『クロック城』殺人事件

『『クロック城』殺人事件』北山猛邦

世界の終末はともかくゲシュタルトの欠片とか菜美の存在とか、あいまいなものの存在が認められている世界観で、ちょっと苦手だなあ…と思いながら読んでいたのですが、
最後まで読んでみたらしっかりとした本格ミステリでおもしろかったです。
最後の方でいろいろ畳み掛けられる感じ、楽しーい！
あんな何でもアリっぽい世界観で、トリックはがっつり即物的、というか…
死体の頭部が切断されていた理由で、あんな理由見たことない…

『クロック城』殺人事件 (講談社ノベルス) 著者 : 北山猛邦 講談社 発売日 : 2002-03-07 ブクログでレビューを見る»

ドラマ化発表されましたね

アリス役が女性に変えられたら嫌だなあ～と昨日書いてたら、いきなり今日公式発表あってびっくりしました…
しかもアリスが窪田君…だと…！！？？
わあわあ！わあわあ！
ちょっと若すぎるんじゃ…？とか関西弁は…？とか思うところはあるけど、
今一番好きな俳優さんなんで、もう素直にすっっごい嬉しいです！！！
多分、他の誰と発表されるよりいちばん嬉しい。

てっきりフジ（の、火９枠あたり）だと思ってたんですが、日テレなんですね。
火村先生が推理中に異次元トリップすることはないのか…（ちょっと見たかった…）

とりあえず配役の心配は減ったけど、公式サイト見ていて少し不安なのは…
「この犯罪は美しいか？」とか「この犯罪はおもしろいか？」とか…
なんか変なキャラ付けされてそうだなあ…ってことかな…
ちがうんだよ～～！
そりゃ確かに火村はアブソルートリーとか人を殺したいと思ったことがあるからとか、
メアリーと共に逝けとか罪深い俺を赦してくれとか、すぐ中二っぽいこと言っちゃうけど、
アリスも巨大観音像が歩くの想像したり図星をピクチャースターと訳したり島を間違えたりしちゃうけど、
２人ともいたって良識と常識のあるいい大人なんだよ～～～

ほんとにドキドキと不安がいっぱいなんですけど、楽しみに１月を待ちます…！
他のキャストとかどの話とかはいつ発表になるのかな～～
やっぱり最初は４６番目の密室かな？

呪縛の家・奇岩城

『呪縛の家』高木彬光
次々と人が殺されて、犯人の意図も読めなくて、ゾクゾクしました。
あの、お風呂場の密室のトリック大胆ですごいなあ…！
この間ドラマ化されてたけど、どうしたんだろうなあ…今の時代では成立しないよね…？


ところでドラマといえば、私さわりの部分しか見れなかったんですが、あれ、助手役、松下君じゃなくて女性だったよな。
(それとも松下君が女性化されてたの…？)
有栖川ドラマ化に関しての不安がふつふつとわいてくるなあ…
私としては、アリスが女性化されるよりも、火村の助手がオリジナルの女性キャラとかあるいはコマチさん大抜擢なんてことになった方がショックだなあ…
ということを考えてしまいました…こわい…



『奇岩城』モーリス・ルブラン
ボートルレとルパンの戦いが本当に互角で、ドキドキしながら読みました。
ちょっとだけルパンびいきで。
ルパンの変装、何でもアリ感がすごくて楽しいなあ～！
というかルパン、意外とチャラいな…？
すごい芝居かかった言い回しするし、ほれっぽいイメージ…
あと、ホームズをあんな感じで出していいのかな、と思いました。
そらコナン・ドイルも怒るよな。

呪縛の家 新装版 (光文社文庫) 著者 : 高木彬光 光文社 発売日 : 2015-05-12 ブクログでレビューを見る»

奇岩城 著者 : モーリス・ルブラン 早川書房 発売日 : 2013-01-25 ブクログでレビューを見る»

和菓子のアン・怪盗紳士ルパン・刺青殺人事件

『和菓子のアン』坂木司
おもしろかったー！
和菓子が食べたくなりました。

和菓子の知識を絡めた日常系ミステリ、ってことでももちろんおもしろいんだけど、
デパ地下(というかデパート)で働く女の子のお仕事小説としてもおもしろかったです。
お中元戦線時のいろんな店舗で働く人たち間の妙な一体感とか。
働くって尊いなあ…眩しい…

