○つるの剛士、安保関連法案「賛成意見も聞きたいなぁ」 正論なのに反対派から大バッシング受ける
この法案について、どうこう言うつもりもありませんが。
「賛成意見を聞こうとするのがすでに賛成だ!」っていうのは、あんまりやろ。
それで民主主義を標榜するのは無理があるよね。裁判はもとより、学級会でも一応両方の意見を聞くぞ。
反対派「この法案を通すと戦争になるんだ!賛成の人は戦争賛美なんだ!」
つるの「えー、そうなの?賛成の人が戦争したがってるとは思わないんだけど、、賛成のひとはどう考えてるの?」
反対派「お前も戦争に賛成するのかー」
・・・ってことだよね。
言っちゃ悪いけど、ただのヒステリーやん。
反対なら反対でいいと思うのだけど、論理的に反対の理由を説明できないのなら、多くの人の共感を得ることはできないと思う。国外から報道を見ているだけだし、これに注目して情報を集めるようなことはしていないただの一市民としての話だけど、反対派び多くは「この法案を通すと戦争になる」「賛成の人は戦争賛美」と信じているように思う。でも、戦後教育でPTSDになるかもしれないくらい戦争の悲惨さを植え付けられてきた日本人の半分近く(3割くらい?最近の世論調査からすると)が、戦争賛美!となっていると本気で思えるのだろうか?
普通に考えて、ほとんどの人が戦争は嫌だと思っている。うちの大学(日本の)の先生じゃないけど、「お国のために死ねー!」と言われて戦いに行くような人間はごくまれで、太平洋戦争のように素直にみんな兵隊にとられたりしない。ちなみに同じ敗戦国であるドイツではまだ男子の徴兵制が形式的に残っていて、ただ「その代わりに社会奉仕することで徴兵されたことになる権利」が保障されているに過ぎないんだから、見様によってはよっぽどこっちのほうが軍国的だと思う。
憲法上の問題は、現時点での賛成派の意図と異なった方向に事態が転がった場合どうするか、ってことなんだよね。
自衛隊が9条に反しているんじゃないか、というのはかなり根源的な(でもけっこうアヤシイ)問題だと思うけど、さらに集団的自衛権まで拡大解釈するのは、さすがに現在の憲法でOKとは言いづらい。憲法学者が言っているのはそういうことであって、思想的背景があってのことでは原則としてナイ。
解釈の限界を超えているので、衆参特別決議&国民投票という形できちんと憲法を改正してくれないと、できた法律は上位法たる憲法に違反していますよ、ということですな。
なぜこれが問題かというと、憲法は最上位法規(≒国家の枠づけ)だから、これをいつでもやぶってOKということになったら意味をなさなくなるから。
最初は「ちょっとだけ、国民のために曲げました」であっても、それを前例に「いやもうちょっと」「これくらいは」となって、最終的にとんでもない違反になる可能性があるから。(現状すでに「ちょっとだけ」曲げちゃってるんじゃないかと思わなくはない。自衛隊はどう見てもアーミ、、ごほごほ)
でもねでもね、結構最終的に憲法違反とされた法律なんて今まで両手に余るくらいあるんですよー
尊属殺条項とかね。主に人権分野ですが。
ほら、憲法学者だって戦争に反対なんだ!とかいうのが、いかにずれてるか、、、
日本の場合、実害が出ないと裁判に持ってけないから、なかなか「憲法違反の法律です!」と証明するのが難しいんですけどね。@最終判断権限は裁判所
ドイツだと、抽象的規範統制というのが制度として定められていて、法律ができた瞬間に反対派が「これって憲法違反じゃないんですかーーー?」と裁判所にお伺いを立てることができるのですが、、これはこれで問題で、政治問題が大きくなるたびに裁判所に結論を出せーと持ってくるので、裁判所は政治機関じゃないんですが、、というところがあるみたい(私がくわしく読んでるのは法律の教科書なので、あからさまに書いてはいませんが)。
と、法律屋っぽいことを書いてみましたが、思想的に賛成・反対いずれか、という点についてはノーコメントです。あしからず。
○某Y新聞オンラインでの人生相談の感想
相談の概略は、アラ還の子供なし女性が、親族の甥姪に最低限の老後の始末(老人ホーム入居や入院の緊急連絡先、葬式)を頼んでもいいだろうか?というもの。
Y!知恵袋なんかと同じで、自由に閲覧者が回答を付けられるというやつなのですが、「独身のきょうだいを持つ子持ち50代です。うちの子に寄りかかられるなんて迷惑!自分でどうにかしてください!!!」など、ほとんどが冷たい回答。
・・・えー
みんな冷たい
私の母方の叔父は、子供がいないんですよ。私個人も一人っ子だし、叔父の奥さんというのも一人っ子で、彼女を含めて叔父宅とうちの親との間に昔すったもんだもあったし、私個人としてもあんまり付き合いもないし、濃い付き合いとは対極にあるけど。
・・・奥さん含め、骨くらいは拾ってもいいぞ?いくらなんでも。
真摯に介護する気はないけど、緊急連絡先くらい無いといろいろ支障も出るだろうし。
遺品の整理はプロに頼むとしても、そのプロに頼むひとくらいは必要だろうし。
今叔父が見ている祖父と祖母の仏壇もたぶん私の手元に来るんでしょう、他に行先がないからね。
まだ血縁がいるのに、無縁仏として処理されるというのは、ちょっとなんとも、、
遺産とかいらんけど、葬式代くらいは残しといてほしいですけど。
その程度のことなら、頼らないで!迷惑!!と鼻息荒く言うほどのことかい?と、思うわけですよ。
うーん、そういう感覚、変なのかなぁ。。。
この法案について、どうこう言うつもりもありませんが。
「賛成意見を聞こうとするのがすでに賛成だ!」っていうのは、あんまりやろ。
それで民主主義を標榜するのは無理があるよね。裁判はもとより、学級会でも一応両方の意見を聞くぞ。
反対派「この法案を通すと戦争になるんだ!賛成の人は戦争賛美なんだ!」
つるの「えー、そうなの?賛成の人が戦争したがってるとは思わないんだけど、、賛成のひとはどう考えてるの?」
反対派「お前も戦争に賛成するのかー」
・・・ってことだよね。
言っちゃ悪いけど、ただのヒステリーやん。
反対なら反対でいいと思うのだけど、論理的に反対の理由を説明できないのなら、多くの人の共感を得ることはできないと思う。国外から報道を見ているだけだし、これに注目して情報を集めるようなことはしていないただの一市民としての話だけど、反対派び多くは「この法案を通すと戦争になる」「賛成の人は戦争賛美」と信じているように思う。でも、戦後教育でPTSDになるかもしれないくらい戦争の悲惨さを植え付けられてきた日本人の半分近く(3割くらい?最近の世論調査からすると)が、戦争賛美!となっていると本気で思えるのだろうか?
