酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

サッカー門外漢の感想

2010年05月31日 | スポーツ
私はサッカーは、日本代表の国際試合以外は見ないという(ある意味では)、

その辺にごまんといるド素人である。


従って技術的或いは戦略的なことは全く分からない。


そういう私ではあるが、昨日のイングランド戦では多少の感想を抱いた。


実を言うと私はここのところ、日本代表の試合を見るのが嫌になっていた。


それは勝ち負けはともかく、あまりにも得点できないのに

うんざりしていたからだ。


私はこんな試合を見るのなら、女子の「なでしこジャパン」の方が

はるかにおもしろかった。

はっきり言って女子の方が、応援し甲斐があった。


話をイングランド戦に戻すと、前半7分の闘莉王の得点にはびっくりしたが

失礼な言い方をすれば、”出会い頭”で入った感もあった。


それはともかく最高の出足を見せた日本だが、前半終了間際から

イングランドに押される感じが私にはして来た。


後半になると、得点こそリードしていたが、内容的には日本が圧倒的に守勢に

立たされていた。


その中で、PKを防いだことを始めとして川島の善戦ぶりは素晴らしかった。

私はかつてどの試合だったか、川口がよく防御したことを思い出した。


結果はオウンゴール2つで負けるなんて、ちょっと信じられないものだったが

まずまずよくやった部類に入ると思う。


それはイングランドの監督の表情を見ていれば、ある程度分かったものだ。












「普通にうまい」??

2010年05月27日 | 社会
困ったものである。


「普通にうまい」などという不思議な(ありえない)日本語は、

いくらなんでも30歳代以上では流通していないと私は思っていたのだが

しかし現実は甘くない。


今日の日経新聞の夕刊20面(最終頁)を見ると

落語家の「立川志らく」さんの記事が載っている。

彼は47歳らしい。


その見出しは「普通にうまけりゃ、お客は納得」とある。


記事を追うと、「(客に)受けなくても普通にうまけりゃ、お客さんは納得

するんだと分かった」とあって、私はかなり驚いた。


私の驚きは「普通」という言葉の使い方にある。


先日見たテレビ番組で「普通」という言葉の若い世代での使い方を

取り上げていた。

彼らは「普通」を「+1」(-2~+2の5段階評価)

くらいに考えているようで、「普通」は「+-0」だと思う私には

かなりの違和感があった。


しかし本来「中立」であるはずの「普通」を+に評価するのは、

全体の方向を-と感じている人が多い証拠のような気もするのだが

これはまた別の問題だろう。














































「フォームを変更しない」という野茂の入団契約条項

2010年05月26日 | 野球
野茂英雄・元投手の出ているTV-CMを見ていて思ったことがあった。


今更ではあるが、野茂はあの変則フォームをよくも変えさせられずに済んだなあ

ということだ。

例によってWikiで調べてみたら、驚きもしたし納得も行った。

なんと近鉄入団時の契約で「投球フォームを変更しない」という条項が

入れられていたそうだ。

それでも、当時の鈴木啓示監督からはあの投球フォームは不評のようで、

それが彼をメジャーに挑戦させる遠因になったようだ。


実はイチローもオリックス時代に、あの振り子打法を当時の土井監督から

否定されていたようだ。


しかし野茂もイチローも、その変則フォームをある一人の監督からは

支持されていた。

それは故・仰木彬監督である。


その後のメジャーでの二人の活躍を見れば、仰木彬監督の慧眼には敬意を

表すべきだろう。



口蹄疫の殺処分・ 豚は牛の6倍

2010年05月25日 | 社会
今回の口蹄疫問題を、主に牛の問題だと思っている人は私を始めとして多いことと

思う。


ところが今日の日経新聞夕刊によると、

「殺処分が決まった約14万5千頭のうち約12万6千頭が豚」という。


また、

「一般的に豚は牛より口蹄疫に感染しにくいとされるが、いったん感染すると

体内でのウイルス増殖量は牛の100~1000倍。

潜伏期間も牛より数日長く、発見も遅れがちという。」


1頭あたりの経済的価値で考えれば(「補償金」から類推してみると)

、牛は豚の20倍くらいのようだが、それにしても殺処分の8割以上が豚という

ことには驚きを隠せない。


また、豚には「種牛」ならぬ「種豚」という問題はないのだろうか。

(販売単価が牛に比べてかなり安いから、牛ほどには「血統」は問題視されない

のだろうという想像は付くが・・・。)









甘い赤飯?!

