今日の日経新聞・11面の「ブランド変調」は私にとって結構衝撃的だった。
ブランド物には全く無関心の私ではあるが、そんな私ですら
びっくりしてしまうのであった。
いくつか引用しよう。
「皆が持っているから欲しいという客がすっかりいなくなった」
(高級ブランドの中古品販売のコメ兵)
「1990年代のバブル崩壊時は需要が潜在化しただけで、時間がたてば
客足が戻った。今は欲しいと考える顧客そのものが減った。」
(ランセルジャパンの今村社長)
「欧米のように身の丈にあわせた消費になってきた」
(J・フロントリテイリング=大丸と松坂屋=の奥田社長)
「消費者の成熟とともに高級ブランド信仰は崩れた」
「自分に価値のある商品か見極めようとしている」
(「ブランド戦略の助言などを手掛ける」グラムコの山田社長)
さらに記事に掲載されている「日経産業地域研究所」の
「海外高級ファッションブランドへの関心」という調査結果のグラフを読み取ると
2004年 2008年
「関心がない」 約15% 約30%
「あまり関心がない」 約35% 約35%
「やや関心がある」 約40% 約30%
「とても関心がある」 約10% 約5%
となっている。
「あまり関心がない」も含めると「海外高級ファッションブランド」に
関心がない人が約65%もいることは驚き以外の何物でもない。
おりしも、銀座・松坂屋からグッチが撤退して代わりにH&Mが入る
と言われている。
これは単なるバブルの崩壊とは違う根本的な変質のように思える。
ブランド物には全く無関心の私ではあるが、そんな私ですら
びっくりしてしまうのであった。
いくつか引用しよう。
「皆が持っているから欲しいという客がすっかりいなくなった」
(高級ブランドの中古品販売のコメ兵)
「1990年代のバブル崩壊時は需要が潜在化しただけで、時間がたてば
客足が戻った。今は欲しいと考える顧客そのものが減った。」
(ランセルジャパンの今村社長)
「欧米のように身の丈にあわせた消費になってきた」
(J・フロントリテイリング=大丸と松坂屋=の奥田社長)
「消費者の成熟とともに高級ブランド信仰は崩れた」
「自分に価値のある商品か見極めようとしている」
(「ブランド戦略の助言などを手掛ける」グラムコの山田社長)
さらに記事に掲載されている「日経産業地域研究所」の
「海外高級ファッションブランドへの関心」という調査結果のグラフを読み取ると
2004年 2008年
「関心がない」 約15% 約30%
「あまり関心がない」 約35% 約35%
「やや関心がある」 約40% 約30%
「とても関心がある」 約10% 約5%
となっている。
「あまり関心がない」も含めると「海外高級ファッションブランド」に
関心がない人が約65%もいることは驚き以外の何物でもない。
おりしも、銀座・松坂屋からグッチが撤退して代わりにH&Mが入る
と言われている。
これは単なるバブルの崩壊とは違う根本的な変質のように思える。