酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

小林麻耶 、上々の出来 

2009年03月30日 | テレビ
本日から始まったTBSの「THE・NEWS」は、小林麻耶が「転身」とのことで

興味があったので見たのだが、初回としてはまずまずの出来だったと思う。


それにしても、小林麻耶をメイン役に据えていたのには驚いた。


このTBSの「やる気」は評価してもいいだろう。


番組全体を見ると、後半ダレたのは先行きを不安視させるものだし

高橋尚子をスポーツ・キャスターに採用する事自体はいいのだが

使用法が今イチだったようだ。

(余談ながら、高橋さんはマラソンの時とは比べ物にならないほど

緊張していたように見受けられた。)



私は小林麻耶がニュース番組に出るということを聞いた当初は

「まさか」と思い、「場違い」という感想を抱いた。


その意味ではかなり心配していた。


しかし今日見た限りでは、それは杞憂であったようだ。

それよりも私は、彼女に新たな希望を抱いたのだ。


それはニュース・キャスターの新しい可能性である。

こう言うと少し大げさになるが、今までの女性キャスターのひどさに

辟易していた私としては、彼女が風穴を開けてくれることを望みたい。

(フジテレビの安藤、テレビ朝日の小宮などには

そろそろ引導を渡したらどうだろうか。何の取り得もない彼女らが

居座っているのは殆ど老害である。)


随分昔の話になるが、久米宏のニュース・ステーションが話題になった時

「政治評論家」の俵孝太郎が久米宏を「素人」呼ばわりしていたのが

思い出される。


言うまでも無く、素人である市民が知りたいことを伝えない報道では

何の意味もないのであり、「プロ」は市民への橋渡しをすべきなのだ。


小林麻耶はその「無知」ぶりを批判されるのは目に見えているが

そんなことは気にする必要は無い。


むしろ「視聴者と一緒に勉強する」姿勢でいいのである。


これは今までになかった新しいキャスター・スタイルである。














































呆れた生徒と呆れた校長

2009年03月28日 | 社会
何とも呆れた話である。


愛知県の男子中学生11人が、担任の女性教師への反発から

「先生を流産させる会」を作り、妊娠中の教師に対して

椅子の背もたれのネジを緩めたり、

教師の給食の中にミョウバンを混ぜたりしたそうだ。

中日新聞


しかし私がもっと驚いたのは、この事件に対する校長の発言である。


ゲーム的な感覚や友人との付き合いでしたことで、

流産させようと本気に画策したわけではないと思う。」


これがゲーム?


さらにこんなことも発言したらしい。

「個々にはいい子たちで・・・。

ただ軽いのりからエスカレートしたようで・・・。」

  (朝日新聞


「軽いのり」?


この校長には、この事件の陰湿さが本当に分っていないのだろうか。


それとも単に、自分の地位を守る事に汲々としているだけなのだろうか。





岩隈、 人気沸騰

2009年03月26日 | 野球
WBCでの活躍によって岩隈の人気に火が付いたようだ。


夕方のニュース番組によると、所属球団の楽天には

CM出演の依頼が殺到しているそうだ。


少し驚いたが、考えてみれば当たり前とも言えるだろう。


去年復活して、驚異的成績(21勝4敗 防御率1.87 被本塁打3本)

を挙げて、チームは5位ながらパリーグのMVPに選ばれたのだ。


それでもプロ野球ファン以外には殆ど名前を知られていなかったのは無理もない。


元々日本の野球界で知名度において「全国区」なのは

長嶋、王、野村、星野、イチロー、松坂くらいだと私は思う。


しかし岩隈のあの甘いマスクが、CM業界にとって大きな魅力であることは

間違いのないことだろう。


一部の報道によると、野村監督は岩隈のメジャー入りを心配している

ようだが、当然のことではある。


そもそも、この私にしてからが、日本人選手のメジャー入りを

どう捉えていいのか(喜ぶべきか、悲しむべきか)

