酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

「朝青龍報道」の醜悪ぶり

2007年11月30日 | テレビ
今日の夕方の民放各社のニュース番組には

「うんざり」を通り越して醜悪さしか感じませんでした。


私は元々、「朝青龍問題」には殆ど関心がありませんでした。

しかし「朝青龍報道」には大いに反感を抱いていました。


そして今日の、番組の大半を「朝青龍」で占めたという姿勢には

恐ろしいほどの徹底性を感じさせられて、気味が悪い程でした。


香川の「3人殺人事件」が収束に向かいつつある今

テレビ局にとって格好の視聴率稼ぎのネタなのでしょう。


フジテレビに到っては、記者会見の映像の上部に

募集した視聴者の感想を表記していました。


民放のニュース番組というのは元々

バラエティ番組のような所があるので

こういう傾向は止むを得ないのかもしれません。


ところで、問題の発端が朝青龍の不実にあることは明らかですが

そのこととは別に、大衆の朝青龍に対するルサンチマン(憎悪)を

利用した人民裁判(吊るし上げ)の様相を呈して来ている

この報道姿勢は実に空恐ろしい風景です。











マクドナルド不正報道の異常な少なさ

2007年11月29日 | テレビ
マクドナルドの調理日時の偽表示の問題は

初日こそ話題になりましたが、その後は

見事なまでに報じられなくなっています。


たまたま、他の重大ニュースが出て来たという事情が

ある事は分ります。


それにしても

ファーストフード業界のトップであるはずのマックのこの偽装行為は

三重の「赤福」や北海道の「白い恋人」とは

持つ意味がまるで違います。


しかしそこには、マックが広告業界において

巨大企業だという事情が絶対的に

あるはずです。


要するに巨大広告主に対しては

普段立派な事を言っているメディアも

口をつぐむわけです。








       


黄色いキュウリ

2007年11月28日 | 園芸
数ヶ月前の事ですが、キュウリについて


「緑色のものは実は未熟で、熟れると黄色になる。

古くは完熟のものを食用としたという。」


この記事(7/28の日経新聞・夕刊「菜時季」欄)

を読んだ時は随分驚きました。


しかし考えてみると、

ピーマンだって黄色や赤色のものは

少数だが出回っているし

そちらの方が栄養価が高いと聞いた事があります。


そして私も、ゴーヤを育てていた2年程前に(新聞記事で)

ゴーヤは赤くなるまで待ってから食べるとフルーツみたいに

おいしく食べられると知って試してみました。


「フルーツ」とまではいきませんでしたが

あの苦いゴーヤとは別物の味で、新鮮な感動がありました。


考えてみれば、枝豆だって大豆の早獲りです。


話は変わりますが、オクラの花が高級店で食用に供されている

ことを知って、私も食べてみたのですが何の味もしませんでした。

(これは味付けの問題でしょうが・・・)




ところで私は、オクラの種を採取しようと1ヶ月近く前から

実が成熟するのを待っているのですが、緑色のままで

一向に変化しません。

寒さを考えて、植えているプランターを

室内に移しているのですがまるでだめです。






























鮎のヤナ漁への疑問

2007年11月26日 | テレビ
今日のNHKの「家族に乾杯」を見ていたら

栃木県での鮎のヤナ漁が取り上げられていました。


私は、ヤナ漁自体は(過去にテレビで)見た事はあるのですが

その内実は、これまでまるで知りませんでした。


それは産卵の為に下流に向かう鮎を

ヤナというスダレのような道具で捕獲する

という漁法です。


従ってそれは、産卵前の鮎を捕獲することです。


その事に対して、私はかなりの抵抗感を抱きました。


産卵前の方が味がいいのは当然ですが

金儲け第一主義の為に

鮎の漁獲量が今後減るとしたら悲しむべき事でしょう。


地域によっては、ヤナによる漁法を

禁止している所もあるようですが、漁獲量の推移

を知らない私には、これ以上何も言えないのが実情です。












株式市場の有為転変

2007年11月24日 | 経済
株式市場は8月以降大荒れしています。

しかしながら、私にはその動向に関して

ある種の感慨があるのです。



(ここからの記述には、私の記憶間違いによる誤認

があるかもしれないことを、予めお断りしておきます。)



アメリカの住宅建設会社の幹部が、保有する自社株を

大量に売却していたとの情報を知ったのは

2005年4月のことでした。http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/investment/wallstreet/in05_report_wallstreet_20050411.html


また、アメリカ市場が「ゴルディ・ロックス」

(「熱すぎず、冷めすぎず」の丁度良い状態)などと言われていたのは

つい今年の1月頃の事だったように思います。


専門家の中でも、早くからその危険性を主張していた人は

極めて少数で、中には「サブプライムよ、さようなら」と

言ってしまった人もありました。


また、「悲観派」として有名だった或る外資系証券会社の人は

今年になって「楽観派」になった途端にこの有様です。


さらに極めつけは、8/17の暴落後の急反発の時(8/23)に

「私は一貫して上昇トレンドに変わりなしと言い続けて来た」

と言っていた或る「株式評論家」が、最近の下げ基調で何と

「私は年初から

上昇相場は終わったと言い続けて来た」と言い放った事です。


株式市場とは、正に魑魅魍魎の棲む「何でもあり」の世界

と言うしかないのでしょう。



バッタは害虫!

