテンヒットも狙って打っていた。」と言っているのである。



これはまさに驚くべき発言ではないか。



「ポテンヒットを狙う」など常識では考えられないことだ。



彼がバットでボールを操ることに、かなりの自信を持っているとしか思えない

発言である。


彼を嫌う一部の人にとっては不遜極まりない発言だろうが

私には、あらゆる可能性を追い求めようとする彼の探究心に感服する

気持ちしかないのである。



彼の表面的な取っ付きにくさを越えて見れば、

今まで誰もして来なかった彼の革新性が見えて来るのではないだろうか。


その革新性とは、言うまでもなく、新記録の事ではない。



それは内野安打とかポテンヒットなどの今まで軽んじられて来たヒットに対する

価値評価の転換を求めるイチローの革新性である。



話は古くなるが、イチローがまだ日本にいる時に出ていた

日産自動車のCMで「変わらなくちゃ」と変革をアピールしていた事があった。


しかし何年か後にそれは「『変わらなくちゃ』も変わらなくちゃ」という

何とも衝撃的なアピールに変貌を遂げていた。



つまり1回変革しただけで安穏としていてはいけないのである。


気の休まる時などないのである。


「『変わらなくちゃ』も変わらなくちゃ」とはそういう意味である。


常にどこかに安住することなく、変革し続ける事。



これは言うは易いが、行なうのは極めて困難なことだ。



我々凡人の及ぶところではない。





















落合監督のプロ意識の欠如

2009年09月13日 | 野球
落合監督がこう発言したそうだ。


ありえない考え方である。


落合監督は元々無愛想な人間だったが、

最近の応対ぶり(無言の日が数日続いていた。)には

私は不愉快を通り越して、腹を立てていた。


彼はいい試合を見せて勝つことが、ファンサービスにつながると考えて

いるようだが、多くのファンはそれだけでは満足しないと思う。


ファンは、より多くの(ゲームに関する)情報を得たいと思っているはずだ。

だからこそ、スポーツニュースを見るのだし、スポーツ新聞を買うのである。


そこへ情報を提供しないなどということは、ファンを無視した暴挙以外の

何物でもない。



そもそも落合監督のプロ意識そのものに問題がある、と私はかねがね

思っていた。


プロは基本的に、ファンの払う金が回りまわって収入となって

成り立っている職業だと私は思っている。


従ってプロにとって、ファンサービスは最も大切な事の一つのはずだ。

ファンが関心を抱かないプロなどというものはありえないのだ。


まさに「お客様は神様」なのだ。


落合監督は、少しは野村監督のサービス精神を見習うべきだ。



2年前のことを思い出して欲しい。


日本シリーズで、8回まで1-0で完全試合ペースだった山井を

9回から岩瀬に代えたことは、世間を騒がせたものだ。


世の中には、勝負は勝つことを絶対視するのが当然という人が多いのは分る。

(現に石原都知事は「指揮官として当然」と言っていたし、解説の江川氏も

交代支持派だった。ちなみに、星野氏と野村監督は続投派。)


しかし私に言わせれば、プロ野球は興行なのだから、

大記録達成の千載一遇のチャンスをファンに見せないなどということは

あってはならないことだ。


落合監督の”職人気質”には何とも困ったものである。














鈴虫の思い出

2009年09月12日 | 感想
このごろは、さすがに蝉の声は聞かなくなった。


代わりに聞こえるようになったのは、虫の声である。


しかしさすがに東京・武蔵野でも、私の近所では鈴虫の鳴き声は聞こえない。


聞こえてくるのはコオロギか何かだと思う。


話はそれるが、子供の頃、「ジー」と鳴くのはミミズと聞いた記憶があるが

あれは果たして本当なのだろうか。


ごく簡単に調べてみたが、不明であった。



それはさておき、私は子供の頃、田舎の道路わきの土手で

鈴虫や蛍を捕まえたことを懐かしく思い出す。


そして鈴虫は、産卵させて冬越えもして、孵化させて育てていた。

(保温の為に押入れに入れて、時々霧吹きで水分を与えるなど

実際に主に世話をしていたのは父で、私はわずかな手伝いを

していただけだったが・・・。)