判断が付かない状態なのである。











ダル救援は大正解

2009年03月23日 | 野球
私は原監督には今まで何かと批判的であったが

今日のクローザーにダルビッシュを投入したことには

大賛成だ。


また、慣れないレフトの守備で、クッションボールの処理でミスをした青木を

センターに戻したのも(当然とはいえ)的確な判断だったと思う。


藤川の調子に一抹の不安が残る現在、全力で勝ちに行く姿勢は最重要事項だ。


日本の投手陣は素晴らしい。

そしてその中でも、調子の良い順に使っていくことが大事だと思うのだ。


その意味では、田中、馬原は危険だった。

田中には、まだまだ荷が重過ぎる。


あすの決勝は岩隈、杉内、涌井、ダルに期待したい。


攻撃陣では中島が断トツで素晴らしい。


そして現在のところ、村田欠場の穴は何とか埋めているようだ。


しかし最大の問題の明日だが、先発の岩隈の重圧は

「負けたら終り」という前回の時と比べたら多少和らぐかもしれないが

一方、決勝戦という意味では今日の松坂よりも重いようにも思う。


これは、かなりきついことだとは思う。


しかし落ち着いて振り返ってみると、

岩隈は去年驚くべき粘り強さを発揮して

21勝4敗、防御率1.87という驚異的成績で

(所属球団の楽天の成績は5位という結果にも関わらず)

パリーグのMVPに選ばれたのだ。


明日も最高のピッチングを見せて、日本を優勝に導いてくれることを

私は信じて止まない。


岩隈さん。日本の期待は極限まで高まっています。


あとは、あなた及び日本チームの選手の闘争心に期待するばかりです。


われわれ応援団は、3年前の事も憶えているから

少々の事ではあきらめません。



しかし老婆心ながら、私が心配なことは

モチベーションでは、韓国が少し上かなということです。


とはいうものの、今日の日本チームの8回裏の攻撃は

結構インパクトがあったはずで、日本の「底力」を

アピールするいい機会だったと思われます。





















中日の観客離れ

2009年03月21日 | 野球
今朝のNHKニュースによると、中日ドラゴンズの去年の営業収支は

5億円の赤字だったそうだ。(4年連続の赤字とのこと)


まあプロ野球は、ごく一部の球団を除くと殆ど赤字らしいから

そんなに驚きはしないが、中日ファンの私としては

少し気になるところではある。


ナゴヤドームが出来た1997年に260万人だった入場者数が

昨年は242万人と7%減少している。


ところで4年連続赤字ということは2005年からということになる。


落合監督が就任したのは2004年で、その年は優勝している。

その翌年から赤字が続いているということだ。


落合監督になってからは、成績はかなりいいと思えるのだが

なぜか観客は減っている。


私には成績とは直接関係ないような気がする。


どうも野球人気そのものが衰えているようなのだ。


巨人戦のテレビ中継の視聴率の低下ぶりは有名な話だが

かく言う私も、以前は年に数回、「ヤクルト対中日」を見に神宮球場へ

足を運んだものだが、最近はつい億劫になって、ここ2年間行っていない。



またこういう調査結果もある。


3/19の日経新聞・31面「買い手のホンネ」によると

「観戦料金を払っても見に行きたいスポーツ」で

プロ野球は1位だが、2004年に43%あったものが

2009年には33%と10ポイントも減ったそうだ。


しかも男女別の内訳が興味深い。
            
              男性      女性
   
    2004年     49%     38%

    2009年     41%     25%


要するに女性の落ち込みが大きいのだ。


さらに「過去3年間にプロ野球の観戦経験がある人に不満点を聞いた」結果

女性では「スタジアムの椅子などの設備」(41%)

    「チケット料金が高い」(33%)

    「もっとおいしい食べ物を提供してほしい」(32%)が上位を

占めたようだ。


この女性の気持ちは実によく分ります。


私だって、あの椅子に3時間も座っていたら尻が痛くなるし

数千円の料金は高いと思うし、球場にある食べ物は

ほとんどがジャンク・フードで嫌になる。


(もっとも神宮球場は昨年大改修したので

今はどうなっているかは分らない。)


また地元ファンが熱心なことで有名な日本ハムの札幌ドームは

観客の半分以上は女性だそうだ。(球団オーナーの話)


確かに私もテレビで見ていて、中年女性がユニフォームを着て応援している姿に

驚いた事がある。


また日本ハムのチャンスの時にファンが飛び跳ねて応援するので場内が揺れ、

中継のテレビカメラまでもが揺れるのにはびっくりしたものだ。


もっとも中日に限った事を言えば、落合監督の無愛想ぶりも不人気の一因だと

私は思っている。(こちらの当ブログも参照して下さい)



