スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

映画『今夜、ロマンス劇場で』と、コロナウィルスと、恋愛を含む生活スタイル変化と

2020-05-22 09:36:40 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

昨日、録画してあった『今夜、ロマンス劇場で』を観ました。

2018年2月10日公開の日本映画。主演・綾瀬はるかと坂口健太郎によるラブストーリー。

公開から4ヶ月後に死去した加藤剛の最後の映画出演でもあります。

いや~、感動しました。

「ネタばれ」書きますのでご注意を(ラストシーンは伏せておきます)。

古いモノクロの映画から飛び出してきた美雪(綾瀬はるか)。

おい、しもべ!と牧野健司(坂口健太郎)をいじくり倒します(笑)。

そんなやり取りも面白いわけですが、今のコロナウィルスの時代に

ストーリーが妙にマッチングしていて、いろいろと考えさせられました。

 

古い映画を見つけ出して牧野がお姫様の美雪に惚れてしまうわけですが、

そんな美雪が、

「逢いたかったんだ、おまえに。見つけてくれてありがとう」と語ります。

そして、美雪はスクリーンの世界の住人だから、

「わたしは人の温もりを感じると消えてしまうんだ」

という運命を背負っています。

だから、記念写真もこんなに離れていて・・・ 今のコロナウィルスまん延の世の中のようです。

手も繋げないからハンカチの片側を持って・・・

さらに、美雪はスクリーンの住人だから歳を取らないのですね。

牧野は年老いてゆきます。

あの世へ旅立つ間際の牧野と美雪のやりとりはホントにうるうるしてしまいました。

++++++++++

ソーシャルディスタンス、タッチレス社会になりつつあるこの世の中で、

恋愛のスタイルも変わっていくのでしょうか?

すでにアバター代理恋愛からホントに結婚したカップルも居ますね。

動物要素を持つ人間は、スキンシップ無しに生きていくことができるのでしょうか?

死語と化した「プラトニックラブ」は復活するでしょうか?

精神的恋愛は、人間の進化のカタチなのでしょうか?

 

地球は、現在、爆発的な人口増加をしています。地球サイドの自然の摂理として、

人間はこれ以上、地球の住人として必要ないのかもしれない。

となると、

人間は本能的に生殖を必要とせず、子孫を残すことも減っていくのかもしれない。

生殖能力がなくなる・・・最低限残す行為は無菌室や試験管の中で行われ、

精神的恋愛が当たり前になる・・・そんな世の中になるかもしれない。

 

ただ、メンタルを維持するために「温もり」を代替えするなんらかの手法も

出てくるかもしれませんね。

それは、多幸感が得られる合法的な薬物かもしれないし、脳内物質コントロール手法、

進化するVR技術からも生み出されるかもしれない。ある種の瞑想かもしれないし、

五感の触覚以外の感覚増幅手法かもしれない。

 

いずれにしても、このコロナウィルス感染拡大によって、

恋愛も含む生活スタイルがググっと変わる予感がします。

 

「あの世で暮らす霊たち」は肉体を持たない。

コロナテストにより、わたしたちは、霊たちの暮らしに少しだけ近づく・・・

それは、いずれ「あの世の住人」となる私たちの予行練習かもしれない。


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