鈴虫は私にとって、単なる虫にとどまらず

かなり思い入れの深い昆虫なのである。


















陸上・性別問題、最低の豪・メディア

2009年09月11日 | 陸上
あきれ果てた話だ。

最低の進展だ。


先日の世界陸上で話題になった「性別疑惑」の件で

オーストラリアのメディアが、あろうことか検査結果を発表してしまったのだ。


このメディア(シドニー・モーニング・ヘラルド紙)の唾棄すべき道徳心の欠如、

ならびに当初、検査していること自体を公表してしまった国際陸連の情報管理の

御粗末さには、唯々呆れるばかりだ。


しかし私には、世間の関心が「メダル剥奪になるかどうか」にあるように

感じられるのが悲しい。


言うまでもなくそこでは、セメンヤ選手の心の問題など全く

省みられていない。


国際陸連も一旦は会長が不手際を認めた(8/23)というのに

その後の対策を執らなかったのか、この展開は考えられない事だ。


もっとも日本のメディアもモラルの低さでは同断である。


「両性具有」と伝えるだけで平然としている。

この無神経ぶりはかなりのものである。





政治の有為転変

2009年09月10日 | 政治
政治の世界の事を考えるに当たって、1年前のことを思い出すことは

無駄な事ではないだろう。


わずか1年前の事ではあるが、当時日本では自民党の総裁選挙で

麻生太郎・現首相が圧倒的な人気を集めて総裁に選ばれた。


そして私が鮮烈に憶えているのは、当時注目していたブロガー2人が

「やはりこの人でしょう」と麻生氏を推していた事である。



この2人のブロガーは結構有名な人であり、テレビにもたまに出る位の

人である。


私には政治の世界の事は分らないので、その当時はそんなものなのかなぁ

と思っていたものだ。(この2人には、そこそこの信頼を寄せていた。)


しかしその後、御存知のように麻生首相は問題を噴出させてしまう。


その姿はまるで、一度噴いたら止まらない活火山のようであった。



安倍元首相の時もそうだったが、圧倒的に支持した自民党員の見識を

疑いたくなる事態であった。


そして先述の2人のブロガーのその後の発言に、私は。関心を持って見ていた。


しかし私の知る限りでは、彼らはあれだけ推していた人が惨憺たる状態になっても

「見解の変更」などは表明していない。


(いくらなんでも、未だに支持している事はありえないだろう。)


無料で書いているブログなのだから、そこまで"責任"を追及する気は

私にもない。


(言うまでもなく、彼らに責任などありはしない。)


