そらいろの日々

育児とミステリ

ヴァン・ショーをあなたに

2010-08-04 | 読書記録
『ヴァン・ショーをあなたに』

下町のフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルのスタッフは四人。二人の料理人はシェフの三舟さんと志村さん、ソムリエの金子さん、そしてギャルソンの僕。気取らない料理で客の舌と心をつかむ変わり者のシェフは、客たちの持ち込む不可解な謎をあざやかに解く名探偵。近所の田上家のスキレットはなぜすぐ錆びるのか?しっかりしたフランス風のパンを売りたいとはりきっていた女性パン職人は、なぜ突然いなくなったのか?ブイヤベース・ファンの新城さんの正体は?ストラスブールのミリアムおばあちゃんが、夢のようにおいしいヴァン・ショーをつくらなくなってしまったわけは?...絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ。

こういう日常系ミステリでは、久しぶりに好き!と思えた作品でした。
話がどれもキュッと短くて、飽き始める前に解決してくれて嬉しい。
メインのキャラクターがみんな、さほど濃くなくて好ましいです。
(いやたまにさ…わざとらしすぎるキャラとかいるじゃない…)


ていうか料理がどれもおいしそうで、お腹がすいてくるわー
いちばん食べてみたいのは、「天空の泉」のトリュフオムレツです。
うーん…フランスまで行かんと食べれんのか…!

読み終わってブクログのレビュー見るまでまったく気づかなかったのですが、
どうやらシリーズの2作目らしいです。
この作者さんの本は初めて読んだけど、おもしろかったので、他のも読んでみようかな




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