容姿にコンプレックスをもってるけど卑屈になりすぎず、考え方もしっかりしているアンちゃんいいなあ。
乙女系イケメンとか株おばけ美人店長とか元ヤン女子大生とか、みんなキャラが濃くて楽しかったです。



『怪盗紳士ルパン』モーリス・ルブラン
ルパンを初めて読みました。
ルパンってミステリなんだなあ…おもしろかったです。
なんかさ…ルパンって、何もかもスマートにこなす超人イメージだったんだけど、意外と人間くさくて驚きました。
1話目からいきなり逮捕されてるし。
(ミス・ネリーの行動が粋でかっこいいなあ)
あとこれはただの戯れ言なんですが…「ハートの7」とかさあ…もえない…？


『刺青殺人事件』高木彬光
神津恭介ものが読みたくて挑戦。
神津さん登場した途端にサクサク事件解決してくれてカッコイー！美青年ー！
多分トリックとか、この時代ならではのものなんだろうなあ…
刺青とか双子とかバラバラ殺人とか、あやしげな要素満載で楽しかったです。

和菓子のアン 著者 : 坂木司 光文社 発売日 : 2010-04-20 ブクログでレビューを見る»

怪盗紳士ルパン (ハヤカワ文庫 HM) 著者 : モーリス・ルブラン 早川書房 発売日 : 2005-09-09 ブクログでレビューを見る»

刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫) 著者 : 高木彬光 光文社 発売日 : 2013-10-08 ブクログでレビューを見る»

誕生日でした

長女が４歳、次女が２歳になりました。

早いわ～～
これからも二人とも仲良く、元気に過ごしてほしいです。

今年は特にパーティー的なことはせず、それぞれに好きなメニューを作って(長女:オムライス、次女:エビフライ&からあげ)ケーキ焼きました。

誕生日プレゼントは次女にキラかみリカちゃん、長女にキラかみさくらちゃんを。
次女にキラかみ機能とか絶対まだ早すぎるんだけど…
でも長女がキラかみさくらちゃんを欲しがってて、次女もリカちゃん人形欲しいと言っていて、
同じのついてないと絶対ケンカになるな…と思ってキラかみリカちゃんにしました。
小さいラインストーン、すでにかなり紛失している…わかっていたけど…


最近は、二人してアイカツに激ハマりしてます。
ＤＶＤ借りてみたらツボだったらしい。
長女はともかく、次女には早すぎる気もするなあ。
でもはっきりと「あいかちゅ」って舌ったらずなの、かわいいからいっか…
「♪あーいーどーうー♪かーちゅーどーおー♪」って歌ってんの、親バカだけどかわいい。
長女は短い髪をサイドで無理やり結んで、「きりやあおいちゃんみたーい☆」とご満悦。

継続してプリキュアも二人とも大好きだししまじろうやアンパンマンも好きだしまめゴマやジュエルペットのＤＶＤも借りたりしてるし、もう我が家のテレビのアニメ再生率半端ない。
まあ…私と夫の子たちなんだから仕方ないな…

幻想運河・夜歩く

『幻想運河』有栖川有栖
最後のオチがおっ…！おっ…！(涙)
そうなっちゃうのか～～～おっ…！おっ…！
結局水島さんを殺したのは誰だったの？
恭司の推理通り？


『夜歩く』ジョン・ディクスン・カー
密室の謎とかローランが別人になりすましていたこととかが、ちょっとすっきりしなかったです…
密室っていうか…いや、部屋から出た方法とかそれアリ…？みたいな…
いやさすがにバレない？みたいな…
あと犯人が哀れというか可哀想すぎて後味悪かったなあ。哀れ…
でもバンコラン渋かっこよかった。

幻想運河 (講談社文庫) 著者 : 有栖川有栖 講談社 発売日 : 2001-01 ブクログでレビューを見る»

夜歩く【新訳版】 (創元推理文庫) 著者 : ジョン・ディクスン・カー 東京創元社 発売日 : 2013-11-28 ブクログでレビューを見る»