自分にとって都合の悪い事はスルーするというのも

1つの処世術ではある。



ところで政治の話に戻すと、今回の選挙は「自民党拒絶選挙」であったと思う

のだが、民主党が積極的に支持されたわけでは決してなく

単に消去法で選ばれたという根本的な所を忘れてはいけないと思う。


しかしそれにしても、比例区での復活当選がもしなかったと仮定したら

それはもはや、政権交代などというレベルの問題ではなかったはずだ。


まさに「小選挙区制恐るべし」である。

















安倍元首相が圧勝という驚くべき結果

2009年09月09日 | 政治
少々古い話題になるが、私に言わせればありえない結果であった。


私は政治のド素人ではあるが、今回の衆議院選挙で自民惨敗にも関わらず

山口県では安倍元首相が圧勝した事に少なからず驚きを覚えた。


元々、事前予測でも安倍の強さは予想されてはいた。


しかし私が不思議に思ったのは、あんなに情けない辞め方をした元首相を

”圧倒的に”支持する人たちの存在だ。


しかし民主党の圧勝という潮流の中で、こんな事は誰も口にしない。


それは、そんな話題では誰からも相手にされないからだろう。


しかしながら、私はこの安倍圧勝という選択には大いに違和感を抱いている。



露骨に言えば、これは「選択」ではなくただの「慣習」にすぎない。


選挙の時は何が何でも「安倍に投票」ということが、住民に

刷り込まれているのだろう。


そうでもなければ、あの安倍元首相に投票するなどということは

常識では考えられない事だと思うのだが・・・。













味噌汁にケチャップ

2009年09月08日 | 味覚
テレビ(NHKの「試してガッテン」の再放送)でケチャップの特集

をやっていた。


その中で、栄養分が生トマトよりケチャップの方がはるかに多いことを知った。


生食用トマトは完熟前に収穫するのに対して、ケチャップ用は完熟状態で

収穫するようだから、そのことの影響も大きいだろう。


また、ケチャップは多くのトマトを煮詰めて作るため、ある程度予想できた事

ではあった。


しかし栄養分はともかく、ケチャップを和風だし代わりに使うという話には

さすがに驚いた。


何しろ、味噌汁、煮魚、だし巻き卵に使うというのである。


ケチャップを50倍に薄めて使うらしい。


私は半信半疑だったのだが、早速味噌汁で試してみた。


違いを確認するために、まず味噌だけで味見してみて、

次にケチャップを加えて味を見た。

結果は明らかにコク(旨み)が増した。


今日はあいにく卵を切らしていたので、卵焼きは後日の楽しみとしておく。



イチローが変えた事

2009年09月07日 | スポーツ
私にはかねがね不思議に思っていたことがある。

それはイチローの内野安打に対する評価のことである。


内野安打に対しては、これまでは通常の安打に対する評価よりも低い

というのが一般的であったと思う。


私も以前は、イチローのヒットは内野安打が多いから

大したことではないと思っていた。


しかし当然の事だが、スポーツは結果が全ての世界である。


確かにクリーンヒットの爽快感はないものの、今までなら

(アウトに決まっていたから)何の興味も抱かなかった内野ゴロを

セーフかアウトかと、ワクワクして見せるようにしたことが

イチローのすごいところだと思う。


このことを指摘した人はほとんどいないように思う。


これは少々オーバーな表現をすれば、内野ゴロの革命である。




一見「謙虚」、実は「押し付け」

2009年09月07日 | 言葉
「・・・してもらっていいですか」という言葉は、私が大嫌いな言葉だが

最近耳にしなくなったので、忘れていたのだが

先ほど見たテレビで久しぶりに聞かされた。


相変わらず、私にとって不愉快な言葉であることには代わりはない。


なぜ不愉快かと言えば、一見丁寧な言い方のように見せながら

その実、自分の願望への誘導(指示・命令)という意図が感じられるからである。


つまり「・・・してもらっていいですか」と言いながら

実は「・・・して下さい」と言っているのだ。


なぜ正直に「・・・して頂けませんか」と言えないのか。


つまり私の不快感は、本来、依頼すべきことなのに

それを巧妙にすり替えようとする姿勢に由来するものだ。


しかも始末の悪い事には、「・・・してもらっていいですか」という言い方が

丁寧な表現だと勘違いしていると思われる人が、少なからずいるということだ。





驚き・新幹線

2009年09月06日 | テレビ
今日のテレビ朝日の「大人のソナタ」の新幹線の特集は

実におもしろいものだった。


新幹線に関するふだん知らない事が続々と出てきて

なかなかの出来だったと思う。


私はこの番組を今日初めて見たのだが、何と今日で最終回らしい。


今日印象に残った事を列挙すると、


  ・上りと下りの列車は3分に1回すれ違っている

  ・女性運転士は35人いる(運転士は全部で622人)(但しJR東海のみ

の数字なのかは不明)

  ・「ドクター・イエロー」(車体が黄色に塗られている)と呼ばれる

設備点検用専用車両(7輌編成)があり10日に1回走って各種の検査をしている

  ・運転士の業務は、一般人には少々異常に見えるほど煩雑なものである

  ・16輌編成の場合、全長は400mに及ぶ

(私の故郷の駅ではホームの端から端まで見通せるが、そんなに長いとは

思わなかった)

(またテレビでは、先頭車両が有楽町駅に進入する時に、後尾車両は

まだ東京駅にいると言っていたと思うが、東京駅ー有楽町駅間は

約800mのはずであり、これは疑問だ。)