普通に考えて、ほとんどの人が戦争は嫌だと思っている。うちの大学(日本の)の先生じゃないけど、「お国のために死ねー!」と言われて戦いに行くような人間はごくまれで、太平洋戦争のように素直にみんな兵隊にとられたりしない。ちなみに同じ敗戦国であるドイツではまだ男子の徴兵制が形式的に残っていて、ただ「その代わりに社会奉仕することで徴兵されたことになる権利」が保障されているに過ぎないんだから、見様によってはよっぽどこっちのほうが軍国的だと思う。
憲法上の問題は、現時点での賛成派の意図と異なった方向に事態が転がった場合どうするか、ってことなんだよね。
自衛隊が9条に反しているんじゃないか、というのはかなり根源的な(でもけっこうアヤシイ)問題だと思うけど、さらに集団的自衛権まで拡大解釈するのは、さすがに現在の憲法でOKとは言いづらい。憲法学者が言っているのはそういうことであって、思想的背景があってのことでは原則としてナイ。
解釈の限界を超えているので、衆参特別決議&国民投票という形できちんと憲法を改正してくれないと、できた法律は上位法たる憲法に違反していますよ、ということですな。
なぜこれが問題かというと、憲法は最上位法規(≒国家の枠づけ)だから、これをいつでもやぶってOKということになったら意味をなさなくなるから。
最初は「ちょっとだけ、国民のために曲げました」であっても、それを前例に「いやもうちょっと」「これくらいは」となって、最終的にとんでもない違反になる可能性があるから。(現状すでに「ちょっとだけ」曲げちゃってるんじゃないかと思わなくはない。自衛隊はどう見てもアーミ、、ごほごほ)
でもねでもね、結構最終的に憲法違反とされた法律なんて今まで両手に余るくらいあるんですよー
尊属殺条項とかね。主に人権分野ですが。
ほら、憲法学者だって戦争に反対なんだ!とかいうのが、いかにずれてるか、、、
日本の場合、実害が出ないと裁判に持ってけないから、なかなか「憲法違反の法律です!」と証明するのが難しいんですけどね。@最終判断権限は裁判所
ドイツだと、抽象的規範統制というのが制度として定められていて、法律ができた瞬間に反対派が「これって憲法違反じゃないんですかーーー?」と裁判所にお伺いを立てることができるのですが、、これはこれで問題で、政治問題が大きくなるたびに裁判所に結論を出せーと持ってくるので、裁判所は政治機関じゃないんですが、、というところがあるみたい(私がくわしく読んでるのは法律の教科書なので、あからさまに書いてはいませんが)。
と、法律屋っぽいことを書いてみましたが、思想的に賛成・反対いずれか、という点についてはノーコメントです。あしからず。
○某Y新聞オンラインでの人生相談の感想
相談の概略は、アラ還の子供なし女性が、親族の甥姪に最低限の老後の始末(老人ホーム入居や入院の緊急連絡先、葬式)を頼んでもいいだろうか?というもの。
Y!知恵袋なんかと同じで、自由に閲覧者が回答を付けられるというやつなのですが、「独身のきょうだいを持つ子持ち50代です。うちの子に寄りかかられるなんて迷惑!自分でどうにかしてください!!!」など、ほとんどが冷たい回答。
・・・えー
みんな冷たい
私の母方の叔父は、子供がいないんですよ。私個人も一人っ子だし、叔父の奥さんというのも一人っ子で、彼女を含めて叔父宅とうちの親との間に昔すったもんだもあったし、私個人としてもあんまり付き合いもないし、濃い付き合いとは対極にあるけど。
・・・奥さん含め、骨くらいは拾ってもいいぞ?いくらなんでも。
真摯に介護する気はないけど、緊急連絡先くらい無いといろいろ支障も出るだろうし。
遺品の整理はプロに頼むとしても、そのプロに頼むひとくらいは必要だろうし。
今叔父が見ている祖父と祖母の仏壇もたぶん私の手元に来るんでしょう、他に行先がないからね。
まだ血縁がいるのに、無縁仏として処理されるというのは、ちょっとなんとも、、
遺産とかいらんけど、葬式代くらいは残しといてほしいですけど。
その程度のことなら、頼らないで!迷惑!!と鼻息荒く言うほどのことかい?と、思うわけですよ。
うーん、そういう感覚、変なのかなぁ。。。