2010年05月23日 | 味覚
さすがにこれにはびっくりした。


日本国内の食習慣の違いを取り上げたTBS系列の「となりのマエストロ」

という番組を見ていたら、北海道では赤飯に砂糖を入れて作るという。

また甘納豆を入れたり、食紅を入れて色付けすることもあるというから、

これはもはや菓子の世界である。


私は静岡県出身で、地元では赤飯にはゴマ塩をかけて食べていたのだが、

考えてみれば、餅だって雑煮もあれば大福もあるのだから、よしとするか。


しかし改めて言うまでもないことではあるのだが、幼少時からの食習慣の影響は

実に甚大である。


そうは言うものの、天ぷらにソースを掛けるとか、ソバの薬味に青ネギ

というのはちょっと勘弁してほしいと思ったものだ。















モンドセレクション受賞という錯覚

2010年05月22日 | 感想
今日の日経新聞13面の「価格攻防」という特集記事で、

コンビ二でPB(プライベートブランド=自主企画)のロールケーキが

売れていると書いてある。


その中に、

 ローソンは「(国際的な食品品評会である)モンドセレクションの金賞受賞」

 店頭には、ちょっとしたぜいたくをくすぐるフレーズが並ぶ。


という文章があり、私はおやおやと思った。


「モンドセレクション」は、その内容に一部で疑問が寄せられている賞である。

Wiki)

