matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

鶴岡八幡宮の正月ぼたん

2024-01-09 16:43:08 | 日記

 1月最初の日曜日、鶴岡八幡宮を

訪ねました。

「神苑ぼたん庭園」で正月ぼたんを

拝観しました。

1月1日から2月中旬まで鑑賞でき

ます。

牡丹の花は幸福や富貴をあらわすと

いわれます。又美しさだけでなく、

咲き誇る花とともにつぼみや盛りを

過ぎた花は、繰り返される生命の循環

をあらわす、めでたいものとして尊ば

れたそうです。

大湖石は中国江蘇省の大湖という湖

の底から掘り出される石灰岩に属する

天然の名石です。

我国では古来より「牡丹には大湖石」

を描き、画題を「玉堂富貴」と称して

珍重してきました。

 


気候変動と人類大移動

2023-12-25 17:34:19 | 知の散歩道

 

 国連環境計画によると、「パリ協定」

の温暖化ガス排出削減目標を今から完全

に守った場合でも、21世紀末には世界

の平均気温は産業革命前と比べてセ氏

2.5~2.9度ほど高くなるとのことです。

 

現実的な予測では、これからは、10億

人規模の人々が移住を迫られるそうです。

(ガイア・ヴィンス「気候崩壊後の人類

大移動」)

 

豪シンクタンク経済平和研究所は「50

年までに12億人が避難生活を余儀なく

される」と予測しています。

 

人口が多いアジアや米国・南欧などが

砂漠化し、生存可能な土地を求め、人々

はシベリアやカナダなど高緯度地域に

逃れる・・・・

 

ヒトはその進化史のほとんどにおいて、

定住せず移動を繰り返す生活をしてきま

した。1万年前に定住を始め、都市文明

を築き、現在のような暮らしを当然とし

てきました。それを変えて移住を当たり

前の生活にする為には大部分を変えて

いかざるを得ません。

たとえば国境やパスポート、法律や文化、

国民感情等々難問が山積しています。

地球規模で共生をはかる知恵が必要にな

ります。

 


麻布台ヒルズ オープン

2023-12-09 18:42:58 | 東京散歩

 

 12月最初の日曜日、オープン

したばかりの麻布台ヒルズを訪ね

ました。

森JPタワーは高さ325メートル。

あべのハルカスを抜いて日本一となり

ました。33階の無料展望台からは

333メートルの東京タワーが間近

に見られます。

日比谷線神谷町駅に直結していて、

駅前広場からはギャラリースペース

やカフェ・レストランにつながって

います。

中央広場入口には果樹園まであります。

オープンスペース「麻布台ヒルズアリー

ナ」では、多様なイベントが開催され

ます。

パブリックアートが街の各所に設置さ

れています。オフィスロビーには、

オラファー・エリアソン作のらせん状

の彫刻が吊り下げられています。

都心中心部に、アークヒルズ、六本木

ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、麻布台ヒルズ

と4つのヒルズが完成しました。

ガーデンプラザの裏手、八幡通りを歩く

と、八幡神社が鎮座しています。

 

 


秋の大山

2023-11-25 17:35:48 | 日記

 

 紅葉が見頃を迎えた、秋の大山

を訪ねました。

伊勢原駅から大山ケーブル行きの

バスに乗り、終点からこま参道を

15分程歩いて大山ケーブル駅に

着きました。

ケーブルカーで阿夫利神社駅まで。

大山阿夫利神社は関東綜鎮護の霊山

として、雨乞いや五穀豊穣の祈願の

対象でした。

江戸時代以降は年間20万人を超える

人々が「大山詣り」を行ったと記録さ

れています。

また、大山と富士山の両山をお参りす

る「両詣り」も盛んに行われました。


「不老不死」のテクノロジー

2023-11-09 18:03:33 | 知の散歩道

 

 近年注目を集める「不老不死」の

テクノロジーは、人間と社会をどう

変えるのか。

 

イギリスの哲学者、ステイーブン・

ケイブは科学技術は宗教的なルーツ

を持っているといいます。

 

「神話や宗教が語ってきた不死への

物語を、科学の言葉を用いて語り直す

人々だ。・・・・宗教が永遠の命や

死後の復活を約束したのに似ている。」

 

現代の科学万能論は根強いものがある

ものの

「地球に大きな負荷をかけ、資源を枯渇

させるような社会の発展の仕方は、今後

長くは続かない。物質的な利得を求めて

自然を支配しようとしてはならない。」

 

アメリカの哲学者、シェリー・ケーガンは

「不死の科学」は残酷な嘘と説きます。

 

「記憶まで移植するのは極端としても、

誰かの身体をもとに別の肉体を作る行為

は、人間存在に対してこの上なく残酷な

嘘をつくことだ。」

 

「仮想世界でいくら素晴らしい体験を

しても、現実の自分が何も成し遂げて

いないのはやはりむなしいことだから

だ」

 

(日本経済新聞 10月19日、10月

22日「テクノ新世」より引用)