「そろそろ前回の献血から4ヶ月かな〜」という時期に
なったので お財布に入れて携帯している献血カードを確認。
父は献血に定期的に通っていて父の書斎には感謝状やら表彰状が
飾ってあったのをよく覚えている。
私も「もっと若い頃から献血に行っていれば良かったなぁ」と
思うけれど 若い頃の私は献血に行くより 盲導犬協会のイベントや
動物園のボランティアとか 動物と触れ合う奉仕の方が好きで
献血には行かなかった。
23年前。阪神大震災が起きて 父方の血筋は皆、関西に
居住していて 祖父宅も宝塚だったので震災直後は親族の安否確認や
所在確認に追われた。
↑ 幼少期、父の膝に乗り祖父宅の食卓でどら焼きをかじって寛ぐ私。
この食卓の向こうのガラスや 父の背側の窓、対角にあった食器棚は
震災時に大破し この食卓周りはガラスの海でした。
当時、私は恵比寿のロブションに居て朝は始発、帰りは終電帰宅で
ヘロンヘロンになっていたけど その合間に公衆電話で実家の父と
連絡を取り合いながら安否確認をしていた。
この震災以降、1月17日に献血に行くようになった。
最初の頃は200ml献血が当たり前だったけれど 今は400mlなので
献血に行くのは多くても年に3回。
一時期、ヘモグロビン値が規定以下になって献血が出来なくなった時期が
数年間あるけれど 今はヘモグロビン値が自慢できるほど高水準で喜ばれる(笑)
で。タイトルの真面目な話。
実は只今、少し悩み中。
献血カードと一緒に もう かなり前から携帯している臓器提供
意思表示カード。 ずっと このカードを携帯しているけれど
最近、このカードを持つだけがBESTなのか あちこち調べたり
考えたり、、、なのです。
・・・と言うのも死後献体の白菊会に入会するか検討しているから。
今、死後献体登録する方が多く パンク状態のところもあるようだけど
全国一律にパンク状態なのかは不明。
そして大学によっては白菊会(献体登録の会)の入会登録は
70歳以上としている所もある。
献体は葬儀後でも死後、すぐでも可能なそうだけれど臓器提供で
腎提供と角膜など目の提供をしてしまうと献体が出来なくなる。
腎提供すると大きな血管を切ることになり死後の劣化で
献体のための防腐措置が出来なくなるからだそう。
私は独身、子ナシの身だし 両親が身罷った後、私に何かあって
絶命した際の後処理は 長男が外国人となってしまった今、次兄が
することになるのだろうけれど 年齢的な順番からすれば次兄は
私より8歳上なので もしかしたら、もしかしたら誰も私の後処理を
する人が居ないかも・・・・
そんな環境上の問題や 「もうさー、死んじゃったら私自身、
私の魂が入っていた入れ物は私にとっては不用品なんだよねー」な
気持ちもあるし 「使えるもので欲しい人が居たら ドンドン
使っちゃってくれたら嬉しいし それが未来の何かに役立ったら
尚更 嬉しいしね」と思っているので 出来るだけ有効に
使えそうなものを使ってもらいたいのです。
さてさて。白菊会の入会をしておくべきか はたまた臓器提供の
意思表示カードだけに止めておくか 悩みどころなのだ。
白菊会の入会も迷っている間に パタッと何かでマリモの待つ虹の橋に
行くことになったら 使い古した体から使えそうな部位だけ
チョイスして使ってもらう方が良いのか
いゃいゃ、その前に私の体で どの部位が使えるんだろうか
・・・とか・・・とか・・・とか。
本当に悩む。 そして。そろそろ家の中の持ち物だって少しずつ
断捨離して片付けないと。