Yum Yum Yummy !!

私とBisouとマリモのうまうまノート

とら豆。

2017-10-29 | Yummy!

本州では 目にする機会が少ないかも?・・・なお豆さん。
「とら豆」と言う名のお豆。つる性のいんげん豆の一種で
「煮豆の王様」とも言われる品種です。
豆栽培王国の北海道ですが 胆振(いぶり)地方で多く栽培されています。

これは胆振産ではなくて後志産(我が父親作)のとら豆。
久しぶりに圧力鍋を使わずに コトコト丁寧に炊いたら
ふっくら艶々に お豆が 殆ど崩れることなく炊けてニンマリ



黒豆は黒い色を美しく仕上げるのに錆びた釘を入れて炊くとか
結構、気を使いますが とら豆は急激な温度変化をさせず
とにかく弱火で 優しく丁寧に扱ってあげるだけなので
気軽に炊けるし 味は嫌な豆臭さもなく ホックリした食感で
煮豆や スープにしたら とても美味しいお豆

圧力鍋で アッと言う間、簡単に炊いてしまうのも楽だけど
秋〜冬場の午後、台所で作業椅子に腰掛けて 好きな本を
読んだり眺めながら コトコトお豆を炊いたりするのも
「あ〜、なんか大人の楽しみだわねー」なんて思えて好きな時間。

たまに こういう時間も良いものですニャね。
 


20年。

2017-10-28 | NYAN

今日、成人しました。
そう。猫母人生の成人の日。

子供の頃から 頻繁に猫を拾ってきて家族の仲間に
猫が増えることもシバシバでしたが 実家から独立して
東京での一人暮らしも5年を経過して都会での転職も乗り越え
蜂蜜の会社で商品企画をしていた頃のお話。

今年、ジャニー事務所から独立した稲垣ゴローちゃんが 
社のお向かいさん(個人で居住)で 同じ階には坂本龍一事務所もあって
仕事はディズニーストアの商品企画が担当の私は日本初の「国産」
「クラシック・プー(Phooさんのイラストのタイプ)」商品を
作ったり ナカナカ刺激的で楽しいけれど 時々 フッと一瞬、
心の隙間に隙間風が吹いたりしていた あの頃。

ある木曜のお昼。会社から1番近くのコンビニへお昼ご飯の
調達に行った時にコンビニ手前のペットショップの窓で
可愛い子猫たちに出会いました。

茶トラちゃん2ニャンコ、黒白2ニャンコ。
「全然違う色だけど兄弟??・・・でも黒白の子、可愛いなぁ💕」と
覗きつつお弁当を買って 社に戻り、同僚女子3人で「新しい
子猫たち、可愛かったねー」と話しながらのランチTime。

子猫見たさに その日の帰宅コースもペットショップ前を通り、
翌日もお昼はコンビニ飯と決め込んでペットショップ前経由で
コンビニへ行き、帰宅は またまたペットショップ前経由。

土日のお休みが明け、月曜のお昼もペットショップ前を
通過するためにコンビニ飯にしていましたが あの可愛い4ニャンコは
いつもの窓の所には居ませんでした・・・・
月曜のお昼休み。同僚女子との話題は「子猫、居なくなっちゃったね、
可愛かったから売れちゃったのかな・・・・」でした。

月曜の帰宅時にペットショップ前を経由したけれど やっぱり
あの可愛い子猫たちは居ませんでした

まぁ 猫を買う予定も 猫親になるつもりも無かったのだし
可愛い子猫たちが売れてしまっても しょうがなかったのだけれど
でも やっぱり少しガックリな月曜の夜。

火曜日は おにぎり持って出社したのでお昼にコンビニには行かず。
あの子猫たちも居ないと思っていたから。
が❗️同僚女子がコンビニから戻って「子猫❗️今日は居たよ‼️」と
教えてくれたので いつか売れてしまって不意なお別れ前に今日こそ
会社帰りにペットショップの中まで入って子猫を見て帰ることに。

