そらいろの日々

育児とミステリ

3月4月に読んだ本

2016-05-03 | 読書記録
『斜め屋敷の犯罪』島田荘司
『わたしたちが少女と呼ばれていた頃』石持浅海
『ハサミ男』殊能将之
『十角館の殺人』綾辻行人(再読)
『三つの棺』ジョン・ディクスン・カー
『体育館の殺人』青崎有吾
『「瑠璃城」殺人事件』北山猛邦
『水車館の殺人』綾辻行人(再読)
『雪密室』法月綸太郎
『踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿』北山猛邦
『死神の座』高木彬光
『人形館の殺人』綾辻行人(再読)
『四季彩のサロメまたは背徳の省察』森晶麿
『悪魔の嘲笑』高木彬光
『迷路館の殺人』綾辻行人(再読)


『ハサミ男』、なんかグロそう…と思って手を出しづらかったんですが、読んでみたら本当に面白かった。
視点人物のハサミ男が殺人鬼ということで全然感情移入はできないんだけど、
読んでるうちにどんどんハサミ男に肩入れするようになってきちゃって、
でも時々あーそう言えばこの人殺人鬼だったー!って思い出してゾワッとして、
でもなんだかんだで頑張れ…!って思ってるうちに怒濤のどんでん返しそしてラスト、みたいな。


10数年前に一度読んだきりの館シリーズを久し振りに読み進めてるけど、私これほんとに読んだことあるのかな…
読んでも読んでも全く記憶にない…
いやでも昔つけてた読書記録のノートに書いてあるから、読んだのは確実なんだ…
ほんともう自分のトリ頭が嫌になるんだけど、めちゃくちゃ面白かったという記憶だけがあって、
ストーリーもトリックや犯人も忘れてもう一度まっさらな状態で楽しめるの最高では!?と思うことにしてます…
あ、でも人形館のオチがぼんやりとわかったので(覚えていたというわけではない)記憶の奥底には何かしら残ってるのかな…?