  ・先日行われたJR浜松工場での夏休みの「新幹線イベント」には

全国各地から4万人の人が訪れた



日本の新幹線に関わる技術は、世界でもかなり高く評価されているようだが

先日の静岡地震でも大した影響を受けなかったことは

やはり立派な事だと思う。


数年前の新潟地震(正しくは中越地震?)では脱線こそしたが

乗客から死者はもちろん負傷者も出なかったように記憶している。





  



ドラフト会議にファンを招待

2009年09月05日 | 野球
この発表には少々驚いた。


今年からドラフト会議の会場にファン1000人を招待するというのだ。


私が驚いたのは、プロ野球もようやく業界全体でファン獲得対策を

本気で考え始めたなということにある。


パリーグの球団を中心として、ファン獲得に熱心な球団はけっこうあるが

やはり業界全体で取り組む事が大事なのだと思う。


これは思いついた人のアイデアが素晴らしいと思う。

(常人にはなかなか浮かばないアイデアだと思う。)



それとは別に、このニュースの発表時にテレビに出ていた

「コミッショナー特別顧問」の王貞治さんが、監督時代と比べると

ずいぶんふっくらとしていたのには、安心した。


王さんの去年までのやせ方は尋常ではなく、見る者を辛い気分にさせていたもの

だ。










柔道では主審に判定を命令する人がいる!!

2009年09月04日 | スポーツ
先頃行われた柔道の世界選手権では、男子は不甲斐なかったが

女子は上出来だったので私も喜んでいた。


しかし審判に関するこのブログを読んで私は唖然とした。


それは女子柔道のテレビ中継で解説を務めることの多い山口香さんの発言である。


その内容はまさに驚くべきものであり、われわれの理解の範囲を超えるものだが

なぜかメディアはまるで報じない。


要約すると、メダルの掛かった大事な試合では、主審はイヤホンを付けていて

「ジュリー(Jury)」と呼ばれる審判委員から指示を受けて

(「今の技は有効だ」とか「この選手に指導を出せ」とか)

判定しているというのである。


これでは柔道の主審は(山口さんが言うように)相撲の行司のような存在である。

(相撲では判定の最終的な権限は勝負審判が握っており

行司には何の権限も与えられていない。「物言い」の際の協議にも加われない。)


これはちょっと俄かには信じ難い話だが

権力が寡占化してしまえば「さもありなん」となってしまうのである。


権力というものは一箇所に集中してしまうと、「なんでもあり」が大手を振って

罷り通ることになってしまう危険性が極めて高くなるのである。


そこでは反対意見を言う者がいないから、独善的になってしまうのだ。













庶民を舐め切った天下り

2009年09月03日 | 政治
さすがに、「ちょっと待てよ」というか、「いい加減にしろよ」というか

「人を舐めるのも程々にしろ」というか、しばし言葉を失うばかりである。


民主党政権誕生前の駆け込みの天下りが横暴を極めている。


詳細は書く気にもならない。


農水省の前事務次官の問題だけではないのだ。


民主党政権誕生をにらんで、彼らはとっくに”対策”を進めて来ていたのだ。


またテレビで、この問題を余り大きく取り上げないのも不思議ではある。


視聴率稼ぎには、こんな話題よりも「小沢ガールズ」やら「鳩山ネタ」の方が

有効ということなのだろう。


官僚たちのこの行動を「恥知らず」と言っていたキャスターがいたが

彼らにとっては、「恥より実利」という至極当然な選択なのだろう。


こんなことでは、日本が本当に変わる事などできるのだろうかと不安になる。







役所公司は不要・ガイアの夜明け

2009年09月01日 | テレビ
テレビ東京の「ガイアの夜明け」は時々見るのだが

何と言っても、あの「ガイド役」の役所広司が

以前から鬱陶しくて仕様がなかった。


あのクサイ演技は有害無益でしかない。

あれは誰が見ても制作費の無駄使いである。

(役所広司はギャラも高いはずだ)


番組全体の構成から見ても、全く不要な存在である。


というよりも、役所広司のあの場面は、むしろ番組の最大の欠点

と言えると私は思っている。


よく考えてみれば、誰にも分る事だと思う。。


視聴者の関心は、テーマの中身そのものであり、

役者の詰まらない演技などは、どうでもいいのだ。