そして。会社帰りにショップに行ってみると あの子猫たちが❗️
茶トラの2ニャンコは売約済み。黒白のニャンコは1匹が♂で もう1匹が♀。

ちょうど他のお客さんが居て子猫たちに向けて ジャラシを振って
遊んでいて茶トラ2ニャンコと黒白♂はオモチャで白熱していたけれど
黒白♀だけ 3匹から少し離れた所でポヤ〜ンと寝起きのようにボンヤリ。

私がずっと気になっていた子は お鼻の横にチョビの付いた黒白ニャン。
黒白の片方の子にはお鼻のチョビなし。
チョビのある子は・・・女の子の方でした

同僚女子の子が「どんな子が欲しいの?」と聞いていましたが
「黒白の子で綺麗すぎなくて 白ソックス履いてて 女の子のスコ」と
答えていたのですが 目の前のポヤ〜ンとしている黒白ニャンコは
正に。私が答えた答えの通りの子でした。

「や、やばい・・・・ このままでは欲望に負けて大変な決断を
コロッとしてしまいそう・・・」と思ったけれど
もう、私の目はお鼻にチョビのある黒白女の子に釘付け👀

命を預かる決断ですからね。一時の欲望と勢いで決めてはダメ。
だけど。気になって仕方ない子

店員さんには もう1匹の黒白ニャンコを勧められる・・・・

だって。もう1匹の方が元気に遊ぶし お顔もチョビがなくて
美しいからね。でもね。私には この少しポヤ〜ンとしている
この子が気になって。
お誕生日を聞いてビックリ
なんと。なんと。誕生日が母と一緒でした

「あ”ぁーーーー。もうダメだ。こりゃ運命に違いない」
念の為、胸に抱っこしたら 私のセーターにブローチみたいに
くっついてジィーッとしていた子猫に「ねぇ、あなた、私の
お家の子になる❓」

それまでポヤ〜ンとしていた子猫は なんとも大きな声で
「チャー‼️(ニャーのつもり)」と一声。
これで お鼻チョビの黒白女の子は家の子になりました

会社の終業直後から3時間あまり。粘って粘って最後はアッと言う間に
決まって その日の私の全財産をはたき、当座のフードを手に
タクシーに乗ったけれど タクシー代も足りなくて(笑)
家に着くなり「待っててください、お金持ってきます」って
タクシー代を払ったっけ。

小さい毛玉みたいなフワフワ子猫は お店で赤白ギンガムのリボンに
鈴を通した首輪をつけてもらって 小さな箱に入ってやって来ました。


ティッシュの箱に潜り込んでしまったり



お鍋の中に入ってみたり。

札幌へ引越して 大人になってからは私のお菓子をいつも厳しくチェックして
味見役も引き受けてくれました。


楽しい時間を私にくれたマリモ。 あの日。貴女が私のところへ
やって来たのは やっぱり運命だったと思っているよ。
楽しい猫母人生を始めさせてくれて どうもありがとうね。



 


🎃かぼちゃケーキ

2017-10-24 | Yummy!

ハロウィンが近いから、、、と言う訳ではなくて。
只今 我が家はチョットした 🎃かぼちゃ帝国。
ゴロンゴロンと家の中に かぼちゃが転げているので
スープにしたり煮物にしたり団子にしたり 毎日 毎日
飽きずにかぼちゃを食べています。

で。今日は こんなに かぼちゃ帝国になる前から
食べたくなっていた かぼちゃケーキ。

シナモンを入れて たっぷりラム酒を吸った酔っ払いの
ラムレーズンも所々に散らして 焼き上がりにシナモンの
グレーズを垂らしたもの。

かぼちゃは ポクポク粉質の雪化粧を使用。
しっとり系の水分の多いかぼちゃで作る時は かぼちゃの量を
増やすと 焼き上がりに生地が腰折れして変形したり 生地の
下の方が水分多めで ムッチリしているのに上の方は ふんわり
して軽い感じの生地になって 1切れのケーキの上下の質感が
違ってしまったりするので かぼちゃを増やすなら粉も合わせて
増やさないとバランスが壊れるけれど 粉質のかぼちゃは
その辺の加減が楽。