モンドセレクションのHPによると、その中身は驚くべきものである。

2010年の受賞結果は、出品数 約2,500(棒グラフから推計)に対して

最高金賞 407   金賞 933   銀賞 586  銅賞 204  で

受賞総数 は2,130 にも上り、実に85%が受賞している。


Wikiによれば、出品の5割は日本企業というし、日本から出品した食品の8割

が入賞しているという。


こんなお手盛りの受賞に何の意味があるというのだろうか。

約13万円の出品料は、まるで受賞の為の経費で宣伝費だと思えば安いものだ。


こんな怪しげなものに、一部の大企業までもが(サントリーの

「ザ・プレミアム・モルツ」)手を染めているのは嘆かわしい限りである。











ドコモD252iのカメラの欠陥

2010年05月21日 | その他
私の携帯電話はドコモD252i(三菱電機製)で、もう5~6年使っている。


今まで何ら問題がなかったのだが、先日カメラ機能が故障した。

カメラを起動しても画面が真っ暗なのだ。

私はここ3年ほどカメラは使っていなかったのだが、先日帰郷した際に

車窓から見えた富士山があまりに雄大で美しかったので、つい写真を撮ろうと

したのだが、叶わなかった。


何とかならないかと思い、念の為にネットで調べてみた。

するとこの機種の同様のトラブルが数年前から結構報告されていて驚いた。


私の印象では「欠陥商品」のような気がした。


しかし三菱電機は既に携帯端末の製造から撤退しているし、

保障期間は元々1年間だからドコモに対しても何の期待もしてはいない。


とは言うものの、この問題は経年劣化(永年使用することによる不具合)とは

違い、欠陥(数年前に問題が発生していたようだ)と思われるので

大いに不満は残った。










カツオのCO中毒事件のすり替え

2010年05月19日 | 社会
スーパーのカツオの調理現場でCO(一酸化炭素)中毒がおきた問題は

ここに来て問題の焦点がぼやけて来たように思う。


テレビでは、中毒が起きるほどの量のCOは検出されなかったという報道が

されている。

しかし(被害者の方には失礼だが)、問題とすべきは「中毒」ではなく

なぜカツオにCOが付着していたかという問題のはずである。


私は素人なので想像するしかないのだが、

通常の流通過程で(何の操作もせずに)カツオにCOが付着することは

ありえるのだろうか。


私は普段、特定の話題には異常とも思える執念を見せるワイドショー番組が

この問題を無視した(私の知る限り)ことにもやや意外な感じを抱いた。


しかし言うまでもなく、問題はCOの量の多寡ではない。

カツオになぜCOが付いていたのかということが根本的問題のはずである。





日テレの詐欺行為

2010年05月16日 | テレビ
これはひどい詐欺行為だ。

今日の日本テレビ系列の朝の報道番組「ザ・サンデーNEXT」の

日経新聞のテレビ番組欄にはこう書いてある。

 
   「緊急出演・・・野村氏語る重病説の真相」


そして番組は冒頭でこの話題に触れて、

金曜日に夫人から「土曜日に本人から連絡させます。」と電話があったと報じ

その後、担当者宛に電話が掛かって来た場面を映した。


だがこれは冒頭の番組案内の部分であり、その後番組は別の内容に入って行く。


そしていよいよ野村氏のコーナーである。(この番組では野村氏の定番コーナー

を毎週放送している。)

しかしそのコーナーに入っても先程の「番組案内」(電話が掛かって来る場面)

を流し、さらには過去に放送した場面を延々と流しているのを見て

私は不審に思った。


そして結論を言うと、私の抱いた不審は的中していた。

何と野村氏からの電話は掛かって来なかったのである。


私が殊の外腹を立てたのは、担当者宛に(どこからか)電話が掛かって来て

担当者が電話に出て「もしもし、お世話になっております。」と言っている場面

を放映している点である。


つまりこの場面は、視聴者の期待をあおる為の”創作”=嘘なのだ。


いやはや、どこに出しても恥ずかしくない大した度胸のテレビ局である。











放送への小言

2010年05月15日 | テレビ
最近感じた、放送へのささいな不満を書いてみたい。


まずは日本テレビ系列の早朝4時のニュース番組「おは4」。

たまたまその日は欧米の株式市場が大暴落していて、NYダウはその時点で

400ドル近くも下げていた(一時は1000ドルほども)のに

(私が見た限り)番組ではそのことにまるで触れなかった。

いくら”軽い”番組とはいえ、一応「ニュース番組」なのだから・・・。


NHKでは当然トップニュースだというのに、あまりにもお粗末過ぎる。

またTBS系列の早朝ニュース番組「ニュースバード」では毎日

NYダウの株価とドル円相場をテロップで常時表示して重宝している。



次。

テレビ東京の株番組「Eモーニング」。

5/14の放送では、まず男性アナがゲストを紹介して「よろしくお願いします」。

次に別のコーナーで、女性アナが同じゲストを同様に紹介して

「よろしくお願いします」。(ここで私の苛立ちが始まる。)

さらに次のコーナーで、先程の男性アナが同じゲストを先程と全く同じに紹介し

「よろしくお願いします」。

これにはさすがにゲストもげんなりしたのだろう。

それまで「よろしくお願いします」と返事をしていた彼も無言だった。


当たり前だろう。

わずか20分の間に3回も「よろしくお願いします」と言われたら、

誰だって返事をする気も失せるというものだ。

それはむしろ失礼な事でさえある。

この種のことは過去にも見たことがある(別の番組)のだが、

当事者は何とも感じていないのだろうか。

まあ、何にも感じていないのだろうな、きっと。



最後にラジオの野球中継。


途中から聞いた私は、まずスコアを知りたいのに

そのアナウンサーは「○回○アウト、ランナー○塁」とは何度も言うが

「○対○」という得点情報はいつまでたっても言わないのである。


当たり前のことだがテレビなら文字で表示できるが、ラジオでは音声しかない

のだ。


ずいぶん昔の話で不正確な部分も多いと思うが、

引退したNHKのベテランアナウンサーが

「ラジオの野球中継では、1分間に1回は現在の状況を説明せよ」と言っていた

という話をまた聞きしたような記憶がかすかにある。


























カツオで一酸化炭素中毒

2010年05月13日 | 社会
これは現時点では、結構大きい問題に発展する可能性がある事件のように思う。


スーパーの魚調理場で従業員がカツオの調理作業後に、一酸化炭素中毒になった

というものだが、カツオの入っていた箱から一酸化炭素が検出されたそうだ。

NHKニュース


魚に一酸化炭素と聞いて思い出すのは、以前マグロに一酸化炭素をかけて

赤みを増していたことである。

しかしこの方法は現在は食品衛生法で禁止されている。

Wiki記事の中ほどの「食品加工」を参照)