最近のWBC人気を見ていると錯覚を起こしてしまいがちになるが

当然ながら、これはナショナル・チームの試合と国内のリーグ戦は

全く別物なのだ。


これは、サッカーファンではない私も、ワールドカップ予選は見るが

Jリーグは一切見ないのと同様のことだろう。


全てのプロ野球関係者は、まだ人気のある今のうちに

真剣にファン対策を考えないと、何年か後には衰退してしまうかもしれない

という危機感を持つべきだと私は思っている


人気を得るには時間が掛かるが、衰退するのはあっという間なのだという事を

肝に銘じて欲しいものだ。





















WBC日本: 選手は素晴らしいが監督は・・・

2009年03月21日 | 野球
WBCの日本チームは、投手陣が驚異的なまでの活躍を見せた。


松坂、ダルビッシュ、岩隈の先発投手だけでなく

杉内、小松も素晴らしかった。


特に「負けたら終り」の場面で登板した岩隈にはかなりの重圧があったようだが

それをはねのけた頑張りには本当に感動した。


打者では何と言っても青木が抜群だった。


走・攻・守と3拍子揃っていて,まさに「ミニ・イチロー」

といった雰囲気が強まってきた。



また昨日の試合後のコメントで、先日の韓国戦で勝った韓国の選手が

マウンドに韓国旗を立てたこと(に対する反発)を口にした選手がいたのが

印象的だった。


話は少しそれるが、以前日本シリーズで初戦から3連勝した近鉄の選手が

インタビューで「楽勝」発言をして、それに反発した巨人が

それから4連勝して優勝したことを思い出した。


勝負事では、勝ったことによって油断してしまい、相手をなめてかかり

負けてしまうということは結構あることだ。


「勝って兜の緒を締めよ」とはまさに至言ではないか。



ところで原監督のこのコメントは一体何なんだ。


   「アメリカ野球に挑戦できることになり、大変興奮しております。」


アメリカに敬意を表したつもりだろうが

戦う前に一番大事なはずの「覇気」がまるで感じられない。


私は以前から、原監督の”もっともらしく”語ろうとする姿勢には

空虚さしか感じられず、いつも「アホか」と思って聞いていたが

今回の発言でそれが極まった感がする。

























西友の面白CM

2009年03月21日 | テレビ
最近面白いCMが少ないと思っていたところ

西友が面白いCMを放送している。

  (西友のホームページ右側で見られる)



西友から出てきた若い夫婦の夫が

    「あれっ、シャンプーと洗剤買ったっけ?」と妻に聞くと

妻は

    「そういうのは西友では買わないって言ったよね」と怒る。

夫は

    「はいっ」と謝る。

妻は大きな腹をなでながら、胎児に語りかける。

    「パパ全然わかってないですねえ」

そこへナレーションが入り

    「スーパーで日用品を買うと高いと思っているアナタ。

     裏切ってすみません、西友」


書けばこれだけの事なのだが、これが中々面白い。


第一「西友では買わない」などと言わせるのは結構ユニークだ。



このところソフトバンクのCMも今イチ続きだし

久しぶりに笑わせてもらった。


上杉隆氏の呆れた言語感覚

2009年03月20日 | 言葉
この文章を読んだ時には、さすがに驚いたし呆れもしました。


「ジャーナリスト」という触れ込みの上杉隆氏が

「ダイアモンド・オンライン」でWBCについてこう書いています

   「それにしても、その開催地である言い出しっぺの米国では、

   見事なまでにWBCは盛り下がっている。」


ねえ上杉さん。「盛り下がる」って何?

あなたの造語なの?(それともただの誤用?)


私の素人感覚でも、「盛る」という言葉には、既に「上がる」ことが

含意されているのだから「盛り下がる」は誤用だと思う。


ところでこの「盛り下がる」という言葉については

私は以前テレビでは聞いた事がありますが、「書き言葉」として見るのは

これが初めてです。


当然でしょう。一般的な常識を持ち合わせている人なら

当然訂正するはずだと思うのですが・・・。


上杉氏は何しろ「ジャーナリスト」だそうだから

”流行”に敏感なのは分るが、少しは批判感覚も持っていないと

ただ単に馬鹿にされるだけでしょう。









   
    