2007年11月24日 | 園芸
今更こんな事を書くのも恥ずかしいのですが

私はバッタが害虫だということを今年初めて知りました。

(ちなみにここで言うバッタとは

イナゴに似たトノサマバッタとは全く違う

緑色のショウリョウバッタという細くて先の尖った種類のことです。)


それは帰郷した時に、実家の庭で菊などにいたバッタが

葉を食べているのを見たからです。


その光景は私には少々ショックでした。


子供の頃に見たことのあるバッタでしたが

なぜか「害虫」という認識が、今までまるでありませんでした。


バッタと同種のイナゴの大発生による植物被害のことは

知っていましたが、最近はそれも余り聞かなくなりました。


ちなみに私は、上京してから東京でバッタを見たことはありません。


しかし世の中には、いろいろな人がいるもので

(ネットで調べたら)バッタを飼育している人がいるようです。


















千葉駅伝  最高!!

2007年11月23日 | 感想
今日の千葉駅伝は最高の見物でした。

こんなにスリリングで面白いレースは初めて見ました。


私は予備知識が無かったので、どうせケニアが

勝つものと思い込んでいました。


従って、ケニアのアンカーがヌレデバと聞いて

仮に日本が途中で少し位リードしても最後には抜かれる

に決まっていると思って見ていました。


それ位「ヌレデバ恐怖症」が私にはありました。

ところが、そのヌレデバの調子が良くなかったようで

スタート直後に積極的に飛ばして追い抜いた赤羽が

グングンと差を広げる展開になったのには驚きました。


それは解説の金哲彦さんがオーバーペースを心配

していたほどですが、結局それは杞憂に終わりました。


私は赤羽選手を名前だけ、かろうじて知っていた位ですが

あのヌレデバに勝つなんて驚きました。

(もっとも、ヌレデバは直前にマラソンを走った後でもあり

今回の駅伝は「練習用」との説もありますが・・・)


但し赤羽陣営は事前に、ヌレデバと10秒差なら抜ける

と話していたそうです。


「恐るべし! 赤羽」と言うべきでしょう。


ましてや彼女は1年前に出産したばかりだそうです。


日本の女性が本当にたくましくなったと言える

良い実例のように思います。




ここで余談を少々・・・



高校生の絹川愛選手は実に美しいフォームをしていて

4位→2位になった時は感動しました。

(竹沢選手もきれいなフォームですが男なので割愛)


私には、マラソンの野口みずき選手が

あのフォーム(腕を横に振る)で

なぜあんなに強いのか不思議でなりません。


(もっとも高橋尚子選手だって、脇を少し空けるフォームだし

マラソンではあれでいいのかもしれません。

第一、マラソンと駅伝では走り方が違うそうですから

素人は黙って見ていた方がいいのかもしれません。)


さらにもう一つ。


3区の野口憲司選手は2位→4位になって

辛い思いをしたでしょうが、気にしないで下さい。


あなたのお陰(?)でラストのデッド・ヒート(でもなかったが)

を楽しめました。
..

一番喜んだのは視聴率の稼げるフジテレビでしょうが

今回の中継は映像の乱れとアナウンサーのひどさにおいて

特筆すべきものでしょう。


話は変わりますが、今回の駅伝の面白さを見て

私は男女混合の駅伝をオリンピックの種目に

採用してもらいたいと思いました。






































テレビで宣伝?

2007年11月22日 | テレビ
今日、テレビ東京の「モーニング・サテライト」を見ていて

私はびっくりしました。


それは、出演者の田中勝博氏が「これに注目」という

コメントのコーナーで、テーマの言葉と共に

自分の名前を書いて自らの(会社の)ホームページを

堂々とPRしていたからです。

私は数年前から、この番組に田中氏が出演していたのを

知っていますが、こんなに露骨にPRしたのは

初めて見ました。


参考までにそのホームページを見ると

「会費:3ヶ月30万円」で、しかももっと驚いたのは

会員になるには「秘密保持契約」を締結する

との記載があることです。


商売としては、タダで他人に漏らされては困るというのは分りますが

あれだけ予想が外れる「システム」を信じて買う人が

いるというのは、ちょっと「シンジラレナーイ」。









株はどうなる?