私が「大問題になる」と言ったゆえんである。


スーパー側は「店では一酸化炭素を発生させるような作業は一切していない」

と言っているそうだが、この言葉そのものに嘘はないと思う。


なぜなら「店で一酸化炭素を発生」させていては、魚は既に変色してしまっていて手遅れだからだ。

通常こういう作業は出荷前に行うものだろう。


しかし恐らく出荷業者の”手違い”で一酸化炭素の量を多く掛けすぎた

のではないだろうか。


ここで話は変わるが、思い出したことがある。

あるスーパーでカツオを買って来た私は、家に戻ってその色の余りの悪さに

愕然とした。

スーパーで見た時はあんなに赤くて新鮮そうだったのに・・・。

あれこれ色々原因を考えてみたが、私が気付いたのは売り場の照明だった。


そのスーパーでは魚と肉の売り場の照明(ハロゲン球?)は、

他の売り場の照明(蛍光灯)とは違っていた。


そしてカツオを照明の光から外して見ると、確かに色は明らかに悪く見えた

のである。

(但し、生鮮食品は照明の熱の影響を避けるという必要もあるだろうが、

素人目には蛍光灯のほうが熱を持たないように見える。)



















タマゾン川(?)に熱帯魚

2010年05月13日 | 感想
昨日のNHKニュースで、東京の多摩川に熱帯魚が多く棲んでいることを

報じていた。

グッピーを始め、エンゼルフィッシュ、オスカー、ノーザンバラムンディ、

ピラニア、ガーなどなど。

(私もこの内、ガーとエンゼルフィッシュ以外は飼ったことがある。)


ペットとして飼っていたものを川に捨てたものらしい。


そういえば、以前どこかの川でピラニアが釣れて、指を噛まれた人がいたという

ニュースを聞いた記憶がある。


しかし一部の熱帯魚は旺盛な食欲の持ち主だから、淡水魚が餌食となって

激減するだろうことは想像に難くない。

しかもガーなどは大きいものだと、カルガモなども食べてしまうというから

脅威的である。

(もっとも、ピラニアが集団で牛を襲い、瞬く間に骨だけにしてしまうという

映像を見た記憶もあるが・・・。)


ところで驚くことに、多摩川を流れる水の6割は下水処理された水らしい。

近年お湯を使用することが以前に比べて増え、それを下水に流すために

下水の温度も上がっているようだ。

そして多摩川の水温が上がったために熱帯魚も棲めるようになったとのこと。


今では多摩川は、アマゾン川ならぬタマゾン川と化しているそうだ。









故郷の川に鮎がいた

2010年05月11日 | 感想
ゴールデン・ウィークで10日ほど帰郷していたのだが

私にとって最大のビッグ・ニュースは、実家の近くを流れる川に

鮎が生息していたことだ。


たまたま付近を通りかかったところ、釣りをしていた人が10人ほどいたので

気になって見ていたのだが、それが「鮎釣り」と知った時の驚きは

感動と共にやって来た。


私には俄かには信じられない気がしたものだ。


かつて「公害」による水質汚染の影響で、奇形のフナ(背骨が曲がったり、

体に穴が開いたりしていた。あんなものは2度と見たくない。)を見て来た者

としてはこの川に鮎が棲むなどということは考えられないことだ。


とは言うものの2年ほど前に、鮎の産卵行為と思われる行為(体を横に捻って

川床に擦り付けるようなしぐさ)を橋の上から目撃した私としては

その当時は半信半疑であったが、やはりあれは鮎だったという確信を抱いた。


もっとも、東京の神田川でも鮎が生息しているというから

鮎は水の汚染に結構強いのか、それとも川が劇的にきれいになっているのか

はたしてどちらなのだろうか。


私としては当然、川が清浄になったと思いたいところである。