かぼちゃを多めにしても 生地が良い感じにシットリして
何となくホックリ、そして ふわふわ〜っとした口当たりに
焼きあがる。

朝一で焼きあがった かぼちゃケーキを朝の自然光の下でパチリ📷


iPhoneのカメラの自動補正で 気楽に撮っているけれど朝の光の下だと
緑っぽく写る。
ケーキ表面の茶色のシミのようなものは ラムレーズンから
滴り出たラム酒が焼けて染みたもの。

そして粗熱が取れて シナモングレーズをかけた後の お昼過ぎの
自然光の下でパチリ📷



今度は昼間のお日様の力でオレンジっぽい。

そして夜になってケーキをカットしたら 台所の蛍光灯の下でパチリ📷 


ちょっと青みがかっているけれど 表面の焼き色や
シナモングレーズの色は 目で見ている感じに近いのがコレ。 

香りや味も画面から伝えられたら良いのにな。残念なり〜。

 


君は天然色

2017-10-18 | Yummy!

普段からチョット口寂しい時に ドライ杏をチョコッと
つまんでモグモグ食べたりするので ドライやセミドライの
杏はお菓子棚にストックしているのだけれど 中途半端に
袋に残った杏4個。

そのまま いつもと同じようにモグモグ食べても良いけれど
何となくコンポートが食べたい気分。
「あぁ コンポートにするんだったら ドライプルーンも一緒に
煮ちゃったら美味しいなぁ、、、」・・・なんて
思いついて 「あっ‼️それなら林檎も一緒に煮たら
もっと美味しいよねぇ〜〜」、、、と残った杏4個から
プルーンと林檎も加わって まぁまぁな量のコンポートを
作ることに

林檎は 皮が真っ赤な「あかね」
紅玉が出回る前に出回る林檎の中で大好きな品種。

林檎の皮を剥いたら 一緒に煮て皮の真っ赤な色が
林檎の果実に染み込むように煮るのがポイント。

ドライプルーンも一緒に煮たので いつもよりは少し
レモン汁多めの酸っぱい目のシロップ。

セミドライ杏や ドライプルーンの色も出たので
コンポートの出来上がりの色は いつもの林檎だけの
コンポートより深みのある紅色になった。

これ、天然色なのよね。
赤ワインとか色粉とか何も色をつけるものは入れていない。
林檎の皮の赤に杏の実の橙色、プルーンの黒っぽい紫が
レモンの酸に反応しながら発色した色。

素晴らしく綺麗な色に出来た
 


父娘合作?

2017-10-15 | Yummy!

父親が作った白皮カボチャ「雪化粧」🎃を貰ったので
久しぶりに そぼろ餡かけ。
カボチャ🎃 → 父親作
料理 → 娘(私)作。

いつもは鶏ひき肉で拵えるけれど 鶏肉は別にキノコ数種と一緒に
クリーム煮にしたので カボチャの方は豚ひき肉で。

白皮の雪化粧カボチャは ホックリ系だけれど火を通す時に
水分たっぷりで煮ると 煮崩れやすいし水分を吸い取りすぎて
折角のホックリ感がなく べチャッとしてしまうので最初に挽肉を
軽く炒めてから 出汁、醤油、みりん、三温糖を加えて水分を
少なめにして挽肉の上に 面取りしたカボチャを乗せて蒸し煮
するように煮て 火の通ったカボチャを一旦取り出してから
出汁を足して ひき肉餡をタップリにして仕上げるようにしたら
カボチャはホックリ、ひき肉餡が良い具合に絡んで良い感じに
出来上がった 

たまに豚ひき肉で作るのも い〜ねぇ〜
今日は風がピューピュー吹いて 最高気温も12〜3℃しかなくて
寒かったから トロミのついた料理で身体が温まりました 

父よ、美味しいカボチャ、ありがとうねー!