手作りカッテージチーズがいい

2009年03月17日 | 味覚
先日テレビで「超簡単料理」をやっていたので見ました。


中でも、牛乳を温めて酢を加えるだけでできるという「カッテージ・チーズ」

に興味をひかれました。


そして早速作ってみました。


そうしたら、これが結構いけるのです。


味はと言えば、大ざっぱに言うと

ヨーグルトとチーズと豆腐を足して3で割ったような味です。


ヨーグルト風の酸味と純白の色が結構刺激的です。



名前は「チーズ」なのに熟成させる必要がない。


20分もあれば出来るから、酒のつまみがない時にも実に便利。



尚、参考までに牛乳と酢の割合は、固まり方等の好みもあるでしょうが


牛乳1000ccに対して酢50ccが一般的なようです。







工藤夕貴がキレイでびっくり

2009年03月16日 | テレビ
先程見たNHKの「英語でしゃべらナイト」では、今日が最終回ということで

総集編として過去に放送したものを流していました。



その中でたまたま見たのだが、今までずっとロング・ヘアだったはずの

工藤夕貴がセミ・ロングにしていて、尚且つセクシィなドレス姿で

何とも美しかった。


これはかなりの驚きでした。


工藤夕貴は、そのナイーヴな性格が魅力で私の好きな女優です。


あの独特な少しハスキーな声も得がたい魅力です。


デビュー当時の「お湯をかける少女」

(当時ヒットした映画『時をかける少女』をもじったラーメンのCM)

もなつかしいが、私にはなんと言っても映画「台風クラブ」での印象が

強烈に残っています。



ついでながら、この番組で見たジョディ・フォスターも

えもいわれぬ雰囲気を持っていて実に魅力的でした。





高橋尚子の教え方に感動

2009年03月15日 | 陸上
夜7時のNHKニュースを見ていたら、マラソンの高橋尚子さんが

一般の中学生(?)に指導している姿が映されていました。


そのほんのわずかの時間の映像を見て、私が少なからず感動したのは

高橋さんの教え方から、かなりの「真剣さ」が伝わって来たからです。


普通この種のものは、”社交的”にやることが多いと思うのですが

高橋さんの表情は、(当然ですが)先日の「ラストラン」の時とは

まるで別人でした。


私は高橋さんの真面目でひたむきな姿勢に

彼女の人柄が伺えて、何とも心地良い気分にさせてもらいました。


この人はやはり、ただ者ではないなと思いました。



花粉症を抑える寄生虫

2009年03月15日 | 健康
今日の日経新聞16面の「菌とつきあう」というコラムで

人間総合科学大学の藤田紘一郎教授が興味深い文章を書いていた。


それによると、回虫などの寄生虫の分泌・排泄液中に含まれる物質が

人間のアレルギー反応を抑えていたことが分ったそうだ。


藤田教授が研究しているインドネシアのカリマンタン島では

子供のほぼ100%が回虫などの寄生虫にかかっていたが

その反面、アトピーやぜん息、花粉症の子もいなかったらしい。



さらには結核用ワクチンの「BCGを受けた子どもは、花粉症にも

アトピーやぜん息にもなりにくい」ことが報告されたとのことです。



話はそれますが、子供の頃ツベルクリン反応検査で

同級生の多くが「陽性」でレントゲン検査にまわっていたのに

私はいつまでも「陰性」でBCG注射を受けていた事を思い出しました。


しかしあれだけ受けてきたBCGの効果も消えたのか(?)

数年前から私も花粉症にかかるようになりました。


話を戻すと、私達の周りにいる菌は実は私達の体を守ってくれている部分が

あるのにもかかわらず、これらの微生物を懸命に排除しようとしている

われわれの「超清潔社会」への志向がアレルギーを増やしていると

藤田教授は言う。


私も基本的には同感ですが、寄生虫を選ぶかアレルギーを選ぶかは

なかなか難しいところがあるように思います。









米銀の”黒字3兄弟”

2009年03月14日 | 経済
米国株式市場はまたもやってくれました。(239ドル高 3/12)


今度ははバンカメのCEOが「黒字」発言。

また公的資金の追加注入は不要との見方も示した。(3/13・日経夕刊・3面)


さらには、あのGMも追加援助は不要だそうで

「これで万々歳」!?なわけないだろ!!