2007年11月22日 | 感想
最近つくづく、株式市場には魔物が棲んでいるという思いを

強くしています。


それは別段、私が大負けしているからではありません。

チキンハートの私は、近頃はデイトレードが多いので

儲けも損も少ない状態です。


しかしこの乱高下相場は、当てればおいしいが

外せばきついというギャンブル相場です。


もっとも、株式市場というのはそういう部分を持っているのが

魅力でもあり、値動きが乏しい相場はつまらないものでしょう。


しかし最近の動向は、まさに「株価操縦」と言いたくなるほどのもので

資金力の勝った投資家には勝てません。


先日の「FRBが緊急利下げ」の噂による急上昇など

今振り返ってみれば、まったくお笑い種です。


多くの人が不安を抱いている時には

虚言も通じやすいという心理作戦が成功したわけです。


個人投資家としては、その主流派の波に乗って行くしか

勝ち目はありません。

(どれが主流派なのか、すぐ分れば問題ないのですが・・・)


もっとも、こういう傾向は何も今に始まったことではありません。


方向性が見えず、かといってボックス相場でもない今は

極めて短期的に、一方向に振れやすい相場になっています。


方針としては、安全第一で行くなら方向性が分るまでは

当分様子見がいいのでしょうが、(超)短期的には反発狙い

中期的には下落基調、(超)長期的には上昇基調

というのが私の見方です。
















残念!  女子3選手

2007年11月18日 | 感想
昨日このブログで私が応援した

マラソンの渋井選手、琵琶湖競艇の三浦・長嶋選手は

残念ながら思い通りの結果を残せませんでした。


特に渋井選手には辛い結果だったと思いますが

今後の頑張りで、再びあの素晴らしい笑顔を見せてくれるのを

ファンが待っていることを忘れないで頂きたいものです。


渋井陽子さん。


あなたが落ち込んだらファンも落ち込みます。

あなたのファンはあなたの笑顔を見たいのです。


「やるしかない」でしょう。

女子3選手頑張れ

2007年11月17日 | その他
明日(11/18)、私の応援する3人の選手=

マラソンの渋井選手と琵琶湖競艇・準優勝戦の三浦・長嶋選手には

ぜひとも頑張ってもらいたいと思っています。


3人とも何とも言えない魅力を持っていて

私の好きな選手です。


明日、喜びの言葉を掛ける(書ける)事が出来る事を願っています。

バラにまたも新客

2007年11月16日 | 園芸
バラの葉が少し萎縮していたので葉の裏を見たら

赤い小さな虫がいました。


私のバラでは初めてのご登場です。


おそらくハダニと思われます。


今朝、酢を掛けて置いたのですが、夕方に見たら

殆ど効果はなかったようです。


そこで酢を少し濃い目にして掛けてみました。

さて明日どうなっているか楽しみです。


恐らく効果なしだとは思いますが・・・。

稲尾さんのこと

2007年11月14日 | 野球
元プロ野球選手の稲尾和久さんが亡くなって驚いています。


すごい選手だったのは知っていたつもりでしたが

改めてそのすごさに驚かされました。



入団1年目に21勝(防御率1.06)

2年目から3年連続30勝以上

入団以来8年連続20勝以上

年間42勝

ダブルヘッダーで、先発とリリーフで1日2勝


日本シリーズで   2試合連続完投

    〃     6試合に登板して4勝(先発5試合、4完投)




これは今から見れば考えられない、まさに「うそみたい」な記録です。


私は現役の頃は知らないのですが、

解説者の時のやさしいお人柄を憶えています。



  




悪趣味なCM   (CM寸評 ⑤)

2007年11月12日 | テレビ
世の中には訳の分らない物があるものです。


セコムのCMで、山根一真氏に似た(?)男が

庭先で「誰?誰?誰?誰?・・・」と叫び続けるという

一風変わったCMがあります。


はっきり言って、かなり不気味な気分にさせられます。

それはその男が「精神錯乱者」を思わせるからではないでしょうか。


この種のCMというのは、ちょっと前例がないように思います。



勝手に製作者の意図を推測すると、敢えて「変質者」を露出させて

そこからの「ガード」をアピールしようとしたのでしょうか。

(追記:単に「変質者」というより、「不安神経症患者」の方が

的確だと思います。)

要するに、視聴者の不安感をあおるという余り品の良くない作品

のように思います。



話はそれますが、悪趣味なCMということで言えば

以前流れていたモバゲータウン(中年女性が太った腹を見せるCM)や

ソースネクスト(奇妙な男が鼻から煙を吐くCM)などは

マイナスの印象しか与えないように思えたのですが・・・。


ついでに言わせてもらうと、ドコモとコカコーラのCMも

どうしてああいうCMを作るのか、理解に苦しむものです。