「臭い物にフタ」とはよく言ったもので、確かにこれで

腐臭は弱くなったような錯覚に陥る人も出て来るでしょう。


しかし昔のCMじゃないけど「臭い匂いは元から断たなきゃだめ」

なのだから、いずれしっぺ返しがくるでしょう。


それにしても3/10のシティに続き3/11にはJPモルガン

そして3/12のバンカメと3日連続の「黒字発言」。


まるでシナリオ通りの株価上昇作戦がまんまと上手く運んだようです。


しかしこういう上昇相場は、私には極めて危うく感じられます。


現に、今日のテレビ東京の「NEWS FINE」では司会の末武里佳子さんが

「気持ちの悪い上げ方ですね」と言っていました。


米国の出来高がさほど増えていない事からも、私は空売りの買戻しによる

上昇と見ています。


但し日本市場の反応が3/11よりも大きかったのは

SQによる部分も多いのではないでしょうか。


また日証金の「貸借取引残高・速報」(日経の「マーケット総合1面・右下)で

空売り動向を見てみると

             申込         返済

     3/11     878億円      274億円

     3/13     620億円      859億円


となっています。


これは3/11には、新規に空売りを仕掛けた人が多かったのに対して

きのう(3/13)は余りの急騰ぶりに、空売りする人よりも

(損失回避の)買戻しを迫られた人の方が多かったということでしょう。 

   

とは言うものの、中には「米国株式市場はほぼ大底をつけた」

と主張するドイツ証券の武者氏のような人も何人かはいます。


以前は「弱気派」として有名だった武者氏が「強気派」に転換して

話題になったのは、あれは2007年秋頃だったでしょうか。

(但し私の記憶は極めてあいまいで、まるで自信はありません。)


言うまでも無く、武者氏以外にも「大外れ」の「専門家」はゴマンといます。


これほどの大暴落を予想できた人は殆どいない(下落予想をした人は

そこそこいますが)はずだから、ある程度の外れは止むを得ないとは思います。


しかし「相場予想」などで飯を食っているはずの「専門家」が

大外れしてもちゃんと給料をもらえるのは、うらやましいかぎりです。


個人投資家なら、大外れしたら大損が待っているだけです。



(追記)

この文章は昨夜投稿したものを大幅に修正したものです。

































全人代、 ネズミ1匹も出ず

2009年03月14日 | 経済
中国の全人代(全国人民代表大会)が終わった。


しかしこれといったインパクトのある追加景気対策は

具体的なものとしては何も出なかった。


開催直前には、昨年11月に発表された景気対策(57兆円)の2倍もの

金額の対策が新たに打ち出される、との観測記事が出ていただけに

完全に肩透かしとなってしまった。


まさに「大山鳴動してネズミ1匹」である。

いや、あの内容ではネズミなんてどこにもいなかったと言うべきだろう。


そのかわり、「弾薬」が見つかったようです。

   (「さらに困難な状況に対応する計画を既に準備しており、

    十分な『弾薬』を備えている。

    いつでも新たな景気刺激策を打ち出せる」 3/13 日経・夕刊)


なんともトホホな結果ですな。



日テレのえげつない表示

2009年03月14日 | テレビ
木曜夜にボクシングの「ダブル世界戦」を見ていて不思議なことがありました。


最初のフェザー級・粟生の試合では「LIVE」の表示があったのに

次のバンタム級・長谷川の試合になったら表示が「REAL」に変わったので

不思議に思って放送終了後にネットで調べてみました。


答えは簡単でした。

長谷川の試合は生中継ではなかったのです。


それと言うのも、長谷川の試合はテレビでは20時過ぎに放送していましたが

既に19時35分にサンケイ・スポーツが長谷川の勝利を伝えていたのです。


つまり「REAL」と言う表示は「REAL TIME」と錯覚させるために

出したものではないかと私は邪推するのです。


これはもはや「偽装表示」と変わらないと言うべきでしょう。


スポーツ中継が生中継でないと分れば、しらける人は多いはずです。

当然視聴率にも影響するでしょう。



しかし結果的にこれは失敗だと思います。


なぜなら「LIVE」の表示を消すだけなら

気付かない人も多い(?)でしょうが

わざわざ「REAL」と表示するから(確か、「LIVE」とは字体も変わっていた

ような気がするが、やましいところがあるからこうするのかなとも思う)

私のように気が付く人も出てくるのです。

(もっとも私は、つい最近まで「LIVE」表示を意識した事など

まったくありませんでしたが・・・。)


ところで、最近は編集技術が発達して、以前のような「完全録画」とは違って

時間を少しずらして、編集しながら放送することができるそうです。


何しろこの業界には「擬似生」という言葉があるようです。



もはやここまで来ると、何やらビール業界みたいで

いっそのことテレビ番組も「本生」とか「第3の中継」と呼べば

面白くていいよね。


私などは偽装表示するよりも、これの方がはるかにいいと思うけど・・・。























私などは少し前まで、スポーツ中継は生中継だと思い込んでいたのですが

さすがに最近は「LIVE」の表示に気をつけて見るようになりました。